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【読書】一緒にいると楽しい人、疲れる人

お疲れ様です。人との関わり方について悩んだことはありますか?

先日、人と何を話せばいいのか、人との関わり方が分からないという記事を書いたのですが、それに対して答えている本と出会ったので今回はそれを紹介しようと思います。

先日の記事はこちら。


一緒にいると楽しい人、疲れる人

今回読んだ本は、有川真由美さんによる『一緒にいると楽しい人、疲れる人』です。


分かりやすい言葉で、体験談なども交えて書かれているので、とても読みやすい1冊だと思います。

非常にタメになることばかりで、色々なことを学べたので、人間関係に悩んでいる方、人生生きにくいと思っている人にお勧めしたい本です。ヒントがたくさん散らばっているので、少しは毎日が生きやすくなると思います。

※以降ネタバレを含んでいるのでご注意ください。

詳しくは、ぜひ本書を読んでみて下さい。


今回は、私がなるほどと思った一部分だけを紹介しようと思います。

相手に好意をもつ

人と、どう話したらいいのか分からないと悩んだことはありませんか?
私もそうでした。

まず、会話の基本は相手に好意をもつことだとあります。その通りで、自分に好意を持ってもらえていると思うと悪い気はしないものです。

とはいえ、好意をもっていても、それがうまく相手に伝わらないということもあると思います。そういった方は以下の点に気をつけてみてください。

〇繰り返し相手の名前を呼ぶ
〇楽しそうに笑顔で話すこと
〇感嘆と共感のあいづちを打つこと

どうですか、本書に書かれていたことですが、相手にそういう反応をされたとなったら悪い気はしないし、むしろ嬉しくて話していて楽しいと思うはずです。そして、相手が楽しそうに会話をしている時って、なんだかこっちまで楽しくなりませんか?

そもそも、どうやって相手に好意をもつのかが分からないという人もいると思います。本書では、「いいところ」を探して、好きになろうとすれば、ほとんどの人間関係はうまくいく、と記載されていました。

話をするときにしっかり相手の話を聞いている人は意外と少ないのではないかと思います。

それでも、相手を好きになろう、好きになりたいという気持ちでいれば、「いいところ」を少しでも見つけようとするし、相手の話をじっくりと聞いてその人が何に興味があって何が好きなのか、知ろうと思うはずです。そういう姿勢は相手にも伝わって、良い関係づくりになるのかな、と思いました。


楽しんでいる人は魅力的な人

なんでも、楽に良い友達がたくさんできると思ったら、それは少し甘いな、と思いました。逆に、自分がどんな人と仲良くしたいかを考えてみれば簡単に分かる話です。

一緒にいて、何に対しても楽しそうにしている人、些細なことに感動している人、遊び心があって面白い人、私はそういう人と一緒にいたいと思います。本書でも、そういう人は魅力的な人ですよね、と紹介されていました。

そのためには、自分が毎日を楽しもうという気持ちでいることが大事です。明るい方向に目を向けていれば、どんな時でも楽しい、と本書にもあります。

とはいえ、毎日明るいことばかりじゃないという人もいるとは思います。そんな人に、私がなるほど、と思った文がいくつかあるので、紹介します。

〇相手の心ない言葉は、相手の責任。受け取らずにスルーする

私自身、相手からの何気ない言葉で傷つき落ち込んでしまうことがありました。それでも、その言葉をわざわざ受け止める必要はありません。時間はかかるかもしれないけれど、スルーする癖をつけていきたいと思いました。

〇他人からの評価は受け止めるのではなく、受け流そう

上記の内容と少し絡んできますが、他人がつけた評価はあくまでただの評価です。それが絶対だというわけではありません。

「ふーん、そうなんだ」と別に私には関係ないやと思いつつも、話はもちろん聞きますが、それに対しては受け流す姿勢でいると、色々なことを背負わなくてすみます。何も、他人に決めつけられることはないと思います。

〇ほとんどのことは「ま、いっか」で片づけられる

これは、先程まで述べてきた全てのことに関して言えることですが、何かとんでもないこと、嫌なことが起きたとしても、それで人生が終わりだなんてことはそうそうありません。確かにその時は、落ち込むこともあるかもしれないけれど、「ま、いっか」で大抵のことは片づけられます。

本当にそうだよな、と思いました。やっぱり、「ま、いっか」という気持ちで次へ次へと生きている人は、人生を楽しめているようにみえるし、だいぶ毎日が生きやすいような気がします。


おわりに

他にも、もっと紹介したいことがいくつかあったのですが、きりがないのでここまでにさせてもらいます。

たとえばほめ上手な人は人間関係も人生もうまくいく、とありほめ方のポイントについても書かれていました。また、「動じない人」になるためには、など私にとってはこういうことが知りたかったんだよね、ということが色々と書かれていたので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。お勧めです。

今回はこれで。ここまで読んで下さりありがとうございました。

他にも本の感想を書いたりしているので、良かったらこちらも見てみて下さい。





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