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小さな違和感

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日常で感じた小さな違和感。一度は「ん?」と感じたような、またはこれからどこかで感じるような、そんな違和感をまとめました。
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#大学生

名前の漢字を間違える君へ

名前の漢字を間違える君へ

1、名前を間違えられることについて世の中には人名には似た漢字が多く使われている。

「斎藤」と「斉藤」と「齋藤」と「齊藤」
「〇太郎」と「〇太朗」などである。

そうした漢字は間違えられやすい。
そして間違えらえた人はその訂正をしないことも多い。

かくいう僕もその当事者である。
さすがに就職活動の際には企業側としても誤った漢字で送ってくることは少なかったが(注:なかったとは言っていない)、旅館の

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「ホンネを話してほしい」という前に

「ホンネを話してほしい」という前に

「本音で話そうとチームで決めたのになかなか話してくれない」
「ひとりだけ本音が聞けずいつまでたっても打ち解けない」

こういう声を友人から聞くことがある。

友人の気持ちもわからなくはない。
おそらくチームビルディングにおける「本音で話すことの大切さ」を何かの本やセミナーで聞き、それを実践しているにすぎないのだろう。
だから悪気があってそう言っているのではないのもわかる。

しかし僕はこの言葉に、

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後輩女子に「かわいいですね」と言われる大人系男子大学生の考察

後輩女子に「かわいいですね」と言われる大人系男子大学生の考察

先日のMTGで、大人しめな仕事できる系後輩に言われた言葉が印象に残っている。

「shinさんってかわいいとこありますよね」

「かわいい」と呼ばれること。一度だけなら「その人の個性・価値観」と考え、特に気にすることはない。
しかし、先日ボランティアで修学旅行女子高校生4人組を案内した際にも、出会った瞬間、初対面の状況から「かわいい~」「優しそう~」の洗礼を受けた。

年増、あるいは大人びていると

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部屋の電気を消さない人から共同生活の面白さを感じた日

部屋の電気を消さない人から共同生活の面白さを感じた日

部屋を出ていくとき、電気を消さない人がいる。
僕は必ず電気を消す派。指摘したら思わぬ反応が返ってきた。

電気を使わないときは電気を消す。
これを当たり前だと思っている自分は、幾度となく視界に入る、空虚な明るい下段のドミトリーを見て唖然とした。

一週間ほど前からワーキングホリデーのため、日本の某地域のゲストハウスに滞在している。そして、同時期に参加するワーホリメンバーが何名かいるため、うち男性は

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志望動機を「作る」ことへの違和感

志望動機を「作る」ことへの違和感

就活が(名目上)解禁されましたね。
僕も就活生の一人として、企業との出会いにワクワクする一方、説明会やESのラッシュが訪れ、日々一年後の未来のために戦っています。

さて、多忙なこの時期ですが、みなさんはエントリーする企業をどのように選んでいるでしょうか。
今回はその中でも「志望動機」がテーマです。
就活生かつ継続中の身の意見なのであくまでも参考までにといったところですが、「志望動機が書けない!」

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「腐らない」ことへの違和感

「腐らない」ことへの違和感

冷蔵庫が壊れた。

自分の感覚のせいかな。

電源抜き差ししたら直るかな。

しばらく待ってみたら復帰するかな。

いろいろ試したけど、やっぱり駄目だった。

一週間ほど様子を見て、結局電気屋さんに診てもらった。

案の上、復帰できなかった。

その冷蔵庫はマンション備え付けだったので、大家さんが交換費用を支払ってくれて、ひとまず解決した。

今は以前にように問題なく使えている。

でも、変わった

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「お疲れ様です」に感じる違和感

「お疲れ様です」に感じる違和感

 「お疲れ様です」この言葉を日常的に使う人も多いだろう。バイトや団体の会議の始まりと終わり、業務中に同期に出会ったとき、日常の様々な場面で使う。

 これは「お世話になっております。」「宜しくお願い致します。」などと同じようないわゆる「定型表現」だろう。

 しかし、職場ならまだしも「学生団体」や「サークル」でこの言葉を使うことに、やや違和感を覚える。

 「お疲れ様です!今回は○○について連絡し

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