怖い夢。昔仲の良かった友人の古い家。もうそろそろ帰ります。引き止められて肩に手を置かれて。でも行かなくちゃ。と玄関の鏡をのぞくと私の肩に手はなくて友人の姿は映らない。けれどもその手の温もりも優しい言葉も確かにある。ありがとうって呟いて古い家を後にした。怖いけど温かい夢。おはよう。

ナゼ？ 椅子のぬくもり。駅のホームで。おはよう。

青空光り　あいうえお。今朝は母と　電話して、お小言もらった　かきくけこ。なんて良い日だ　今朝もおはよう。

振り向くと朝陽と照らされたまちがある。空には雲が薄い黄色と灰色の絵の具を混ぜかけているようにねじりを加えられていた。この朝だけのおはよう。

扉がひらく空気が流れる。窓から光がゆれる。朝のひととき今朝もおはよう。

四角い凸凹お空の形。けれども君の瞳には大空がみえている。僕は、知っていますよ。おはよう。

コスモスの花、朝顔の花。少し冷たい風がふく。コスモスの花、朝顔の花。少し明るく伝える　おはよう。

本と珈琲。窓辺には秋。おはよう。

まちにしずかな朝（あさ）がくる。そうして一日（いちにち）がはじまる。にぎやかなまちになるだろう。その前（まえ）にきみにつたえたいんだ。そらのうすぴんく。やさしいきもちのこのおはよう。

眠くて眠くて朝の空。遠くの山がくっきりと、いつかの君とみたような。今日もおはよう。

ねむくてねむくてあさのそら。とおくのやまがくっきりと、いつかのきみとみたような。きょうもおはよう。

空はゆっくり流れます。時はのんびりあくびした。おはよう。

そらはゆっくりながれます。ときはのんびりあくびした。おはよう。

静かなメロディー何処からか。秋の風が運んでくる素敵なメロディー、何処へいくの。おはよう。