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558.インターネットの世界も、本の宇宙にはかなわない!

【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論⑯】

1.インターネットの世界も、本の宇宙にはかなわない!
 

ネットや電子書籍が普及すると本が売れなくなるとか、将来は本がなくなってしまう、なんて話がありましたね。また、出版社さんたちは電子書籍が売れるようになったから本が売れなくなったんだと嘆いている。

だけどね、そんなもんじゃあないんだよ~

本の世界ってね、とっても深いんだ。

本の宇宙にはね、誰もかなわない~
だってね、別の世界なんだもの~



今年も、年賀のご挨拶はラインかメール~
なんと朝から、騒がしい…。

確かにお金がかからなくて、らくちんだよね~

だけれど、愛は伝わらないよ~

みんなおんなじキャラを使い、おんなじ文面…。

え~

みんなと、おんなじなの?
義理チョコならまだ食べれるから、嬉しいけれど、義理の新年あいさつ文なんて、いらないんだよ~

それでもcoucouさんは申し訳ないから返事をしていたら、膨大な量と化してしまったので、全部おやじ猫のキャラクターだけを送りまくっちやった~


ごろごろcoucouさんの返信ライン~

もう「ごろごろにゃん」だよ~

でもね、大切な人にはちゃんと愛を贈るようにした~
それはね、アナログ年賀状さ~
大量には出さないけれど、coucouさんの下手な文字で「めでたき~」って書いて送ったんだ~今日も書いている。



©NPО japan copyright association Hiroaki



メールで素敵な物語や詩をプレゼント!

メールが手紙の代わり。

ネットがあればそれでいいし、紙もいらない。
なおかつコストがかからない。

こんな楽なものはない、と考えている人がいるけれど、現実はどうかなあ~

パソコンを利用するようになってから、プリントアウトする量が増えて、紙の量が増えている。
ちょっとしたプリントを100枚、200枚するとインクが数千円近くかかる場合もあるよね。もちろん紙代やプリンターだって消耗する。

コピー代も、コンビニで1枚10円。10枚、100円、100枚、1,000円かかる。
このように少量でコピーし、パソコンでプリントアウトする場合は安いと感じるかもしれないけど、量が増えれば印刷の方が得だよね。

それに、ネットメールやスマホは光の画面だから、とても目に悪く、疲れてしまう。特にスマホ画面が辛い…。
長時間仕事でパソコンに向かわざる得ない人はやむ得ないかもしれないけれど、ほとんどの人が目の痛みと頭痛を覚え、慢性の肩凝りに悩まされているという。

ねえ~
みんなは、どう?

やっぱり本は読みやすさと、目の疲労度がまったく違うことがわかる気がする。coucouさんはね、別にデジタルの世界を否定しているわけじゃあないよ~
だって、coucouさんは両方の良い部分を使い分けているからね。

ただ、デジタルにはは限界がある気がするんだ~


本の面白さって、深さって、一冊の形になり、保存できること、読みやすく、見やすいこと。
そして人に差し上げたときの重み、手に取ったときの感触、ページを開くときのワクワク感。
そして、何よりも自分の書いた本。

とても夢のある深いもののような気がするんだ。


©NPО japan copyright association Hiroaki


 

2.体験ほどオリジナル性の強いものはない!


 最近は次々と新人が本を書きヒットを飛ばしているよね。
いつのまにか、ケータイ小説なるものが生まれ、年齢生別関係なく次々と新人が賞を取っている。
デビュー作でテレビや映画になり、信じられないことだけど、世の中は信じられないと騒ぐ。

騒ぐのは、特にプロの作家の人たちや出版関係の人たち。

どうして、この本が売れているのだろう?と必死に分析している。
だけど、どうしてかわからない…

彼らは、新しい人たちに対して、決して文章は上手くないし、文章の基本だってできていない、という。
noteだって馬鹿にしている出版社さんもいる…。

だけどね、わかってないね~

その理由はね、新鮮な表現、斬新で独自性のある表現や内容だからなんだよ~

歌や音楽だっておんなじ、上手ければヒットするわけじゃあない~

そしてね、その新鮮さとは、固定観念のない自由な表現、身近にあることや著作者の体験に近いものが読者の共感を生んでいるということがわかる。

つまり、本音や正直、素直なんだよ~

それは物語であっても、作者の体験や経験がそこに存在していて、読者さんはね、身近に感じているんだよ~これは完全に作られた、完成された世界では共感を与えることはむずかしいかも…。


文章が上手になればなるほど文体は高度になり、むずかしい言葉や漢字まで使われているようになるよね。
今の若者は漢字が読めない人が多いともいわれているけれど、スマホやパソコンが普及することによって、あまり文字を覚えなくともよくなったからだともいうよね。
でもね、そんなことより体験や経験ほどリアルで共感を与える強いものはないんだよ~
それに、誰も本離れ、文字離れ、デジタル離れしている人なんてほとんどいないと思うよ~

最近ね、図書館でたくさんの人を見受けるようになった。
それはね、書店さんは売れる本、新しい本が中心だからさ。

また、長くて1か月以上売れない本はすぐさま返品されてしまうんだもの~そして次から次へと新刊で勝負しているんだ。

こうなるとね、図書館はそんな流行に左右されないし、売れる売れないも関係なく置かれ続けているから、一般の書店とは品ぞろえがまったく違うことがわかる。それが、図書館に人が増えている理由なんだよ~

絵本なんて、最高に充実していると思う~


©NPО japan copyright association Hiroaki



 

3.楽しく!面白く!本を書くコツのコツ教えます


 
本っていうと、先に浮かぶのが小説などの本だよね。
でもね、このタイプの本を書くのは、やっぱりプロ向き、専門家の人たちの本といえる気がする、coucouさんの場合はね。

たしかに、この分野でも新人がものすごく多い世界だけど、coucouさんの場合、そんな特殊能力がないので小説とか物語ものはすぐに諦めた…。

だって、むずかしいんだもの…。

じゃあ、エッセイは?

本を書くときエッセイなどは比較的書きやすいと思うんだけど、このエッセイの世界を自分にあてはめて考えてみると、有名人のエッセイは手に取るけれど、無名な人のエッセイって、なかなか感心を示さない人が多いよね。
詩や俳句、短歌の世界もむずかしい…

じゃあ、何がいいの?

coucouさんの場合はね、「ノン・フィクション物」なんだ。
「フィクション」は完全に近い創作だけどが、「ノン・フィクション」は事実、リアルな出来事のことをいい、実用書や学習参考書などは「ノン・フィクション」の部類に入るといわれている。

そしてね、「ノン・フィクション」のテーマは無限に近いもので、政治、経済、人物旅、結婚、歴史、詩や短文、仕事、戦争と、ここでは書ききれないほどの広い範囲なんだ。

もし、小説をどうしても書きたいのならば「ノン・フィクション」に近いものの方がいいかもね。

また、自伝を書きたいという人も多い。
だけど、良い事ずくめの自伝などより、失敗したことや苦しかったことなどを表現する方が読む人に共感を与えやすい、といわれている。

coucouさんなんて失敗をさらけ出し続けているけれど、まだまだ当分終わらない…、失敗だらけなんだもの~

そしてね、自伝ということ、どちらかというと独りよがり、自慢話が多く、逆に読む気が起こらなるといわれている。成功話もそうだよね~

だって、恰好良すぎるんだもの~

それが事実だとしても、同じことをしたからって成功するとは限らないもんね。

だから、これも有名人にお任せしておくことがよいよね。
エッセイもこれによく似ていて、日常の身の回りのお話しが多いけれど、特にユニークな日常でない限り、つまらないものになってしまう恐れがある気がする。

やっぱり、大切なことは、読んでもらう人にわかりやすく共感を与えることなんだね。

だから、喜んでもらう、
楽しんでもらう、
役に立ってもらうことが、
私たちのたいせつな役割のように思えるんだ。

すると、やっぱり体験や経験しかない。

自分だけの体験や経験が喜んでもらう、楽しんでもらう、役に立つことの可能性が高い気がする。

たとえば、あなたはラーメン屋さんの店主だったとするよ。
ラーメンとはいっても、ラーメンの味ほどさまざまで、その店によって味がちがう。そこで、あなたはある独自のラーメンの味を開発した。

だけど、この味に辿り着くまで10年もかかってしまった。
でも、この10年の苦労によって、今ではこんなに行列のできる店になった…、といった具合に、この10年の大変さを文章にすることによって、この店の苦労を伝えることができる。

するとそれを読んだ、他のラーメン屋さんはそのことが多いに参考になり、元気が出たりる勇気をもらい感動する。

すると、
この本によって喜んでもらい、
楽しんでもらい、
役に立ってもらえることになる。

©NPО japan copyright association Hiroaki


これは経験のない作家の人には書けないノン・フィクションであり本当の現場を知っている人しかわからない苦労や喜びがそこにあるんだもの。

ここに本を楽しく!面白く!書くためのコツのコツが隠されている気がするんだ。

coucouさん自身、本を書くとき、創造だけや資料を集めて分析してまとめて、それをもとに本を書こうとすると、まったく書けなくなっちゃうんだ。それはね、体験がないんだもの。

すると、相手にもcoucouさんの気持ちなんて伝わるわけがないよね。
でもね、自分の体験や経験を中心に物事を考え、まとめることがとても早くできることがわかったんだ。

coucouさんは講演会をするとき、いつもあがっていた…。
もともとcoucouさんはは口ベタで、人前で話すことは苦手。
子どもの頃から学校の先生に指名されることでさえ、いつもドキドキしていて、まったく授業に身が入らないときばかり。

何回、何十回やっても同じ。
それ以来、なるべく人前に出ることでさえ恐怖心を覚え、一切拒否してきた。


でもね、coucouさんの師匠100歳の誕生日に、講演の神様、100戦錬磨の元社団法人発明学会の故豊澤豊雄会長が、あるときこんな言葉をくれた…。
それはね、
「実は、ワシもそうだよ!人前はどうも苦手だ。
結婚のスピーチだって大変!
だがね、こうするとあがらなくなった。
今までは多くの人に聴かれているとか、格好いいことを話さなければ、どうせ話すならこう話さなくてはと思ってきたが、どうしてもダメ!いつも失敗。もうダメ!

それでも話さなければならないことがあって、やぶれかぶれでこうしたんだ。
それは自分の身近な体験や経験を話すことにした。
そうしたら、スラスラと話せるのだよ!
だって本当のことをいうだけ!
こんな楽なことはない。
それ以来、むずかしい台本なんて作らないで、
自分の身近な体験を話すようにしたらとても楽になった…」

そうか、体験ほど強いものはないんだね~

体験や経験は誰とも比較のできないもの。

ましてや、上手い下手もない、自分だけのオリジナルの世界。

そう、あれ以来、coucouさんも自分の体験や経験だけを話し続け、今では講演会も楽しく、面白く思えるようになった。

今ね、講演依頼もわくわく待ち望んでいる。
 
そう、本の世界、文章の世界もまったく同じ。
 
人はだれもが独自のドラマをもっている。
 
それが創作する、著作者になるコツのコツのような気がしている。

©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

これからね、本の売り方のお話もする予定なんだけれど、
その前に少しだけお話しするね~

まずね、本は「商品」なんだよね~
商品を売る場合、大切なことがあるんだよ~

それはね、買って~
買って~
買ってちょうだい~
というとね、世の中は、coucouさんみたいな、ひねくれものがたくさんいるからね、ひねくれた人はその言葉で嫌になっちゃうんだ…。

ねえ~

みんなもわかるよね~

しつこい人って嫌だよね~

これがね、たとえ素晴らしい気に入った商品であっても、売る気満々で接すると思わず引いてしまう恐れがあるんだよ~

商売って、どこでもお金目当てなんだけれど、せめて夢は壊さないでほしいね~お客さまはね、喜びを求めてきているんだからね~

このnoteの世界もおんなじ、デジタルブックもペーパーブックも商品でもあるんだからね。だから、金額表示なんて必要ないし、あとでも構わないと思う気がする。noteでも100円、200円、500円なんて金額表示があるけれど、その金額を見て、引いてしまう人も多い。

noteはね、プロパガンダなんだよね~

メルカリやアマゾンじゃあないんだよ~

お客さまはね、押し売りではなくて、嬉しかったり、喜んだらね、自動的に買ってくれるもんなんだからね。

はい~500円です~
はい~1,000円です~
なんて後回しでいいんだよ~
だって、相手が用心してしまうもんね。

やっぱり、商品を買ってくれる人には優しくしてあげてほしいなあ~

みんな、優しくない、自己ピーアールばかりなんだもの~

4.ピーアールとアピールは違うんだよ~

「PR(ピーアール)」って言葉はみんなも知っているよね。
「PR」は「“Public Relations”(公的関係)」の略語。


「AP(アピール)」という言葉も知っていると思う。
※注「AP」はcoucouさんの勝手な造語

でも似ているよね~

だから、混同して使っているようにもみえる~

「PR(ピーアール)」はね、一言でいえば「広告・宣伝活動」「営業活動」だよね。そう、広く知らせて知ってもらうこと。よくいう、「自己ピーアールする」だよね。


「PR(ピーアール)」とは、
Public Relationsの省略形のこと。
官庁・団体・企業などが、みずからの望ましいイメージおよびその施策や事業内容・主義主張などについて多くの人々に知らせて理解や協力を求める組織的活動。広告。宣伝。「新製品を―する」
~WEBLIO英和辞典より~


「AP(アピール)」はね、訴えたいこと、伝えたいこと、広げたいこと、だから「プロパガンダ」とcoucouさんは考えている。そう、たくさんの人に訴えていきたい、知らせたい場合だよね。「自分を好きな人にアピールする」こと。

「AP(アピール)」は appeal。
その意味は、
人々や世論などに広く訴えること。また、その訴え。「反核を―する」人々に受け入れられること。また、人を引きつける魅力。 運動競技で、選手が審判に抗議・要求をすること。

~WEBLIO英和辞典より~

さあ、これは商品販売の基本なんだけれど、みんな「自己ピーアールする」ばかりの世の中のような気がする。それはね、買って、買って、買ってほしいピーアールばかり~

じゃあ、どうすればいいの?

そう、自分の事ばかりの主張(ピーアール)をやめることなんだ~
そんな、お金の匂いを嗅がしちゃあいけないんだよ~
だって、自分の儲け、自分の事ばかりなんだもの~

じゃあ、どうすればいいの?

みんな、アピールするんだよ~
アピールはね、「自分を好きな人にアピールする」ことなんだ。

だって、自分の好きな人にアピールするんだよ~

そしたら、決まっているよね~

その人のために思うこと、
その人のためになること、
その人の必要なこと、
その人の望んでいること、を主張することなんだ~
だって、好きな人のためにその商品を買ってもらうんなら、売ることよりも優先すべきことは、このことしかないんだもの~


だから、「ピーアール(自己中心)」じゃあなくて、「アピール(相手中心)」の考え方を真っ先にしてから、ピーアールすればいいんだよ~

これをcoucouさんはね、プロパガンダだと思っているんだ。

これなくして、商品の売り上げはまるで違うことがわかるんだ~まさに、本と言う商品はね、このプロパガンダが必要な気がする。

次回に少しだけ続く~
「簡単にできる㊙プロパガンダ」

※注 これは、coucouさんがね、若手経営者さんたちの集まりの倫理法人会での卓話内容の一部「商品の売り方」なんだ~ご参考までに。


あら、あら~
ごめんなさい~

ようちゅうい~

6,762文字、1762文字オーバー~

では、また、あしたね~




Chariot (I Will Follow Him)


coucouさんのホームページだよ~みんなねみてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru







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