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月と私とゆれるカーテン

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月が満ち欠けするように、ゆらいで詩と自然と生きる日々を綴ります。
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2020年6月の記事一覧

詩「ハミング」について

詩「ハミング」について

エブリスタに詩「ハミング」を投稿しました。

私は在宅フリーランス主婦イラストレーターとして、ストックイラストの仕事をしています。

まあ人に会わないことと言ったら……。会うのは家族くらいですかね(笑)

ストックイラストは自宅にいながらできる仕事で、自分のイラスト作品を誰かの作品の素材としてダウンロードして使ってもらう、ちょっと変わった形のイラストレーターのお仕事です。

ある時ストックイラスト

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詩「アルバム」について

詩「アルバム」について

エブリスタに詩「アルバム」を投稿しました。

この詩は詩雑誌に投稿したのですが、ちょっと日々の疲れも出てきたのか、短めな詩になっております……。

この詩を作ろうと思ったのは、私が結婚して巣立った実家の、私の母が、私の成長の記録をまとめてアルバムにして送ってくれたことがっきかけです。

「本当は結婚式の日に渡したかったけど……」

と書いてありました。結婚式のあの頃は亡くなる前の祖母の介護などで忙

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うたたね6号に寄稿しました

うたたね6号に寄稿しました

うたたね最新号、6号が昨日の夜届きました。

うたたねは今号を持って閉幕……ちょっぴりさみしいな。

思えば様々な合評会に誘ってくれた方々も、うたたねとポエケット経由で知り合った方ばかり。

本当にお世話になった、私としても特別な思い入れのある詩誌です。

今日は仕事も午前中で切り上げられたため、うたたねの最新号に寄稿した詩の制作について書いてみようと思います。

うたたねの表紙、本当に素敵だから

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詩「月と共に眠る」について

詩「月と共に眠る」について

先日、詩「月と共に眠る」をエブリスタで発表しました。

この詩は合評用に作った短いもので、私のライフスタイルの一つの紹介のような詩です。

私はなるべく体に負担をかけないよう、仕事量を月の満ち欠けによって増やしたり減らしたりしています。そこもフリーランスのいい所。

最後の連で「お風呂」が出てくるのですが、合評会ではなぜかそこが好評でした。ありがたいです。

私はお風呂に毎日つかりたい派です。なん

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新月の現代詩の会・オンライン合評会

新月の現代詩の会・オンライン合評会

こんにちは! 今朝コメント書き終わってきました。

今日は新月で夏至で日曜日で父の日です!

昨日から、「明日はすごい日だ……」と思っていました。

私のよくやる空想なのですが、昔の農耕民族の日本のお父さんが、「今日は夏至だなあ……日が沈むのが遅いからがんばって耕すか」と働いて、新月の夜になってゆっくり家族に囲まれながら休む姿なんかを想像してしまいました。

昔の人は日が沈むまでが労働時間だったの

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からだとこころをみがく

からだとこころをみがく

こんにちは! 梅雨入りしましたね。今日は下弦の月でした。

私は梅雨の雨自体は好きなのですが、高温多湿にかなり弱いです……。からだがだるく、重たく感じます。

そういうわけで!自粛期間中にもからだをみがくと、からだもこころも研ぎ澄まされて、なにかしらの創作にいい影響が出るかな、と思い、

筋トレをはじめました!

もともとからだを動かしたり、お風呂に入ったりすると「無」になれて、詩想がわくことが多

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満月を過ぎて~て、わたしブックスさんと詩のオンライン合評会【第三回】

満月を過ぎて~て、わたしブックスさんと詩のオンライン合評会【第三回】

こんにちは! 梅雨に入ったのか、雨の気配と湿度と共に夏を迎えた感じがします。

先日は満月でした。私はその前の晩に満月に近い月を楽しみました。

あの日は暑かった~!

さて、先日になってしまいましたが、て、わたしブックス発行人の山口勲さんと共催した詩のオンライン合評がありました。

私自身今回はPMS(月経前症候群)になっていて、合評会4日前には頭痛や腹痛に悩まされていたのです。山口さんに心配を

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詩「月夜の日記」について

詩「月夜の日記」について

エブリスタに詩「月夜の日記」を投稿しました。

これは一部本当にあった私の体験で、祖母が亡くなる前に住んでいた高齢者住宅のおばあちゃまから聞いた話をもとに書いていました。

ちょうどこれを書いていたのが1年前、私が結婚(入籍)したてのころだったように思います。

何もかもが新鮮で、真新しく、「生活」というものを二人きりで作り上げていくことがいかに大変だったか、そしていかに素晴らしいことなのかを思い

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詩「おまじない」について

詩「おまじない」について

エブリスタに詩「おまじない」を投稿しました。

私は小さなころいつもお下げ髪で、いつか「オズの魔法使い」のドロシーになるんだ!といつも言っていました。

まだコマ劇場があったころ、よくミュージカルの「オズの魔法使い」を見に行っていました。あの舞台、とっても素敵だったなあ。「虹の向こうへ」がとっても素敵な日本語訳でした。

この詩を書いたころは、1年前、結婚した当初だった気がします。

式を挙げてす

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