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441.本人の人生なのだから、温かさの押し売りではなく、突き放すという冷たい愛情も必要な気がするんだ。

(2)人生を好転させる方法

how to turn your life around②

1.突き放す

私たちって、捨てる、放り投げる、諦める、やめる、断る、離す、そして、突き放すことって、なかなかできない性分があるような気がする。

それって、何か冷たく感じたり、相手に失礼と考えてしまったり、だらしないとか、飽きっぽい、いいかげん、に思われてしまうって、考えてしまう。

だけど、本当にそうかな~

「突き放す」、この言葉は確かに、冷たさがありますね。

あまり良いイメージではないけれど、私たちはこの「突き放す」ということに少しばかり弱いような気がする。これはね、日本人特有なことかもしれない。
 
coucouさんの両親の教えにはこの「突き放す」という言葉がなかった。
何度も、何度も相手に裏切られようとも親身になって耳を傾け、尽くしつつける。
coucouさんは子どもながら、どうしてそこまでするの?
と不思議に感じていたときがあった。

だけれども、coucouさんも自然に、両親の教えの通りの人生を繰り返し続けていた。
 
coucouさんが50歳の後半になってそのことを母に尋ねてみた。
すると、母は「人として当然のこと」というんだ。

coucouさんは、今でもその「人として」という言葉が頭の中から離れないんだ。一時期、coucouさんは両親が何かの宗教にでもはまっているのではないか、と考えたこともあったのだけ、家にはそのようなものは何もない。
あるのは、coucouさんが知らない時代の両親の苦しみと、葛藤から生まれた自然な考え方だとわかるようになった。
 
でもね、世の中には「突き放す」ことが必要な場合がたくさんあるんだよ。また、「突き放せない」という理由もあると思うけどね。
 
coucouさんはね、この半世紀以上、
この「突き放す」ことができない人生だった。

自分のことよりも相手のこと、相手が先で、自分は後回し、食事するときも相手が箸をつけてから食事する。

常に相手が何を求めているの?
何を必要としているの?
って、考え続けたんだ。

その理由はね、結果として自分の喜びとして返って来たからなんだ。
でも、その喜びって、自分だけの勝手な満足感や充実感、喜びであり、あとで考えてみれば自分勝手なことだった気がする。
 
仲間たちが、会社が潰れそうだ、生活が苦しい、お金が足りない、仕事がうまくいかない、売り上げが落ちて困っている、などと知るとcoucouさんは全身全霊でそのことに打ち込んだ。

仕事でもプライベートでも同じ。

でも、その場は良いのだけど、結果としてそれが報われたのか、というとそういうものではなかった気もする。
 
ある会社が倒産の危機を迎えた。
coucouさんは、本気でね、その会社を救おうと自分の身をかける決心をして真剣に助言し続けた。
でも、その会社の危機が去れば私は用無しとなる。
それでもその人が助かるなら、それだけでも救いだと信じていたのだけれど、coucouさんとその相手の温度差(思い方)には随分と隔たりがあり、それが終われば、私との付き合いも音沙汰がなくなり、自動的に終わってしまうんだ。(苦しむ人って、その場にいる人はただの藁なのかもね)

coucouさんはそのことを振り返り、とても悲しく思う。

でも、それは「突き放す」ことのできない自分の側に問題があるんだよね。
coucouさんは仕事柄様々な助言を求められることがあり、真剣に相手に助言する。そして、その場は感謝されるのだけれど、それだけで終わってしまうパターンが多い。
そしてね、その相手がcoucouさんの助言通りに行動するのではなく、「自分の都合の良い部分」だけを取り入れて、自分の都合の悪いことは取り入れていないことがわかったんだ。
 
coucouさんも長年苦しんできたからよくわかる。
苦しいと思う、追い詰められている人たちにはね共通点というものがあるんだよ。それって、仕方がないことかもしれないけど「自分中心」「わがまま」「エゴ」「人を信用しない」「自分の実態がわからない」「自分の都合のみで判断する」するようになってしまうんだ。
 
これではね、coucouさんの身は持たない。
 
coucouさんはね、考え方を改めた。

そのよって人を「突き放す」ことにした。
本当はつらいことなんだけど、これも「愛情の冷たさ不足」から起こっているもので、愛は冷たさも必要なんだ、と思うようになった。

つまり、本人の人生なのだから、温かさの押し売りではなく、突き放すという冷たい愛情も必要な気がするんだ。

©NPО japan copyright association Hiroaki



2.そのまんまにする


人は誰も「突き放す」「放っておく」ことができない習性がある。
それは当然のことだよね。
大好きな人、大切な人、自分を好いてくれる人などが何か困っていれば助けてあげることは当然なことだもの。

でも、子育てと同じように「愛情過多」だと子どもを駄目にしてしまうように、「愛情過多」は自己満足のエゴでもあって、自分の都合でもある気がする。
 
そのためには「冷たい愛情」として「突き放す」「放っておく」ことが必要になるんだ。現実にはなかなか突き放し放っておくことは難しいのだけど、相手の幸せを本当に心から願うのであれば、身を引く覚悟、去る覚悟も必要になるからね。

「突き放す」「放っておく」ことって、その人のためになる場合が多いんだよ。
 
人生とは不思議なものですべては自分が選んで、自分が決定しているんだよね。そんなことはないといっても、自分が何もかも決めていることに気づかないだけかもよ。
 
好きな人と付き合うことも、別れることも、離れることも、別な人と出会うことも、付き合うことも相手が決めているわけではなくて、すべて自分が決めているんだもの。

幸せや不幸なども同じ、全部自分が決めている。
「私はこんな生き方を望んではいなかった」
「私の望んだ生活とは違う」
「本当はこのように生きたかった…」
という人もいるけれど、全部自分が考えて自分が決定しているわけだから、相手のせいにしても無駄なこと。
人が自分から離れていくのも、近づいてくるのも同じだよね、それも自分が求めている結果なんだから。
 
苦しんでいる人、悩んでいる人って、自分のことばかり考えすぎている人たちだ。(coucouさんにはよくわかる…)

もし、その人たちが自分より相手のことを考えられるようになったら、その苦しみや悩みは半減されるはずなんだ。
私たちって、誰でもそのような人を見かければ「励まし」「助言」をしてあげたりする。
でも、それをよしと思わない人がたくさんいる。
その人たちから見れば「いらぬおせつかい」と取る人もいますし、その助言に対して「否定」する人もいる。
 
助言って、
「あなたのことを思っています」
「あなたを心配しています」
というメッセージでね、その人に対する好意の表れの一つなのだけど、それが自分にとって都合の良い内容でなければ、人は簡単に否定してしまうのだから困ったことだよね。
 
coucouさんは仕事柄、様々な助言を求められるのだけど、この「否定をする人」には一切の助言を止めることにしたんだ。

それって、無意味だからね。

助言を求める人って、「自分の都合の良い内容」であれば肯定し、「自分の考えと違う」「自分に都合の悪い内容」だと、その相手を否定するからさ。

だから、coucouさんはね、そんな人は、すぐさま「放っておく」ことにするようになった。
 
そもそも助言などそれを生業(なりわい)としている人や弁護士さんでない限り、「相手のために、相手を思いやり、相手に好意を持つ」人たちであって、それで得して儲かるわけではないもの。

ならばね、その助言に対して「否定」する必要はないよね。人の助言って、常に「肯定」してあげることで相手に喜びと感謝をすることができるからなんだ。
 
先日もcoucouさんは、ある人から相談を受けたので、「こうしたらどうでしよう?」と助言した。
するとその相手は「僕は、それ必要ないと思うのですよ!」と答えた。

coucouさんはね、心の中でその瞬間、その人を「放っておく」「突き放す」ことにした。
 
そう、「そのまんま」でいいんだよ。
 
coucouさんも様々人から助言をもらう。coucouさんはその助言が自分の考えと違っていたとしても、助言を与えてくれるその人に感謝をするようにしている。すると、その人は次々と助言をしてくれるようになって、coucouさんは随分とその助言に救われるようになった。
 
そう、「そのまんま」でいいんだよ。

そのままでいい人はそのまんまでいいんだよ。
そしてね、自分選んだ「そのまんま」の人生を送ることも幸せのひとつかもしれないからさ。

©NPО japan copyright association Hiroaki



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coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

coucouさんはね、キャラクターのように猫さん好き~

本当は犬さん派なんだけれど、ある日、猫さん大好き人間に変身してしまった。猫さんは、冷たい~でも、その冷たさがたまらないんだよ。

でも、coucouさんの猫さんたちは犬さんみたいな甘えん坊。

coucouさんが家に帰れば、玄関に。
家を出るときも玄関で見送ってくれる。

まるで、coucouさんは母親のような気持となり、
扉を閉めづらくなる。

あ~離れたくない~

夜は毎晩、ふとんにすり寄る。
夏の暑い中での抱っこは大変。
猫さんが暑い。
でもじっと大きな瞳でcoucouさんの顔を覗き込む。

あ~もうたまらない。

しあわせなり~

さて、coucouさんの大好きな、大好きな「ノートに神さま」
、61番目(順不同)のかみさまのご紹介~

その人の名は、ノリノリさ~ん~
そう、ねこさんたちのかみさまなんだ~

猫さん愛は、coucouさんの数百倍。
こんなかみさまには出合ったことがない。
ノートの世界でもナンバーワンかもしれないくらい、猫さん愛が凄い。

またまた、驚いたことは、coucouさんの家にいる猫さんそっくりの子たちがいた。coucouさんの家の猫さんは3人いるのだけれど、一人は長老ののんちゃん。
残りの二人は兄弟であんこともなか、二人合わせてあんもな。
一人は真っ白、もう一人はキジトラ、とても仲良し。
(生まれたばかりの赤ちゃんが我が家の家族になった)

ノリノリさんの保護ねこさんたち、自然や風景に溶け込む猫さんたち。特に驚いたのは保護ねこさんたちの変身~

もともとはみんな可愛い~

猫さんの出会い系サイトがあったら大変~
coucouさんは会員になっちゃう。

もう、言葉より、ノリノリさんの記事を見てほしい~
猫さんたちの美しさ、可愛らしさ、オーラがわかる~

ノリノリさんは動物たちの味方~

人のいのちも動物たちもみんな同じいのちたち。

とても楽しく、癒される作品群、お楽しみくださいね。
(国内外の写真もユニークで、とても楽しい)

ノリノリさん、いつも応援、ありがとうございます~

勝手なご紹介、お許しくださいね~

ノリノリ

ノリノリさんの言葉より

元翻訳者 #英検1級 #犬#猫#動物大スキ💕国内外の話題や作品を写真で紹介。エッセイは面白い読みやすい短いをめざす🍀趣味#社交ダンス #英語 #フランス語勉強中#西語少々#早大1文卒🍀

畑近くにあるヤマボウシ、かりん、ゆずの木に実がたくさんなっています。
いつのまにか、今日はもう9月だよ!

この子の本名は「ボーイ」ですが、通りすがりやSNSのファンから何気に「ゾロ」というニックネームで呼ばれております。

あだ名の理由は顔を見れば一目瞭然。

猫たちのビフォー&アフターの変わりようにはビックリで、飼主さんからの愛情の大きさがいかほどのものだったか想像するに難くありません。

大量生産された有名人の等身大人形をベースにして、もっと自然にリアルに見えるようにそれを塗り直してしまう人がいます。

あなたの猫がもし出会い系サイトにいたらプロフィールはどんなでしょうか。

世間にはオーラあふれるパワフルな猫たちがいっぱい。

かたや、猫から見たらどうなんだろうか。
オーラを感じる人間っているのかい、え? ネコさんよ。

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Dusty Springfield - You don't have to say you love me

coucouMagazine|coucou@note作家|notehttps://note.com/note_yes/m/m5ba19b0e7afb

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coucouさんのおすすめマガジン④|coucou@note作家|notehttps://note.com/note_yes/m/mf79926ee9bb1

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