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KANSO建築

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スイスの建築士・大工のサシャ・シェア、日本の建築設計士の佐藤欣裕、ドイツの森林・環境コンサルタントの池田憲昭が立ち上げた人と自然と共鳴する建築のプラットフォームの考え方や事業を紹…
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進化するKANSOの土と木の建築

進化するKANSOの土と木の建築

最初に行ったステップは、自然素材を無駄なく使ったローテクのソリューション:
地産の自然素材の多面的な性能を活かしてローテクのシンプルな建物をつくることでした。通常だったら燃料になりかねない低質木材も建材として活用しました。2年半が経ちましたが、緩やかな温度・湿度変化のもと、冷房も暖房はほとんど使わずに、人間的に快適に、夏も冬もやり過ごすことができました。https://note.com/noria

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11月16日(土)進化した土・木のKANSO建築を紐解くイベント(現地+オンライン)

11月16日(土)進化した土・木のKANSO建築を紐解くイベント(現地+オンライン)

断熱に偏重し、機械に頼った現代建築の潮流に違和感をもって、よりシンプルでホリスティックなソリューションを探し求めた結果、KANSOが生まれました。

2021年にKANSO日本モデル第1号の美郷アトリエ(秋田県)を建設。
土や木、石という自然素材の多面的な性能を十分に発揮させ、冷暖房も機械換気も使わずに夏も冬も快適に人間的にやり過ごせることを実証できました。

現在、秋田県田沢湖に、KANSOの2

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土のルネッサンス

土のルネッサンス

土は、人間の文明史上もっとも古い建材。中欧では19世紀まで、主要な建設マテリアルだった。20世紀になり、工業生産の建材各種が登場してきてからは、土は古建築の改修で細々と使われるくらいで、忘れられていたが、ここ20年ほど、古い建材である土に静かなルネッサンスが起こっている。

9月末に、日本からのKANSOグループと一緒に、TAKATUKA建設を訪ねた。フライブルク市郊の増改築中の現場を2箇所、社長

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KANSO-SHIROのイベント報告

KANSO-SHIROのイベント報告

2024年7月に北海道でKANSOとコスメティックブランドのSHIROとの共同イベントを開催。ドイツ・シュヴァルツヴァルトで出会った池田とSHIROの今井さんとの関係から、2023年に秋田でKANSOの視察に今井さんが来てくれてそこから派生したものです。共通テーマは「森」。午前中はSHIROも関わっている札幌南高校所有の森に入り、現地の森林管理者から説明を聞きながら池田もアドバイスを。午後からSH

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KANSO ドイツ・スイス視察ツアー2024年春

KANSO ドイツ・スイス視察ツアー2024年春

文:佐藤欣裕

2024春に元祖KANSOの建築、サシャ・シェアのアトリエ兼住居を池田・佐藤のアテンドで11名の方と行ってきました。3月の快晴で光り輝くスイスアルプスの中腹で大きな学びがあったと思います。月並みな表現ですが、実際に建物の中に入って自身で体感することは何よりも説得力があります。シェアの自然建築の哲学が詰まったこの住居兼オフィスは非常に原初的であり、彼のライフスタイルも建築に呼応するか

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KANSO建築をアップグレード!

KANSO建築をアップグレード!

文:佐藤欣裕

美郷アトリエの建設以降、ジワジワとKANSOの建築が広がっています。

先駆けて愛知県、秋田県で設計が終了し、着工を待っている状態です。

このパースは秋田県田沢湖のプロジェクト。石場建て(正確に言うと独立基礎工法)によりセメントを大幅に削減して一般的な住宅の約70%炭素削減となりました。

伝統的な工法とアップサイクルやLCAの知見も入れてKANSOの建築をアップデートしています

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利益でなく信頼を最大化する

利益でなく信頼を最大化する

巷では「理念では飯は食えない」と良く言われます。

私はできる限り理念や理想で飯を食う努力をしてきました。20年あまり続けてきて、だいぶ自分の理念や理想に近いところで食えるようになりました。それは、同じような波長をもった人との出会、協働、支え合いがあるからです。今回、7月9日に北海道の砂川で一緒に登壇するコスメティックブランドSHIROのファウンダー今井浩恵さんと建築士の佐藤欣裕さんも、自分に正直

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自然の多様性を人間らしく抱きとめるからシンプルになる

自然の多様性を人間らしく抱きとめるからシンプルになる

自然は多様なで複合的に絡み合って生きてきる。人間もその一部。

しかし自然から分離独立した人間は、自然のなかのつながりや連関性は意識せず、自然を分解分離し、必要なものだけ搾取的に抜き取って、もしくは多様な自然を単純なものに改変することで、経済成長してきた。一方で、少数であるが、自然の多様性や複合性に敬意を払い、自然の許容範囲のなかで自然の恵みを活用し、自然と共に生産活動や創作活動をしている人たちも

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KANSO, SHIRO共同企画: 森から住まいへ、森づくりからものづくりへ 〜多様性をシンプルに楽しむ 2024年7月9日

KANSO, SHIRO共同企画: 森から住まいへ、森づくりからものづくりへ 〜多様性をシンプルに楽しむ 2024年7月9日

イベント案内・申込み: https://kanso-shiro.peatix.com/view

多様性をシンプルに楽しむ
独シュヴァルツヴァルトを拠点に日欧をまたいで活躍する森林環境コンサルタントの池田憲昭。秋田の美郷町を拠点に日欧の建築哲学・技術の融合させて、環境建築に取り組む建築士の佐藤欣裕。北海道砂川市を拠点にコスメティックのブランドSHIROをつくり上げた今井浩恵。住む場所も分野も異なる

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好評につき第2回目: オンライン映画上映会『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命を!』 映画監督との対話会付き

好評につき第2回目: オンライン映画上映会『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命を!』 映画監督との対話会付き

https://domiziel2.peatix.com/view

2024年4月4日19:00 - 21:30 映画90分(ドイツ語、日本語字幕付き)、対話会50分(通訳付き)

チケット「オンライン上映会 +映画監督との対話会」(レンタル視聴も込み): 2800円

チケット「レンタル視聴」: 1900円

誰も手をつけようとしない
朽ちかけた文化財指定の古建築

ドイツ・シュヴァルツヴァル

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C/D材も廃材も、燃やすのは勿体無い!

C/D材も廃材も、燃やすのは勿体無い!

KANSO(kanso-bau.com)では、蓄熱と断熱の相乗効果を必要十分に発揮させるために、木材や土といった自然素材を、意図的に、従来の建物より多く使います。だからこそ、通常の建築で主に使用されるB材ばかりでなく、通常はあまり使われないC/D材や建築廃材(古材)を有効活用するシステムを開発しました。

2021年に秋田県仙北郡に建設したモデルハウス(KANSO美郷オフィス)では、地元の製材工場

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温故知新を探求する —蓄熱(調熱)の子音を科学する

温故知新を探求する —蓄熱(調熱)の子音を科学する

11月8日のKANSOセミナーでは、KANSOの建築が主軸にしているマテリアルの「蓄熱(調熱)」と「調湿」について、科学的な実測データを用いて、より理解を深めたいと思っています。

https://kanso-in-misato.peatix.com/view

ここでは、セミナーのイントロダクションとして、蓄熱(調熱)について、理論的な解説をしたいと思います。簡潔に書いたつもりですが、SNSにと

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KANSOセミナー: 温故知新を探求する

KANSOセミナー: 温故知新を探求する

2023年11月8日(水)
14:00-14:45 ▶︎ KANSO美郷オフィスと工房の見学(リアル参加者のみ)
15:00-17:00 ▶︎ レクチャーとディスカッション(リアル&オンライン)

|参加費|
リアル参加者(最大30名まで): 5000円
オンライン参加者(最大500名まで): 3000円

|チケット購入|
https://kanso-in-misato.peatix.com/v

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function follows beauty 機能は美に従う

function follows beauty 機能は美に従う

「form follows function (形態は機能に従う)」という有名な文句がある。20世紀以降の現代建築の主要な潮流を凝縮している文句である。 ここで使われている「function(機能)」という言葉は一般的に、コストパフォーマンスや温熱性能、光環境、構造強度、使い勝手など、客観的・科学的に数字で表現できるものを指している。

19世紀末に、この言葉を建築の世界で最初に提唱したシカゴ派の

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