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539.自分が自分を信じたとき、人は誰でも逞しくなれる…。それはね、自分を褒めると自分を信じることが出来るからなんだよ~【褒め言葉研究会⑨】

538.小さな、小さな褒め言葉がお花を咲かせるんだよ~【褒め言葉研究会⑧】より(1話完結)

1.coucouさんの悪口論

世の中って、悪口と陰口だらけ~

嫌だね~

って、言ったとしても世界中からこれは無くならない~
もう数千年も続いている人間の心の在り方なんだものね。
だから、数千年分を今ここで消し去ることは無理だよね~

coucouさんだって、人間だもん~
悪口はたくさんいうよ~
陰口だって、面と向かっては言わないよ~
だって、陰口なんだもんね~

それに三人寄れば文殊の知恵どころか、三人寄れば悪口か陰口だらけ~

でもね、coucouさんね、この悪口、陰口を否定はしないよ~
ただね、人を傷つけないでほしいと思っているんだ。

だって、言葉はね、暴力だもの~

coucouさんだって、その陰口、悪口で随分と悩まされ続けた…。
なんでそんな言い方をするの?
どうしてそう取るの?
何が、どこがcoucouさんの悪い所なの?

ああ~嫌だね…。

でもね、その言葉は人を死に追いやる場合だってあるんだよ~
何気ない言葉で人は元気も出るけれど、その自分でも悪意がなくとも何気ない言葉で人が傷ついている場合だってある。

え?
傷ついた相手が悪い~
勝手に傷つくんだから…。

そういう人もいるよね~

ねえ、みんなはどう思う~

ツイッターやフェイスブックやSNS投稿だっておんなじ、自分は平気だといっても人によって受け取り方はさまざま~違うんだよね~

このnoteの世界だけはそんなものを持ち込まないでほしい…。

noteの場合は、自分の記録や備忘録、考え方や様々な作品群が並ぶクリエイターさんたちの世界。
せめてこの世界は、互いが共感し合い、支え合う、励まし合う関係でいてほしいとcoucouさんはね、心から願っているんだ。

©NPО japan copyright association Hiroaki


だけど、世の中はセクハラやモラハラ、パワハラなどのハラスメント、ネット中傷やヘイトスピーチ。
最近のニュースで取り沙汰されているこれらの問題は「言葉の暴力」と表現されるようになった。
これはね、ふだん何気なく使っている「言葉」に端を発しているということだよね。

でもね、なぜ言葉が「暴力」になるのかな?
そこでcoucouさんはね、「悪口」「陰口」を5つに分けて見たんだ。

1番目~
嫉妬・コンプレックスの裏返し

2番目は~
自分を上に見せたい(自慢)

3番目は~
自分をなぐさめるため

4番目は~
自分の恐怖心を和らげるため。

5番目は~
ストレス発散

まず、
1番目の嫉妬・コンプレックスの裏返し
悪口のポイントは、やっぱり嫉妬、ヤキモチ、妬みだよね。

別にその人から何をされたわけでなく、むしろ表面は仲良しに見えるけれど陰に回るとその人の悪口ばかり。
そんな人を見かけるよね~
そして、自分はこうなのにあの人はずるい、と言うようにすぐに比較してしまい、結果、自分を低く見てしまうというコンプレックスから起こる気がする。

2番目は~自分を上に見せたい(自慢)
悪口、陰口をいう人のほとんどは、自分だったらこうする、ああする、と自分はその人よりも上なんだよと見せつけたい、評価して欲しい。
そのため勝手な自慢となる。
そう、上から目線でその人を蔑むことで安心するんだ。

3番目は~自分をなぐさめるため
これも悲しいよね、わたしはあの人よりも凄いのよ~
自分の方があの人よりも素晴らしいんだ、能力は上なんだと自分に言い聞かせるために慰める。

4番目は~自分の恐怖心を和らげるため。
弱い犬派吠えまくるというけれど、それは違うよね、この場合は。
そう、相手を怖れているんだ。
その恐れはどこから来ているのかというと、相手の悪口や陰口を常に言い続けていると自分の脳内にそれが深く刻み込まれて、それが知られると怖い、ばれたら怖い、と勝手に妄想してしまうような気がしている。

相手が笑顔で接してきたとしても自分の心の中は悪口や憎しみがあるためにすぐさま反射してしまう、それが恐怖心となるのだけれど、逆に悪口や陰口をいうことで自分の心の中の恐怖心が和らぐんだと勝手に妄想していまう、決して和らぐわけがない気がする。

5番目は~ストレス発散。
だれでもストレスは溜ね、その溜まったストレスのはけ口として悪口や陰口をいう。
人によってストレス発散の方法は違うけれど、coucouさんはね、このストレス発散は良いものだと思っている。

1番目から4番目はお勧めしないよ~

だって、憎しみや怒り、恨みがあるんだもの~怖いなあ…。

でもね、5番目のストレス発散はね、信用できる人の前だけだよ。
そして、根に持ったり、自分をごまかすことのためでもないよ~

人はね、誰でも悪口や陰口、愚痴を言いたいときもあるはず。
だから、そこを無理やり押し込んで我慢し続けるのじゃあなくて、言葉に出してしまう~

すると、心が晴々、すっきりする場合もある。
もし、晴々しない、すつきりしないとしたら、それは恨みや憎しみが強すぎるんだよね。

だからね、悪口や陰口は、楽しみながら、笑いながら、ユーモアを交えて、一緒に聞いてくれる人たちに嫌な思いをさせないで、一緒に笑えるような方法だと後に残らない、残さない方法なんだ~

そう、楽しく、明るくね~

そしてね、その相手を褒めてやろう~
相手の前で褒めるんじゃあないよ~

「陰口」「悪口」の代わりにね、陰で、裏で「褒口」をするんだ~

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2.coucouさんの褒め口論

以前、このnote記事でこんなお話をしたのを覚えてる?
それはね、coucouさんは嫌われているっていうお話しだった。

coucouさんの変な友人がいて、いつも親切にいろいろな話をしてくれる人がいる。それはね、「coucouさん~あの人が悪口を言ってたよ!」と聞いて随分驚いたお話~

coucouさんからしてみれば、別にその人と何か問題を起こしたりトラブルなんてないし、それよりも立派な人だと思っていたから、びっくりしたんだ…。

そして、その変な友人は「coucouさんって、結構いろんな人に嫌われているんだね…。あの人も、この人も、あの人もこう言っていたんだよ~」

coucouさんにしてみれば寝耳に水~
その名指しされた人の大半はcoucouさんが好意を持っている人たちばかりだったからね。その日はあまりのショックで一晩中眠れなかったんだ…。
そして、その変な友人はcoucouさんに会うたびに事細かく悪口、陰口の内容を親切丁寧に報告してくれるんだ…。

そこで、coucouさんは彼の話を聞き入れながら「そう、嫌われているんだ~」と認めるようになったんだ。どうしてって、その変な友人は嘘をつくような奴ではないからね。

すると、気持ちがだいぶ楽になって来たんだ…。
だって、嫌われているんだから、嫌われたくないとか、好かれたいなんて思わなくてもいいんだものね。

それまでは、嫌われたくない、好かれたい、愛されたいって気持ちが強すぎたのか、立ち上がれないほどのショック状態だったんだ。
だってね、みんな~嫌いな人に嫌われても気にならないけれど、嫌いじゃあない人、好きな人、尊敬している人に嫌われるってダブルどころか、トリプルショックなんだもの…。

そして、相変わらず変な友人はcoucouさんに悪口を報告し続けるんだ。
でもね、冷静さを取り戻したcoucouさんはね、こう考えたんだ…。

このスビカーみたいな変な友人はcoucouさんだけじゃあなくて他の人たちにも同じようなことを言い続けているのがわかったんだ。
確かに、本当のことかもしれないけれどそれを伝えることで自分の価値を高めようとしていた気がするんだ。
みんなの友だちの中にもいるかもしれないよね、同じような人が。

そこでね、「悪口」「陰口」に対してcoucouさんはね、心にもないことだよ~その相手を褒めることにしたんだ…。

だからといって、その人の目の前では絶対に褒めないよ~
その変な友人を介して褒め(「陰褒め」「裏褒め」と名付けた)続けたんだ。

「あ、そうなんだあの人がそんなこと言っているの?でもね、cocuocuさんはね、あの人のこんなところは素晴らしいと思うんだ…。才能や力もあるし、何よりも決断力が凄いよね。もし教えてくれるならいつか教わりたいなあ…」

「そう、この人ね、coucouさんのことをいつも言う人は。だけど、この人の言うこともよくわかる気がする、coucouさんの駄目なところだと思う。ありがたいなあ~この人は、凄い知識と技術力を持っていて誰にもまねができないんだよ。まあ、この会社の宝だよね~社長も上司もそこが見抜ければこの会社は伸びるはずだよね…」

こうして、coucouさんはね、変な友人が好意で告げ口してくれるたびにこう褒めたたえ続けたんだ~(「陰褒め」「裏褒め」)


©NPО japan copyright association Hiroaki

ねえ、みんな~
どう思う~

うそ~

coucouさんに対する悪口が減ったんだよ~

実はね、最高の褒め言葉ってね、直接伝えることだけじゃあないんだよ~
そう間接(「陰褒め」「裏褒め」)に伝える~
この変な友人を介して伝えるんだ~

彼は、その相手にね、coucouさんがこう褒めていたよ、と伝えるようになった。

第三者から「褒め口(「陰褒め」「裏褒め」)」が耳に入るとどう?

coucouさんのように、きっと驚くと思う~

そう~「悪口」「陰口」に対する「褒め返し」なんだ。

まさに倍返しだよね~

ねえ、みんなどっちの言葉の方が強いと思う~

それ以来、変なスビカー友人は、coucouさんの褒めスピーカーに変身したんだ。ありがたいねえ~素晴らしいねえ~

好きな人、愛する人、大切な人もおんなじ~

直接伝えることも大切だけれど、人を介して褒めていたよ~なんて言われればcoucouさんみたいに嬉しくて泣いてしまうかもしれない…。

みんなはcoucouさんみたいに異常ではないからそんなことはないと思うけれど、直接言わない、褒め言葉もあるんだよ~

そう「陰褒め」「裏褒め」をおすすめするね~


社団法人発明学会故豊澤豊雄会長

3.豊澤会長の言葉

豊澤会長の子どもの頃のあだ名は「ドンキー」だったという…。
貧乏な農家で生まれ育ち、文盲の父と母に育てられ、せめてこの息子にだけは立派になってもらいたいと働き続けた。

だけど、現実は最下位の成績。おまけに身長も高く目立つうえにいつも人の目線を気にして生きてきたため、いつもおどおどしていた。

そして、誰かに何も言われないように静かに目立たぬように親の教え通りに生きて来た…。

でもあだ名は、どんくさい、ドンキーと呼ばれ不遇の時代を過ごした。

そして物覚えも悪く、成績も悪い、友だちだっていない。
いつも一人ぼっち~
そう、自分はあまりにも頭が悪すぎる…。
だから自然と、他人との競争世界から離れようとした…。
だって、人と比べられれば比べられるほど、ドンキーなのだから~

彼は一切の競争世界から逃げ出した。
そう、たったひとりぼっちでね。

そして、逃げ続けた先である発見をした。
それは、人のやらないもの、人が考えないもの、一切の競争相手のいない世界にたどり着いた。
学校でも、人気のあるクラブには入らない。むしろ、だれも行かないようなクラブを選ぶ。みんなが読んでいる本なんて読まない、みんなの知らない、読まない本を読む。
そう、全部自己流、我流。

そう、only・oneを目指した~

「どんな小さなことでもよい、ひとのやらないことをやる」

これが彼の根幹となって、日本に「大衆発明」を根差した第1人者となった。

彼は、子どもの頃から怒られたり、馬鹿にされることはあっても褒められたことがない…。それに劣等感の固まりだった。

だから、好きな人が出来ても声などかけれない…。
友だちとも上手く行かない、それでも努力して学校の先生になったがおどおどしていて嫌われてしまう。

もともとは勉強嫌いで先生になるなど努々思わなかったが文盲の両親を安心させるために頑張り続けたようだ(10年近くかけて先生となる)。

ただ、彼はこの学校に来て、人気はないけれど生徒と接しているときが唯一の楽しみだった。子どもたちに笑われても、馬鹿にされても、子どもたちは大人と違って純粋だし、何よりも可愛い~
彼は子どもたちが好きだったんだ。

そこで大好きな子どもたちを褒めるようにした。
そう、自分は何にも褒められたことがない。
ましてや、先生にも褒められたことがない。
同級生が先生に褒められている姿を見ると、いつか自分も褒めてもらいたいという夢があったけれど、その夢を果たせないまま大人となり、先生となった。
だから、自分の夢を子どもたちに与えたいと考えたようだ。

そして、次々と子どもたちを褒め続ける~
すると子どもたちも嬉しくなって、もっと褒められようとする。
彼が褒めるとみんなが嬉しそう、楽しそう、幸せそう~

その姿を見ているだけで彼は嬉しかったという…。
彼はいつのまにか学校内で人気の先生となる。その評判を聞いた校長先生に彼は褒められた…。もしかすると人生初?彼はさらに、それが嬉しくて、嬉しくて、生徒の長所、美点を見つけまくるんだ~

彼はこの学校教育の場で「褒め上手の達人」を極めて行った…。
彼が28歳の頃だった…。
そして香川県から東京に上京して、自由教育で有名な成城学園の先生となる。

「頭の悪い人は、このonly oneを探せばよい。それなら学問がなくてもできる。その気になって探せばどこにでもある。だから誰でも見つけられる。」


「だから、本を書いてみよう~
本は、頭が良ければ出せるものではない、学歴も頭が悪くとも独自の世界、自分の言葉で、自分の考えでonly oneであれば誰でも書けるはずだ、その気になればいいだけだ。」


「いつの時代でも、マスコミは、ありふれたものは、取り上げない。変わったものであれば文章が下手でも、絵が上手くなくとも、取り上げてくれる。だからわしの本も取り上げてくれた。つまり、only oneだったからなんだ。」


そして、戦争がはじまり、6月2日の大阪大空襲のの最中、彼は女子生徒150人を守り続けた。彼は生徒たちを戦火の中でも褒め続けた…。
それは彼女たちに生きる希望を失わせたくなかったからだ。
その褒められた女生徒150人全員無事に救われた…。

「自分が自分を信じたとき、人は誰でも逞しくなれる…。
それは、自分を褒めると自分を信じることが出来るからだ」


そして彼が34歳の時に戦争がはじまりすべてを失う…。
そして、国のため政治家となる~

そして無から発明立国を目指すことになる…。

©NPО japan copyright association Hiroaki

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

いよいよ明日で【褒め言葉研究会⑩】最終回~
ここまでおつきあいしていただいた人には本当に感謝申し上げます~
正直にいうと、まとめるのも大変なんだけれど読む人はもっとつらい気がする…。

でもね、みんな~

みんながスキをくれたり、コメントをくれたり、スキやコメントがなくとも、少しでも開いてくれていることがcoucouさんにとって最高の応援と褒め言葉なんだ。
だから、coucouさんはね、noteの世界でも走り続けているんだ。
読んでくれている限り止まらないし、止められない~

するとね、弊害もある。
自分の所に来たコメントしか対応する時間が無くなっちゃったんだ~
スキ返しなんてものも減って来た…。

だって、ちやんと読まないでスキを入れるのはその人に失礼なんだもの…。
でもね、日々の少ない時間の中でcoucouさんはね、精一杯、全力でみんなの記事を読み続けているんだ~

まるでnote依存症のようにね~

だって~みんな凄いんだもの~

noteは宝物~

noteはヒントの宝庫~

noteは人生に必要なもののすべてがそこにある~

その役目を果たしているのがnoteのクリエイターさんたち~

感謝もうしあげます~

またあした~

coucouさんのホームページだよ~みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru







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