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#みんなのねがい
第17回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2024年3月
白石正久・白石恵理子
第17回(第I部第5回、最終回)
誰もが自由で
自分らしく生きる未来を創りだすために 2年間つづけてきた連載「発達のなかの煌めき」は、3月号で無事、最終回となりました。この2年間、お読みくださった皆さん、ご感想・ご意見をお寄せくださった皆さん、「執筆者交流会」にご参加くださった皆さん、そして、地域や職場で「読む会」をつづけてくださった皆さんに心より感謝いた
第15回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2023年7月
白石正久・白石恵理子
第15回(第Ⅱ部第3回) 乳幼児期の保育・療育についての覚書<その2>
今回は、障害のある子どもたちに対する児童発達支援等での療育や保護者支援にかかわって、「行動理論」を背景とする行動療法・応用行動分析等について考えていきます。
「療育」とは何か
そもそも「療育」という用語は、「肢体不自由児の父」とも呼ばれた高木憲次(1888-1963)によって提唱さ
第14回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2023年7月
白石正久・白石恵理子
第14回(第Ⅱ部第2回)乳幼児期の保育・療育についての覚書
はじめに
まず、6月11日に開催された「教育と保育のための発達診断〈オンライン〉セミナー」にご参加いただきありがとうございました。600名を超える方にご参加いただき、1300回近い見逃し配信視聴回数を数えたとのことです。繰り返し視聴していただいたことに、みなさんの学びへの強い思いを感じました。感
第11回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2023年2月
白石正久・白石恵理子
はじめに
連載第10回と第11回では、「3次元形成期」(障害のない場合の5歳後半~6歳)で誕生する「生後第3の新しい発達の力」、および「9歳の節」にあたる「1次変換可逆操作期」について説明しました。一方、「7歳の節」にあたる「3次元可逆操作期」については、発達の重要な転換点である「3次元形成期」に力点をおいたために、説明を行ないませんでした。「3次元可逆操
第10回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2023年1月
白石正久・白石恵理子
第10回 導き、導かれる関係のなかで自分を育てる
はじめに
新年あけましておめでとうございます。
昨年度は、『みんなのねがい』の連載「発達のなかの煌めき」(以下では「連載」)、そしてこの「もう一つの『発達のなかの煌めき』」(以下では「もう一つ」)で本当にお世話になりました。皆さんからいただいた励ましや気づきの声に、たくさんの新たな視点をいただくこと
第7回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2022年10月
白石 正久・白石 恵理子
第7回 つないで、まとめあげ、そしてまた考える
~「2次元可逆操作」の世界へ~
連載がはじまり、あっという間の半年が過ぎました。猛暑もようやくやわらいできました。じっくりと学びの秋にしたいですね。先日、2回目の連載「交流会」を開催したところ、全国から多くの方がご参加くださいました。皆さんと、子どもたち・なかまたちの「本当の要求ってなんだろう
第6回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2022年9月
白石正久・白石恵理子
第6回 「二次元の世界」を開く
いつも「もう一つの『発達のなかの煌めき』」(以下では「もう一つ」)をお読みいただき、ありがとうございます。プリントして持ち寄り、『みんなのねがい』連載とともに読みあわせをしていただいているとのお便りを拝見しました。どちらを先に読んだ方がよいかとのお尋ねもありました。
そこで、「もう一つ」を書くことになった動機を改めてお
第5回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2022年8月
白石 正久・白石 恵理子
第5回 1歳半の発達の節(その2)
連載第5回(8月号)の「『本当の要求』とはなにか ― 自閉症児と『一歳半の節』」では、横軸に私たちの発達相談という仕事を通して考えた、地域で暮らす、生きるということの発達にとっての意味を、縦軸に「1歳半の節」における発達の障害をとりあげました。
変化する素材と道具
8月号では、「1歳半の節」において「Aの次には
第4回 もう一つの「発達のなかの煌めき」(『みんなのねがい』連載解説)
2022年7月
白石正久・白石恵理子
第4回 1歳半の発達の節(その1)
「もう一つの『発達のなかの煌めき』」(以下では「もう一つ」)をお読みくださり、ありがとうございます。
先日、オンラインでの読者会に参加しました。平日の19時からだったのですが、多くの方が参加くださり、あっという間の2時間でした。就学前から成人期まで、さまざまなライフステージにかかわる皆さんがつながって、担当している