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アキの詩集

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#季節の詩

言葉の花束ーアキの詩集No.158

言葉の花束ーアキの詩集No.158


1.「水たまり」
仕事帰りの
雨道で

水たまりを
ちゃぷちゃぷ
音立てて

ちょっと
童心に還って

気晴らしに
遊んでみたの

そうしたら
水はねと一緒に

疲れも
吹き飛ぶかなと思って

2.「無理せずとはよく言うけれど」
無理するなと
よく言うけれど

生きていれば
ここぞと言うときに

無理してでも
やり遂げたいことが
出てくるもの

無理せず
何事も力を入れない人生なんて
つまらない

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言葉の花束ーアキの詩集No.156

言葉の花束ーアキの詩集No.156


1.「5月5日の決意表明」
5月5日
こどもの日

子どもは
我が家にはいないけれど

何か
お祝いしたいね

我が家の愛猫たちの
健康を祝そうか

あとは
私が早く
実家を出て

自力で
生きていけることを祈ろうか?

どうせなら
家族仲良くいつまでも

ではなくて
ちゃんと自立して
私が巣立っていけることを
親には喜んで欲しい

それが現実となるよう
私は頑張りたい

2.「5月5日こどもの

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言葉の花束ーアキの詩集No.155

言葉の花束ーアキの詩集No.155


1.「近頃汗ばむ陽気になって」
近頃
汗ばむ陽気になって

半袖が
丁度よいと感じる

夜になると
幾分か熱さが和らぎ

夜風に当たって
ぼんやりと過ごすのが
とても心地よい

夜闇の中から
虫や蛙の声が聞こえてくる

その音を
子守唄にして

今夜は
眠りたい

2.「賢い人である前に」
気の利く
賢い人でありたい

でも
その前に

人の痛みや
弱みを理解出来る

温かで
柔らかな心を持った

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言葉の花束ーアキの詩集No.153

言葉の花束ーアキの詩集No.153


1.「雑談」
他愛のない
あなたとの雑談は

あなたを
知り

あなたとの
距離を縮めるための

大切な
時間

少しずつ
知っていきたいな

出来れば
私のことも

少しずつ
知って欲しいな

なんて
欲張りかしら?

2.「もっと強く生きたい」
あのとき
自分の気持ちを
はっきり言えていたら

ブレずに
自分の考えに
自信を持って

もっと
堂々と振る舞えていたら

そんな振り返りを
繰り返

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言葉の花束ーアキの詩集No.148

言葉の花束ーアキの詩集No.148


1.「久々のお化粧」
大学以来の
久々のお化粧

動画を見て
復習して

薄化粧を
施してみたよ

うん
変じゃない

とても
良い感じ

職場に行って
誰か気付いてくれないか
期待するのも楽しいし

気付かれなくても
可愛くなった自分が
愛おしいから気分が良い

化粧が崩れないよう
気を遣うのは疲れるけれど

お化粧のおかげか
いっそう自分が
好きになれたよ

2.「永久にあなたは私のアイドル

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言葉の花束ーアキのー詩集No.140

言葉の花束ーアキのー詩集No.140


1.「寒椿」
冬という
モノクロの世界の中

紅一点の
寒椿に

心が
奪われる

冬の
冷たさに負けず

むしろ
バネにして

艶やかな
赤を彩る

たくましく
生きる様が
美しい

芯の強い
女の生き様のようだ

2.「眠気の悩み」
眠い時に
寝られたら
どんなに気持ちが良いか

だが
眠い時は

大抵
仕事のある日の
朝なんだ

眠気と戦いながら
出勤は
ある意味
苦行だ

そして

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言葉の花束ーアキの詩集No.137

言葉の花束ーアキの詩集No.137


1.「私にとってのクリスマス」小さい頃

クリスマスには
ツリーを飾り

大きな
ホールのケーキを買って

家族で
お祝いして過ごしたけれど

いつの間にか
ツリーを飾らなくなり

ケーキやチキンは
食べるけれど

そこまで
盛大にお祝いすることも
なくなってしまった

プレゼントを
誰かにあげたり
もらったりすることもなくなって

ちょっと
寂しい気もするけれど

いつも通り
大切な誰かと

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言葉の花束ーアキの詩集No.131

言葉の花束ーアキの詩集No.131


1.「涙の洪水」今日も
誰かが
泣いている

痛み苦しさに
悶えて

涙を
流している

世界各国で
起こる争い

それによって
誰が
心晴れやかに
笑うことが出来るだろうか

このままでは
世界は
涙の洪水に
呑まれてしまうよ

だからこそ
私は
一緒には泣かない

ただ
静かな心で
平和に向かうことを願い

日々の
ささやかな幸せを

喜び
笑うよ

みんなで
泣くよりも

誰かが
笑ってい

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言葉の花束ーアキの詩集No.129

言葉の花束ーアキの詩集No.129


1.「自立」親の
務めは

子どもを
養うだけではなく

ちゃんと
子どもが自立出来るように

必要なことを
教え

子どもが
自立していくことを
信じて見守り

自立する
子どもの背中を
押してあげることだと
私は思う

私の親は
自立を心から
喜ばないどころか

足を
引っ張る人達だ

だから
私はこっそり
自立の準備を進めている

後は
自分が自分に
OKサインを出すだけ

親のことは

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言葉の花束ーアキの詩集No.128


1.「雨上がりロード」太陽の光を
反射して

まぶしく
輝くよ

雨上がり
ロード

雨上がりの
空のように

濡れた路面の
輝きも
最高に美しいよ

私の人生も

まさにこんな感じだよ

たくさん
雨風に吹かれ
苦労した分

苦労が抜けた先の
人生の道のりが

まさにこの
雨上がりロードのように

輝いて
見えるんだ

これから先も
きっと上手くいく

いや
絶対
上手くいく

自分で積み上

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言葉の花束ーアキの詩集No.127

言葉の花束ーアキの詩集No.127


1.「推しのスマイル」私の
推しアイドルよ

あなたの
笑顔が見たい

あなたの
笑い声が聞きたい

あなたの
スマイルがあれば

どんなに
しんどい仕事も
乗り切れる

あなたは
私の太陽よ

なのに
最近のあなたは
疲れているのか

元気が
足りないね

あなたに
再び
スマイルあれ!

どんなあなたも
私は好きだけど

やっぱり
笑顔のあなたが
一番良い

だから
笑って下さい

あなたは

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言葉の花束ーアキの詩集No.126

言葉の花束ーアキの詩集No.126


1.「危ない花」道端に咲く
彼岸花

まるで
花魁みたいで
きれいだね

さぁ
私を
髪に挿しなさい

花魁の
簪みたいで
様になるんじゃないかしら?

なんて
花に誘われても
拒絶しなさいな

妖艶な美女は
気に入っても
眺めるだけにした方がいい

下手に
手を出したら

毒牙に
やられてしまうから

2.「道標」どんな
出来事も

どんな
思いも

みんな
詩の糧になるし

人生の
道標とし

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言葉の花束ーアキの詩集No.119

言葉の花束ーアキの詩集No.119


1.「ちょうちん代わり」お盆の
お墓参りで

うっかり
ちょうちんを忘れて

家族皆が
動揺したけれど

私は
大丈夫と言った

だって
私は
ちょうちんの火よりも
うんと輝いているから

私が
ちょうちんになれば良いでしょう?

何て
調子の良いことを言って

家族皆を笑わせて

多分
死んだ祖父母も

笑いながら
私についていってくれたんだろうね

2.「今を生きたい」楽しくて
幸せいっぱい

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言葉の花束ーアキの詩集No.118

言葉の花束ーアキの詩集No.118


1.「ペットボトルの中の世界」ペットボトルを横に傾け
中の水を眺めれば

小さな海が
出来上がる

そこに
島を浮かべ

人や生き物を
散らばせれば

小さな世界の
出来上がり

ペットボトルの中の
小さな世界を
私が眺めるように

神様も
この世界を
何となく眺めているのかな?

たまに
眺めては

ペットボトルの中の
茶番劇に
一喜一憂して
楽しんでいる

そんな
気まぐれの神様を

今日も

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