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ただ一つの世界線

ただ一つの世界線

世界線というものは、無数に存在している。
あるところでは、ものすごく楽しい声が聞こえて、あるところでは何かに悩み、打ちひしがれていて、またまたあるところでは何かの締め切りに追われて、と。

その世界は、交わるんだけど、どこか歪な交わり方をしている。

その人はどういう世界線で、どういうふうに感じているのかなんてものは知る術がない。

その人本人から、伝えられないことには知る術はない。

もしかした

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あるときの話

あるときの話

サッカーがしたかった。

小学2年生になった頃、うちの学校でサッカー少年団があることを知った。

その日は日曜日で、いつも見ていたアニメを見るのを諦めて、その少年団に入るために学校に向かったのだ。

みんなボールを蹴って楽しそう。

自分もあそこに混ざりたい!

気持ちがどんどん溢れていく。

ワクワクしてきた!今、母と監督みたいな人?が話している。
その話が終わったら混ざれるんだ。早く話終わらな

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心の中での葛藤

心の中での葛藤

ネガティブに自分が覆い被さるまいと必死に逃げるが、結局どこかでネガティブの力に飲み込まれてしまう。

そしてその力は割と強くて、なかなか引き剥がすことが難しかったりする。

自分の中でなんとかその感情を消化しようと試みるけど、どこか消化不良。

胸の奥に残っている感じがして、胃もたれ的な気持ち悪さが続く。

誰かに話したいと思うけど、一方でその人に悪い影響を与えたくないと葛藤する。本当に悪い影響に

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人生の指標

人生の指標

哲学者の言葉というものはなんだか、難しくて厳しいことを言っているように聞こえる。

普通は考えないような『よき死とは何か』とか、『勤労の意味』とか、あるいは『フェミニズムについて』しまいには『宇宙人とはどこにいるのか』というところまで、幅広い。

しかも、考えるとなるとだいぶカロリーを消費するようなことばかり。

生きる上で先生みたいに導いてくれるものもあれば、自らの学びたいという姿勢がそこまで自

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自分磨きしていることだけが努力?

自分磨きしていることだけが努力?

例えばデートのために頑張ってお化粧をしたり、メイク道具を買い揃えたり、綺麗な服を買ってみたりとどうも女性はお金がかかるらしい。

そして、男性よりも遥かに努力している。

いつまでも若々しく見られるために頑張っている。
『だけど男はいいよね、メイクする必要もないし、歳を重ねれば重ね多分深みが増すんでしょ?』

ある側面からのみ物事を見たらその意見は正しいのかもしれない。

でもどうだろう。
若い女

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独自性を出すところ

独自性を出すところ

独自性を好き勝手に出すと嫌われる。

大抵は決められた範囲内で決められたことをしっかりこなす方が重宝される。

そういういわゆる歯車内で独自性とか自分の居場所を必死こいて作ろうとしても意味がない。そういう一般社会では常に『普通』でいる必要がある。

普通の方がいいに決まっている。

普通だねと言われて落ち込む必要はない。
自ら普通を演じているという考えがあったとして、その中で『普通だ』と言われたの

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