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日本人は最も聖書的な民族

日本には神道仏教が強く根付いている。

しかし、日本人は暗黙の了解で宗教を強く嫌っている。思想の自由はあっても、実際は宗教に紐づくものはすべて排除するのが日本という国である。
とても歪な国だ。

しかし宗教とは隔離して聖書を読んでみると、いかに日本人の生き方、思想が聖書的であるかが分かる。
(とくにジブリアニメはそれが顕著に表されており、日本人の倫理観や特性が多く含まれているので各作品を通して実感しやすい)

まず、日本人は自然を畏怖し、共に生きようとする精神がある。津波、台風、地震大国だからこその思想でもある。
聖書では、万物の霊長として造られたのが人だ。
万物はすべて神の命を得て造られており、命を持って存在するあらゆるものを支配管理するために神が人に繁栄と祝福を与えた。つまり共存思想の根源がここにある。

さらに、日本人は祈りや儀式に関してもとても従順だ。ほとんどの人は無意識下で行っているであろう、時節ごとの参拝、厄除けなどの儀式、お清めの習慣など、これらのことは実は聖書の中でも多く登場する事柄だ。

日本人は取り立てて主張はしないものの、潜在意識下でとても神というものを身近に感じ、このようにはじまりの神との約束に柔順した生き方をしている民族だということが読み取れる。

更に言ってしまえば、お寺や神社に貼られている有り難いお言葉も、聖書の中でも見られる内容だったりする。聖書の歴史は仏教神道儒教よりも古い。
(キリスト教は2000年の歴史だが、聖書としての歴史は6000年と言われている。)

そして極めつけは何より、平和を重んじる精神だろう。

今でこそキリスト教の書物とされ扱われてはいるが、本来の姿である神から人へ贈られた書物として、改めてこの聖書という本を多くの日本人が開いて読んでみてほしいと強く願わずにはいられない。




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