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KANSO建築

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解体後の廃材を積層パネルへアップサイクリング

解体後の廃材を積層パネルへアップサイクリング

2020年より、日本の佐藤欣裕と、スイスのサシャ・シェア、ドイツの池田憲昭のインターナショナルチームで、KANSOという名前のもと、自然と調和した「ローテク」の「シンプル」な建築のソリューションを提案、実践しています。

www.kanso-bau.com

現在、KANSOチームのモルクス建築社(秋田県仙北郡)の佐藤欣裕が、自社工房で、解体された建物の廃材(古材)を使って、積層木材パネルの製作実

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KANSO建築 オンラインセミナー 3月25日16時から

KANSO建築 オンラインセミナー 3月25日16時から

セミナーの案内です。

2022/03/25 (金)  16:00 - 18:00  オンライン
KANSO建築 採光と蓄熱で冬を過ごす —理論と実測データ、感覚と行動
https://kanso-winter1.peatix.com/view

採光と蓄熱で、どれだけ快適に冬を過ごせたか。

KANSO建築の日本第1号「美郷アトリエ」の初冬の興味深い温熱データも紹介します。

また、太陽光を取り

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3月25日ウェビナー: 採光と蓄熱で冬を過ごす —理論と実測データ、感覚と行動

3月25日ウェビナー: 採光と蓄熱で冬を過ごす —理論と実測データ、感覚と行動

KANSOのウェビナーを開催します。
【採光と蓄熱で冬を過ごす —理論と実測データ、感覚と行動】
https://kanso-winter1.peatix.com/view
2022/03/25 (金)  16:00 - 18:00  オンライン
参加費 一般:1700円  学生:800円

(チケット購入者で当日参加できなかった方、希望者には、レクチャーの部分のみ、ウェビナー後、5日間の期間限定

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美はサステイナブル

美はサステイナブル

ドイツの神学・哲学者J.Hartlの本に触発されて、建物の「美しさ」について、考えを巡らせています。

多くの古建築物は、市民も来訪客も、多くの人々を魅了し続けています。現代建築でも、人々の目を引き、感嘆させるものもありますが、人の目に留まらない、立ち止まって写真を撮ろうとは思わない建物が大半なのではないでしょうか?

J.Hartlは「 美は通常、よりサスティナブルだ」と主張しています。

大事

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伝統とモダンの融合

伝統とモダンの融合

2つのオンラインセミナー を開催します。
自然のマテリアルの多面的機能と人間の知恵を合わせた建築の試みについてです。

2021年9月28日(木)16:30-18:30
KANSOウェビナー 「調熱」と「調湿」で、蒸し暑い夏を乗り切る
https://kanso2.peatix.com/view
講師:佐藤 欣裕(一級建築士)、池田 憲昭(森林コンサルタント)

2021年 10月7日(木) 18

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日本の家は木と土と草で造る
〜伝統構法「石場建て」の家造り

日本の家は木と土と草で造る 〜伝統構法「石場建て」の家造り

2021年 10月7日(木) 18:30-20:30
https://miyauchi-kenchiku.peatix.com/view

レクチャー 80分  質疑応答 30分  参加費:1700円/人

NHKの「情熱大陸」にも出演された業界屈指の大工棟梁・宮内寿和さんをゲストスピーカーとして招き、現代における日本の伝統木造建築のついて語ってもらいます。

・伝統構法・石場建ての家
・巨大地震

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KANSOウェビナー 「調熱」と「調湿」で、蒸し暑い夏を乗り切る

KANSOウェビナー 「調熱」と「調湿」で、蒸し暑い夏を乗り切る

2021年9月28日(木)16:30-18:30
https://kanso2.peatix.com/view

レクチャー 80分(40分 x 2人)  質疑応答 30分  
参加費: 1700円/人

講師:
佐藤 欣裕(一級建築士)
池田 憲昭(ドイツ在住の森林コンサルタント)

KANSOは、スイスの建築家/大工のサシャ・シェアと、ドイツ在住の森林コンサルタントの池田憲昭、そして日本の

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夏の暑さとどう付き合うか

夏の暑さとどう付き合うか

KANSOの日本モデルハウス1号「美郷アトリエ」で初めての夏を過ごす、もるくす建築社の佐藤氏からの興味深いレポートです:

秋田というと寒冷地で夏も涼しそうなイメージがあるかもしれませんが残念ながらここは夏も過酷な場所です。夜間こそ温度は幾分下がりますが、日中は真夏日を超える日も多く盆地気候のため風が吹きません。この文章を書いてる8月4日も、外は35℃を超えました。
しかし室内美郷アトリエの室内は

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漆喰リフォームで調湿と防菌

漆喰リフォームで調湿と防菌

我が家の半地下にある2人用休暇アパートメントのキッチンを改修。

前の持ち主が施していた壁紙(ドイツによくあるオガクズが詰めてある紙)に、おそらく、過去20年くらいの間で2、3度、いろんな塗料が重ね塗りされている。

壁紙は、上に塗る塗料がシリカ塗料などであれば、ある程度の湿気調整はできるが、糊の層で遮断してしまうので、調湿能力は高くない。しかもウチの壁紙の塗料には何が使ってあるかわからない(たぶ

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KANSOモデルハウス「美郷アトリエ」が初めての夏を迎える

KANSOモデルハウス「美郷アトリエ」が初めての夏を迎える

www.kanso-bau.com

自然のマテリアルの多面的な機能を最大限に活かす、その中で蓄熱(吸熱と放熱)と調湿を主軸に置いた、暖房も冷房も機械換気も必要のない建物が、秋田県仙北郡美郷町の「もるくす建築社」の新オフィス「美郷アトリエ」として、今年春に完成しました。

元祖KANSOの建物を2014年に伴侶と一緒にスイス中央アルプスの麓に建設し住んでいるサシャ・シェアと、それに感銘を受けた「も

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第6感で感じる快適さ

第6感で感じる快適さ

KANSOモデル棟第1号を新オフィスとして使い始めて3週間が経った頃、もるくす建築社の佐藤欣裕氏に、実感を聞いてみました。

「室温はすごく安定している。自分が住んでいる省エネ建築の自宅と比べて、マテリアルの質感が圧倒的で、何か、第6感で感じる心地よさがある」

という回答をもらいました。

現代の省エネ建築の合言葉は「断熱」ですが、KANSOでは、「蓄熱」と「調湿」を主軸にしています。

「断熱

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外構の自然も大切な要素!

外構の自然も大切な要素!

KANSO日本の実験棟「美郷アトリエ」の外構です。地域の優れた庭園土木業者さんが、素早く、丁寧に仕事をされました。

建物の外まわりの土や石、緑や水のエレメントは、自然の室内環境調整装置です。建物の中の温度、湿度、光を快適な状態に保つ大切な役割があり、KANSOが追求するローテクを実現するための重要なエレメントです。古来から人間が活用してきた知恵です。

KANSOのモデルハウス完成(2021年4月)

KANSOのモデルハウス完成(2021年4月)

KANSOの日本モデルハウス第1号、もるくす建築社(秋田県大仙市)の「美郷アトリエ」が、ほぼ予定どおり完成しました! 家具を入れる前の写真です。

人間が太古の昔から活用してきた自然素材の多面的な性能(蓄熱・断熱・調湿等)を十分に生かして、機械設備(冷暖房や機械換気、レンジフードなど)を使わないで機能するかどうかの実験を開始。

寒い時は、太陽光を取り入れて躯体に蓄熱させ、暑い時は遮光し、蓄熱体に

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三和土の床

三和土の床

秋田のKANSO建築モデル、仕上げにかかっています。現在、素早い蓄熱体として大切な機能を果たす土床の施行中です。

吸熱効果を高めるために色の黒い現地の土(三和土)を3cm、コンクリートのベタ基礎の上に塗ります。冬は、太陽光を素早くたくさん吸収し蓄熱し、室温調整し、夏は、熱気を素早く吸収して、部屋を涼しく保ちます。昔の日本建築にあった土間の効果です。
https://www.kanso-bau.c

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