ENFP-Tの私から見た、 MBTI診断について。②
前回の内容はこちら▼
前回に引き続き、私自身のMBTI(ENFP-T)から、自分の性格について分析していく。
まず、気質について。
T(思考型)とF(感情型)があり、私は圧倒的にF(感情型)だ。
これはかなり分かりやすいと思う。
“事実”を重視し、論理的に考えるか、
自分や周りの人の“感情”を重視するか、
の違いだ。
よく、“男性脳”“女性脳”の違いで、こういった話を耳にすることがある。
こんな感じで、ただ話を聞いてもらうことや共感を求めるのは、女性脳の人に多く、
具体的な解決策やアドバイスを求めるのは、男性脳の人に多い。らしい。
ここで言う 男性脳=T(思考型)、女性脳=F(感情型)、と考えるとわかりやすいと思う。
そして私はやはり、圧倒的に、F(感情型)だと自分でも思う。
私は、この世で何よりも大切なものは、“人の感情”だと思っている。
“感情”より尊いものは、この世に存在しないと思う。
私の人生の目的は、自分や周りの人の“感情”を最後まで守り抜くこと。
そのくらい、“感情”を大切にしている。
友達や周りの人の話を聞く時は、とにかく相手の“感情”のことだけを考える。
自分が病んだり落ち込んだりした時は、文章としてまとめることで、自分の“感情”と真正面から向き合う。
音楽を聴くときは歌詞を重視し、特に自分の“感情”を動かされるものを好きになる。
イラストや作品を制作する際には、必ず“感情”をテーマにしている。
こんな感じだ。
何か辛いことがあった時、その人の“感情”を守り抜くことができなければ、その人は追い込まれて自殺してしまうかもしれない。
いくら解決策を提示したとしても、“感情”に殺されてしまったら、もうそれこそ終わりだし、元も子もない。
私は、私自身と、私の周りの人間が、“感情”に殺されることがないよう、どんなことが起きても生きていられるよう、一生守り抜く。
それこそが、私の人生の使命だと思っている。
一応これも、MBTI診断の設問を例に上げてみる。
「数字やデータより、人々の物語や感情の方があなたに力強く響きます。」
「完全に正直であることよりも、思いやりを持つことを優先しますね。」
「感情をコントロールするのではなく、感情にコントロールされている。」
これらは3つとも、当たり前に、1番左の「賛成する」を選んだ。
よって私は、典型的なF(感情型)だ。
次に、戦術について。
J(計画型)とP(探索型)があり、私は圧倒的にP(探索型)だ。
これもわりと分かりやすく、
J(計画型)は、計画的に物事を進める。
P(探索型)は、規則や計画に縛られず、柔軟に物事を進める。
という違いだ。
どちらも良いように書かれてはいるが、私個人的には、
・時間や締切を守れる。部屋が綺麗。忘れ物をしない。ルールを守れる。
=J(計画型)
・遅刻が多い。締切が守れない。部屋が汚い。忘れ物が多い。ルールを守りたいとも思わない。
=P(探索型)
なんじゃないか、と思っている。
要は、J(計画型)はしっかりしていて、P(探索型)はいろんな物事にルーズ。
Pの私からしても、Pってなんにも良いこと無いんじゃないか??と思ってしまう。
ただ、その分、P(探索型)の人は、人に対しても寛容で、相手の遅刻等もあまり気にならない、
J(計画型)の人は、相手に対しても厳しく、遅刻等が気になってしまう、というところはあるのかもしれない。
そして、私は紛れもなく、P(探索型)だ。
noteのADHDの項目にも書いたが、
・遅刻が多い、時間を守れない
・締切を守れない、いつもギリギリになってしまう
・忘れ物が多い
・部屋が散らかっている
・お金にルーズ
・計画する前にとりあえず行動してしまう
など、本当になんにも、計画ができない。
ただ、他の「意識」=N(直感型)、「気質」=F (感情型)、の項目と比べると、
この「戦術」=P(探索型)は、そこまで偏っていなかった。
その理由について、MBTI診断の設問をいくつか挙げながら考えていこうと思う。
「予定表やリストなどの整理・管理ツールを使うのが好き。」
→これは、どちらかというと「賛成する」。
使うのは好きだよ、「使うのは」ね。
というより、使わないと自分の予定を忘れたり、わからなくなったりしてしまうから、使わざるを得ない状況。
「日々のやることリスト(ToDoリスト)を作ることが好きですね。」
→これもどちらかというと「賛成する」。
これも同じ。作るのは好きだよ、「作るのは」ね。
というより、作らないとやるべきことに優先順位をつけられなくて全て終わらなくなってしまうから、もう作らざるを得ない。
「やらなければいけないことをしてからリラックスするのが好き。」
→これもどちらかというと「賛成する」。
もちろん好きだよ、できるかどうかは別としてね!!!
そもそも、やらなければいけないことが早めに終わった試しは人生でほとんどない。
でも奇跡的に終わったとしたら、その後にリラックスするのはもちろん大好きだし幸せだよ。
けどこれ、嫌いな人っているの???
こんな感じで、↑3つの設問で「計画性がありそうな方」を選んでしまったせいで、私はP(探索型)にあまり偏っていない状態になったんじゃないかな、と思う。
最後に、アイデンティティについて。
T(激動型)とA(自己主張型)があり、私は本当にこの2つの中間にいる。
この2つの違いとしては、
A(自己主張型)=楽観的でストレス耐性が高い。周りの目があまり気にならない。
T(激動型)=ストレスやプレッシャーに対して敏感。ネガティブになりやすく、病みやすい。周りの目を気にしすぎる。
といった感じだ。
私は、世間の平均と比べて、自分が
・楽観的なのか悲観的なのかわからない。
・自己肯定感が高いのか低いのかわからない。
・メンタルが強いのか弱いのかわからない。
・人の目を気にしすぎるのか、気にしなさすぎるのかわからない。
全部、絶妙なラインにいるような気がする。
例えば、私は、基本的に何事に対してもポジティブに捉える。
例えば仕事で苦手な作業をやることになっても、「これは自分が人として成長するためのチャンスだ‼️」と捉えるし、
不運なことが続いた際には、「こんなに頑張ってるのに不運な自分、可哀想でかわいい❣️」と思う。
また、私は、ちょっとしたことですぐに病む。
人との関わりとか、仕事上での失敗とか、単純に物を無くしたり、忙しすぎて余裕がなかったりとか。
ちょっとしたことがいくつも重なっただけで精神的に無理になり、人と会うことも、まともなスピードで歩くことも、道でぶつかった人に対して謝ることもできない、というレベルになる。
しかしその分、自分自身のストレス発散法も沢山あるし、自分のメンタルは自分でケアできる。
元々の自分が弱すぎる分、経験を積み重ねてどんどん強くなっていき、今ではその辺の人よりも何倍も強くなった、というのが私の実感だ。
また、私は「自分自身を好きになる」ために生きている。
2つ以上の選択肢で迷ったら、必ず「自分を好きになれる方」を選んできたし、
周りに尊敬する人や憧れの人がいたら、その人の要素を自分にも取り入れることで、常に自己肯定感を上げてきた。
よって、私は私自身のことがこの世で1番大好きだし、どんな自分でも大好きだ、と胸を張って言える。
また、私は基本的に、自分の“人生の軸”“生き方の軸”を持っていて、人の意見には全く左右されないし、されたくもない。
人にどう思われようと、自分は自分らしく生きるのが1番だと思っているし、人に合わせて生きるくらいなら生きている意味はない、とまで思っている。
そう思っているはずなのに、無意識に、人の目を気にしすぎてしまう自分もいる。
「人の目を気にしたくないのに気にしてしまう」
「自分のことは大好きなのに人前だと自信が持てない」
みたいな、よくわからない矛盾をいくつも抱えている。
その結果が、このMBTI診断の「アイデンティティ」の部分に現れているんだと思う。
これも一応、設問の例を挙げて考えてみる。
「大きなプレッシャーがあっても通常、冷静でいられる。」
→どちらかというと「反対する」。
冷静でいたいのに全然いられない……!
特に人前で話すのとか、何回経験しても永遠に無理すぎる。頭の中真っ白になって脳が固まって働かなくなる。
冷静でいたいのに。本当に辛い。
「会う人に好印象を残すかどうかは、ほとんど気にしない。」
→う〜ん、中間……?
気にしたくないのに気にしてしまう。けど、好印象を残せるような言動ができるわけでもないから、結局気にしてないのと同じ???
「不安はほとんど感じない。」
→どちらかというと「反対する」…?
不安は感じたくないけど、自分にできないこととか苦手なことがあまりにも多すぎて、不安を感じざるを得ない状況にさせられてる感じ。
こんな感じだ。
う〜ん、全部微妙なライン………。