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小さな声が聞こえるところ147 「眼差しこそが、愛」
子どもにとって、大人が目を瞑っていることは「この場を共有していない、ここにいるのにいない」状態を表していて、とても不安になるのです。
大人がふざけて寝たふりなどするのを、幼い子どもたちが嫌がったり怖がったりするのもそのためです。
心は、見えない大いなる力への畏敬の念に満たされながら、目覚めた意識で、眼差しはしっかり子どもたちに向けている。
目を開いてしっかり眼差しを向けていることほど、愛情深
虹のこども園だより7月号/2024
お庭のビワの実、大豊作。
たくさん採れて、おやつにしたり、各家庭におみやげにしたりしました。
このビワの木の種を最初に植えた子どもたちは、もう今年は成人です。
いま食べている子どもたちは、むかし園に通っていたお兄さんお姉さんが植えたビワだよと聞いて、大事そうに種を持って帰っています。
今月の連載レシピは「ひじきのもと」。
ぜひアレンジいろいろ応用して、おいしいものつくってみてくださいね。
こ
第4期講座の始まりに寄せて
5月が過ぎて、いよいよ明日から一年ぶりにオンライン連続講座が始まる前夜。
午前の親子クラスから夜の小学生クラスまで走り抜け、やっと初回スライド資料を用意したところです。
2020年のコロナの真っ最中に始まったこの講座も、はや5年目。
その間の私たちの世界の変化について、改めて思います。
変化が大きくて、
早すぎて、
大人たちも息切れしそう。
いつからこんなに生きることが大変になったんだろう。
そん
小さな声が聞こえるところ145 「終の住処にならない水槽」
お弁当にと、ゆで卵を包丁で半分に切る。
そのとき、包丁についた卵の黄身の少しのかけらを見て「メダカの赤ちゃんにあげなきゃ」と思ってから「ああ、もうメダカはいないんだなあ」と思い直す。
そんなことが続いていたこの季節。
園では、2017年から6年間、野生メダカを飼っていました。
ほぼ毎年卵が孵化していました。
「野生」というのは、東日本大震災で被災した仙台のメダカのことです。
メダカは、同じ種で
虹のこども園だより6月号/2024
新年度を迎え2ヶ月ほど。
新入園の子どもたちも、もう泣きません。
明日は幼稚園お休みとお家で言われて泣いたりするほどに、
みんなどんどん、幼稚園が大好きになっていきます。
幼稚園は楽しいところ、みんなのもうひとつのお家です。
6月号、下記のリンクからお読みください。
小さな声が聞こえるところ144「立っておしっこできるかな?」
私は女性なので、いわゆる「立ちション」の経験はないのですが、幼稚園の先生というのは時に「立ちション」の仕方もガイドする場面があります。
洋式便座が普及し、便器をなるたけ汚さないために?男性も座って用を足すようになってきた現代の暮らしの中では、子どもたちが立ちションを覚える機会が実は少なくなっていますー
排泄に自信のない子どもが増えていますが、排泄は自立の第一歩です。
園の連載エッセイ、満月更
小さな声が聞こえるところ143「小さなシュタイナー診察室」
昨年度より、アントロポゾフィー医療(シュタイナー医療)の小さないずみの会の、おもに看護師による手当と医師による診療の会場に園の分室が使われています。
そうです、園の分室はときどき、小さなシュタイナー病院の診察室になっているのです。
今年度は会員外の方も、リズミカルアインライブング(オイルケア)の療法も体験いただけます。
医療としては治療のひとつとなりますが、健康な人にとっては深いリラクゼーシ
虹のこども園だより5月号/2024
前アカウントを間違えて退会してしまったために、新たにフォローいただいたみなさん、ありがとうございます。
こちらでも改めてどうぞよろしくお願いします。
虹のこども園だより、5月号でました。
今月のおやつレシピはじゃがいもクラッカーです!
「じゃがいもはシュタイナーは”悪い”食べものだと言うんですよね」と時々言われますが、ドイツの食事のように主食のような量をたくさん食べるのでなければ、問題ありま
虹のこども園だより4月号/2024
2024年度スタート!
今年もみんなに愛される虹のこども園であれますように。
どうぞよろしくお願いします。
園だより、新年度4月号リリースしました。
今月の「牛乳・卵・白砂糖を使わないおやつレシピ」はきなこの豆乳プリンです。
こちらからお読みください。
#虹のこども園だより #アレルギー対応おやつ #シュタイナー園 #シュタイナー幼児教育
note 再出発です!
春休みにさまざまな仕事まわりのあれこれを整理していました。その整理作業の中で、うっかりミス!
なんと、noteのアカウントの未使用のものを削除するつもりが、間違って「虹のこども園マガジン」「子どものスピリチュアリティの育て方」マガジンも連載しているアカウントを削除してしまったのです。
慌てて取り消せないかと問い合わせたものの、もう難しくあきらめて新たにこちらのアカウントから再出発することにし
小さな声が聞こえるところ142「ダメなものはダメと言える境界線」
30年保育の仕事をしているなかで、社会も変化していき、それにともなって子育ての意識も大きく変わっていきました。
ここ最近の主流は「子どもの意志を尊重する」「やりたいことをなるたけやらせるようにする」「自主性を大事にする」といったところでしょうか。
もちろん、それらのどれも間違っておらず大事にしたいところなのですが、そのために大人はどんなスタンスで、どんなふうに関わればよいか?となると、迷走してしま