シェア
Yukana
2023年7月30日 01:09
食べたいから生きる生きたいから食べる食べるよろこびは身体がよく知っている笑わないと心が死んでしまうから笑う死にたくはないけど死ぬほど笑いたい聴くから音楽になるし音に浸りたくて溺れたくて心を洗いたくて聴く時折自分でも驚くほど静かに心を救うように泣くいつもの自分を保つためなくてはならないものだから美味しく幸せに食べて笑えるだけ笑って音楽を聴いてしとし
2023年7月29日 01:51
デーデーホーホー鳴き声がきこえる気だるい朝目覚めるとここぞとばかりに張り合う扇風機と蝉と工事の音デーデーホーホーあれはどうやら夢のなかで鳴っていたようだ名をキジバトというらしい群れない孤高のハトなんだか妙に親近感が湧くいつの間にか夢のそとでは鳴らなくなった都会は窮屈なのだろうデーデーホーホー鳴きたいときに鳴けるあいつがうらやましい
2023年7月26日 01:35
涼やかなのに眩しくて同じ地球にいるはずなのに違う世界にいるようなそういう素敵な人可愛らしくてそれでいて甘くない選ぶものも洒落ていて自分の似合うを知っている見た目だけじゃない内面の素敵も見え隠れする飾らない言葉気さくな空気うっかり意味もなく自分の内側の暗い部分と比べちゃうから近寄れなかった人今でも思い出せるそうなりたいところとそうなれないところの重なった
2023年7月25日 00:33
ふと歌いたくなるうた一体どこからやってくるのだろうメロディやリズム耳に残るものもある悲しいときは悲しいうたを真剣に正直に今の気持ちに寄り添えるのはこれしかないという気持ちで悲しい感情はメロディーに乗って流れ出ていくなんだか救われる心地がする嬉しいときは嬉しいうたを機嫌良くいきいきと今にもスキップしそうな気持ちで嬉しい感情はメロディーに乗って染みこんでくる
2023年7月23日 00:16
今月も山へ足を運んだ木漏れ日に包まれながら歩く心地よさを知っている立ち止まって見上げるたび深呼吸をしたくなる風がそよいで表情を変えるやわらかさそういうさりげないやさしさのようなものに同じ星にいる生き物として惹かれてしまう
2023年7月22日 00:28
こんな日もある気を酷使したときだ気を張りすぎたり気を遣いすぎたりして残るはぐつぐつと悶々と考えすぎる身体だけどこまでいっても変えられるのは自分だけぐつぐつぐるぐる悩んで結局そこへ着地する自分のためのやさしい余白を残しておくコツがいまいちつかめないまま使い果てた身をぐずぐずと家へ運ぶ辛うじて残った気持ちでいつもあまり買わないお気に入りの葡萄ジュースを買った
2023年7月20日 01:05
自身のエネルギーをほかの誰かにすべて捧げられるほどつよくはないしてあげてるのだから有り難がれよと思うのも思われるのもかなしい自分のためが同時に誰かのためになるそういう塩梅を求めて彷徨いながら地に足をつけるちからづよく
2023年7月17日 00:12
暗がりに差し込む光空間をつかむための光どこまで届くのだろう見えるということは遥か彼方からの贈りものを受け取るということ眩しすぎれば見えなくなるから決して欲張らないこと受け取る喜びを分かち合う幸せ----------美術館へ向かう間に感じとったことを思い出しながら書いてみた。誰かの想像や創造に触れる時間はとても好きだ。別の人の目を通して見えている世界を垣間見させてもら