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私は子どもたちの好きなものを軽く見ない

私は子どもたちの支援をする仕事を長年しておりますが実は色々な事が出来ます。子どもたちの世界の知識も知っている事が沢山あります。色々な事を長年意図的に積み重ねているのです。今回学童に行ってどれもが通用してうまくいっていて努力を積み重ねて来て良かったなと感じております。こま、けん玉、あやとり、妖怪の話、虫の話、YouTubeの話、ゲームの話、まだまだ色々とありますが意図的に知識や経験を今まで積み重ねて来ています。


わからない時は子どもたちに教えてもらうスタンスを取りますが、その方向はあまりうまくいかないこともあるのでなるべく使わないようにしています。使うとする時はスピード命でやっています。例えば、私が知らないYouTubeの話しで子どもに教えてもらったとしたら次会う日までに必ず見て感想と質問を作ります。本なども出来る限り手に入れて次会うまでに目を通すようにしています。難しい場合はインターネットで検索して内容を把握します。なぜ、ここまでするかと言いますと大人の


今度見とくわ!って言って全然見ないパターン


は子どもの気持ちを傷付ける裏切りやと思っているからです。子どもたちからすればその子の好きな物や好きな事、その子に対してこちらがどれ程知りたいと思っているか興味関心を持っているかと言う事やと思うんです。それが建前でも不器用でもええんです。キミの事を教えて欲しい知りたいって言うスタンスや気持ちが大事やと思っております。好きな事を相手に伝える事ってとても素敵な事やと思います。



たまに支援する人で


これしか出来ません!知りません!



って言う人がいらっしゃりますが私は好ましく思っておりません。子どもが鬼滅の刃の話してる時にノラクロの話しする人とかいるんですよ。


ノ、ノ、ノラクロ!?



っと思う訳なんです。一方で私が困った時に色々と教えて頂いている60過ぎたベテランの先生がいらっしゃるのですが、鬼滅の刃流行った初期の初期で全部チェックして教室で授業始まる時に


静かにする呼吸!


って大声で言っていました。流石やな〜って思った訳なんです。線引くか引かないかは年齢は関係ないんですよね。


仕事のために努力するのは当たり前やと思うんですよ。支援したいならとっかかりは多いに越した事はない訳でして、そのための努力や勉強は必要です。私はポケモンが全盛期の時にはDSとポケモンを買ってやりました。子どもたちと話しが出来るようにです。同じ目線でやってみるとわかることも沢山出て来ます。私は廊下で寝っ転がっている子が居たら私も横で廊下で寝っ転がります。そうすると


廊下ってひんやりしてて気持ちいいんやなー


とか


廊下の天井ってこんなんなってるんやな



とかその子の事でわかる事が出て来ます。廊下で寝転ぶ事を注意する事が初めに来ないようにしています。全て初めに子どもの気持ちが来るように物事を進めています。


先週、学童で女の子達と2人あやとりをやったんです。みんな全然知らなくて教えてと言われたのでやりました。ここから広がっていくかなと思ったので次のあやとりの目標が必要だと思い、家に帰ってすぐに妻と娘に教えてもらいながら4段はしごを練習しました。あやとりあんまり得意じゃないんですよ。だから毎日1時間以上練習して覚えました。今週、学童で子どもたちに4段はしごを教えています。男の子たちも興味を持ってくれてみんなでずっとやっています。中にはすぐに覚える子とずっと練習している子がいますが、ずっと練習している子には


実は先生も苦手で先週毎日ずっと練習しててん。そうやって諦めずに練習出来る気持ちが素晴らしいね。



っと伝えました。ゲームやYouTubeや漫画やアニメ、こまや虫や妖怪やあやとりが何かの入り口になってくれる事って沢山あるんです。そこに核心があって見えているので私は日々積み重ねています。子どもの世界には子どもの価値観やルールがありますから。郷に入れば郷に従えは人間関係を作る上でとても大切な事です。





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