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566.たったひとりで10,000人に伝える方法~

【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論㉕】

1.本の売り方編

本はね、出版してからがはじまりなんだよ~
それは、自費出版だって、自主出版、電子書籍、通常の出版社から本を発行したっておんなじ~
ほとんどの人は、本が出てしまえば 、喜びと安堵に浸る~
そう、やっと生まれたこどもたち。
でもね、次からは大切に育てていくのが生みの親。

本当の出発は、ここから始まるんだ~


だからね、本が完成して本屋さんに置かれたからってそれで終わりじゃあないよ~次は、売れる、売るようにしなくっちゃいけない~

本はね、大体、長くったって本が印刷されるまで約1か月はかかるかも、早くたって2週間~いつ頃、完成するのかわかる。

その前に準備もある~
その準備はね、
(これは本だけではないよ、本も商品なんだから、他の商品だって同じ)

1.本のチラシ
(サンプル画像参照)

2.本のポスター
(これは手描きでもいいし、写真を入れてもいいし、大量にはいらない。コンビニのカラーコピーA3サイズで1枚35円から50円、高いとこでも100円。目立つところに這ってもらう)

3.本の紹介ホームページに掲載
(自分ホームページ、ブログ、noteで紹介する。ホームページ等がなければ仲間のHPに掲載してもらう、またはリンクを貼ってもらう、自由~)

4.SNS投稿(ツィッター、フェイスブック、その他)
(友人や知り合い、そのまた知り合いの人たちに拡散してもらう)

5.本の申込書
(意味は下記に)

6.本のPOPカードまたはメッセージカード
(本屋さんやその他のお店に置かせてもらう場合はPОP(ポップ)を置かせてもらう。一般的には名刺サイズだけど、本屋さんでなければハガキより大きくてもいい。本の表紙を写真で入れてもいいし、大きな文字でメッセージをいれてもいい)

7.新聞、雑誌等のマスコミ関係への案内
(完成した本を地元のタウン誌や新聞支局に贈呈し、本の紹介記事をお願いする、広告ではなくて、あくまでも紹介記事として)

8.地域の図書館での紹介
(図書館に寄贈し、チラシやポスターを張らせてもらう)

9.書店にFAXやDMを送る
(coucouさんがよくやる手、著者自らが書店の店長さんにお手紙、FAXでご挨拶とお願いする。どうして、メールだとあまりにも営業メール多すぎて、ほとんど見てもらえない。また本屋さんのほとんどにはFAXが残されている。おそらく、注文用として)

10.著作者が直接書店にあいさつをする
(小ロットの場合は本屋の店長さんに直接おいてもらう相談に行く。大体、著者本人がお願いに上がるなんて珍しいこと、地元の人には、親身に相談に乗ってくれるはず。ただ、変な人には要注意~)

11.地域の行政に協力を願う
(本の内容にもよるけれど、市民の広報に掲載してもらう。お手紙付きで市長に寄贈、教育委員会に寄贈。coucouさんは宣伝してもらえる場所はケチらないようにしている)

12.その他

これらは実際に、coucouさんが一般書籍の場合と自主出版にcoucouさんがおこなってきたものなんだ。
もちろん、みんなはこれを全部する必要はないよ~
これはね、大量に印刷して大金がかかっている場合、できる限りその出版社を応援するためのモノなんだけれど、少数ロットでも参考になるはずなんだ。

なんども言うけれど、ただ本屋さんや異業種店に置くだけじゃあ申し訳ないよね。だって、自分の本なんだもん~

だから、自分の事なんだから労力を惜しんじゃあいけない。


2.日本で一番ちいさな、ちいさなチラシ~

さて、本が出たら、たくさんの人に知らせてあげるんだ~
そのためには、サンプル、説明も必要~言葉で百回伝えるよりも、たった1枚の紙に大切な伝えたい情報を詰め込むんだ~

そこで、こんな方法をご紹介~

日本で一番ちいさな、ちいさなチラシ~
ほぼ名刺サイズに近い~
でも人に渡しやすいし、保存が楽~
和菓子の詰め合わせに一緒に入っている説明書みたい~

それに、お店に本と一緒に置かせてもらったり、名刺代わりにお渡しする販促グッズなんだ~
本を作る人には、みんなにおすすめしている。

©NPО japan copyright association coucou

横7.5×縦10.7の4つ折り 表紙と裏表紙両面6頁となる メモ部分2頁で合計8頁

©NPО japan copyright association coucou

開くと15.8×10.7 本文2頁分

©NPО japan copyright association coucou

さらに開くと15.8×10.7 本文2頁分 合計4頁 全体の横の長さ29.7
丁度、A4サイズを縦に二つに切って4つ折りを手折りした変型判(名刺ぐらいかな)

枚数はA4サイズで1,000枚製作、両面カラー、カットと折りは自分でする。
ラクスルで頼んで、なんと~3,173円~1,000人分、安い~


3.本のチラシ見本

「本のチラシ」はね、いままでも参考資料として写真で見本を見せたけれど、基本A4サイズで、チラシのデザインの中には必ず本の装丁を入れる。ミニミニ本みたい。

そして本の内容や連絡先を入れ、なおかつFAXやメール(入れることが可能ならQRコード)、HPアドレスを記載。
また、申し込み用紙をつくる~
チラシに相手の住所、お名前、電話番号を記載してもらう~
電話受付はなし、注文方法はすべてFAXかメールにしないと間違う場合があるからね。

通常の一般書の場合は、このチラシ申込書は、出版社用と著作者用の二種類を申し込み書部分だけ差し変えてつくるんだ。その理由はね、coucouさんの貢献度がつたわるからなんだ。(小ロットの場合はすべてA4サイズに情報を掲載)

そして、coucouさんの場合、、何かの集まりや、講座、講演会で配布し、郵送やFAX、メールやラインなどでいろんなところに送る場合に利用したいからなんだ。

最近は講演会などにお呼びがかかるとき、都や県、市の施設内で本の販売は営利目的とされ、参加者の方々にその場で販売することができず、最初は苦肉に策でこの申し込み用紙をつくったものなんだ。

でも、便利な部分もある。

それは大量に本を持参しなくてもいい、100枚持っても軽いものだから、どんどん「配布」しやすい。
ただ、あとでFAX注文のときは1冊でも送料がかかってしまうため逆に書いた人の本が割高になってしまう恐れがあり、coucouさんの場合は他の出版物があるので、2冊以上お買い求めの方には送料は無料としている。

また、参考までに、出版社用のチラシを配布する場合のメリットは、日本全国の書店で、この申込書を受け付けてもらう。(実物の本なしでもチラシ申し込みも置かせてもらう)

購入者はいちいち書店で説明しなくとも、チラシの申し込み部分のみを切り取り、サイフに入れておき、店員さんに渡すだけですみ、送料はかからない。

こんなことも考えられるため、作者が何かの講座や会合、そのたの何かの集まりに名刺代わりに差し出せる。

大体、A4サイズ両面カラーで10,000枚印刷したとしても10,000以下でできるし、多すぎるなら数千枚で、数千円で済むはず。coucouさんはね、5,000枚から10,000枚印刷している。

そう、たったひとりでも10,000人の人に手渡せる販促なんだよ~

その理由は個人なら数枚でいいんだけれど、団体さんやグループ、お店屋さんなどには1か所50枚以上置かしてもらっている。(100枚でも厚さは数センチでポケットに入ってしまう)

次はね、coucouさんのグループのチラシ~
A4サイズの4つ折り。
4つに折ると8頁になる。
A4サイズは、210×297。
つまり4分の1サイズが横10.5×縦14.8となる。

枚数はA4サイズで1,000枚製作、2色刷りの青色と黒、折りは自分でする。
ラクスルで頼んで、これも~3,289円、カラーの方が少し安いね~カラーは、3,173円~1,000人分、安い~

coucouさんたちの運動体 YES project「入会案内でも利用する」

©NPО japan copyright association coucou

表紙~イメージカラーは青にした~青と文章部分を黒、2色刷り。

©NPО japan copyright association coucou

開いたら、私たちからのメッセージ(2頁分)

©NPО japan copyright association coucou

さらに開くと「YESのこころ」「YESはじまりの心」(2頁分)

©NPО japan copyright association coucou

そして、裏側のページ「合いの心」と「平らな心」メッセージ(2頁)


4.これから始まる、ちいさなちいさな出版社も同じようなチラシサンプルを製作~

©NPО japan copyright association coucou
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ちいさなちいさな出版社で発行する本をこのようなやり方で紹介し続ける。
残念ながら、このnoteはスマホでは小さすぎて読めないと思う~だから、あくまでもイメージとして見てもらえればいいね~

coucouさんからのメッセージを入れた~

©NPО japan copyright association coucou

この会はとっても小さな会~商売じゃあない、本を書きたい人のお手伝いサークルなんだよ~楽しみながら、お互いの体験を発表し合う内省の会なんだ~こんな会も楽しいよ~

©NPО japan copyright association coucou

coucouさんからのメッセージ~

©NPО japan copyright association coucou

これはね、本を書くための啓蒙運動なんだ~そしてね、お互いの話を聞く会でもあるんだ~
そう、みんな「学人(まなびと)」さんたちなんだ~

©NPО japan copyright association coucou
©NPО japan copyright association coucou

まさに【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論】の教室版なんだよ~
ただ、coucouさんの時間の関係上、地元のみの小さな会なんだ。みんなも、無理がなければ、気の合った人たち数人で始めればいいと思う~

先生だって?

そんなものは参加しているみんなが先生なんだよ~


coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

本日で【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論】は25日目の25回目となった~
あと、5回でひとまず次のシリーズに移るよ~


でもね、本日まで25回連続読み続けてくれている優しきクリエイターさんたちが応援してくれて、励ましてくれるからエンジン全開、おかげでパソコン画面が2重、3重に見える~

ちゃんと、読んでくれる人たちをみんな道連れ~

考えてみたら遠くの景色を見ていなかった…。

でも、嬉しすぎ~

coucouさん豚はどんどんと木に登り、降りたくとも降りれなくなっちゃったんだ。それにしても30回が終わって、実際に本にしたら何ページ分なんだろうね~

恐ろしい~

多分、1冊200頁と考えたら2冊から5冊分くらいかもね~

ああ~お馬鹿なoucouさん…。

でも、これを読んでくれているクリエイターさんたちがみんな本を出版して、みんながひとりぼっち出版社さんになってくれたならこんなに嬉しすぎることはない~

だってね、自費出版だと本の奥付に出版社の名前が記載される。
でもね、自主出版はね、自分の出版社の名前を発行元として残せる、これまたうれしい宣伝物だよね。

本はね、その人の人生の生きざま、生きた証なんだ~

誰にでも物語がある、その物語はたとえ似ていていたとしてもまるで違う~
そう、人生そのものが、世界でたった一つの花、オリジナルなんだもの~
そう、自分の世界を作るんだ~

本の最大の目的はね、人の心に寄り添って、その人を慰めたり、励ましたり、元気つける、救うという役目があるんだ~

どんな、ちっぽけな人生だったとしても、coucouさんのようなちっぽけな人間には救いになるんだよ~

これはね、人を救うといわれている、特定の人を対象とした、宗教や思想なんていう高尚な教えではないけれど、私たち自身の目の前の、隣の、身近なちっぽけなことが人を救うんだよ~

なぜって?

coucouさんはね、そんな人たちに救われ続けてきたからさ~

名もなき、無名、文も上手くない、未完成、へたくそ。
本当の真実はそんな作られたものじゃあなくて、身近にたくさん転がっているんだよ~

こんな人たちの中にしかない気がする~

だってね、子どもさんを失くした親は、子どもさんを失った人の気持ちがわかるんだもの~愛する人を失ったことのない人には、愛する人を失った人の気持ちなんてわかるわけないんだもの~

だからね、残された人たちは、その残された人たちを応援して、励まして、共感しあって、元気を差し上げるんだ~

それがどれだけ素晴らしいことかなあ~

やっぱり、本って素晴らしいね~

みんなが本を持つ時代が来る気がする~

※5,542文字

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru








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