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丘村奈央子
2023年2月27日 22:29
短歌結社・塔短歌会の選者である永田淳さんの、選者となった以降の445首を収めた第4歌集。帯にはタイトルにもなった代表歌が。琵琶湖かあ。うちの旦那さんは関西出身、兄弟が滋賀県住まいなので琵琶湖はとても近しい存在のよう。その話から聞く琵琶湖はとにかく大きく悠大なイメージがあります。表紙写真は永田さん撮影だそう。気になる7首評歌集は2015年から2021年までの歌を収めていて、それは同時に父であ
2021年9月12日 15:27
未来短歌会の西巻真さんが、クラウドファンディングを使って第一歌集を出版しました。なぜその選択に至ったのか、どれほどの勢いで支援が集まったのかは実際のサイトが一番詳しいと思います。私もささやかながらサポートをお送りして、先日歌集が届きました。西巻さんと知り合ったのは2005年頃、インターネット短歌が流行りだして私も参加していました。まだハンドルネームで投稿していたのでお互いに本名を知ったのは
2018年12月27日 17:57
塔短歌会に所属、昭和48/49年生まれの歌人同好会「柊と南天」のメンバーでもある池田行謙さん。すでに第一歌集『たどり着けない地平線』(青磁社)を上梓され、会報誌でもコラムを担当しています。商業書籍とは別で、2017年には『Easy traveler 01』を自費出版されています。自費出版、ZINE、リトルプレス。こういった冊子だと本人が詠んだ歌が載っているケースがほとんどですが『Easy tr
2018年6月20日 18:39
短歌結社の一つである塔短歌会。その中でさらに、1973年・1974年生まれの会員で構成された会「柊と南天」があります。歌歴や入会時期はバラバラですが、同い年なのは共通点。昨年結成されて「柊と南天 第0号」を発行したのち、2回目の大きなイベントが今回の読む会でした。著者の池田行謙さんも「柊と南天」のメンバー。2016年に第一歌集『たどり着けない地平線』を刊行されているので「柊と南天」主催で読む会