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未完成を恥じるな

ロックバンド、SUPER BEAVERの楽曲「決心」にタイトルへ記載した「未完成を恥じるなよ」という表現があります。青春時代における挑戦をテーマにしているようなPVと歌詞は大人になった今でも確かにその通りだな、自分自身がいじけたオトナになっていないかという人として大事な振り返りに繋げる事ができます。そこから連想した内容を今回のnote記事にいたします。

青春時代の新鮮な気持ちは大切な財産です。
この気持ちは、世界に対する無限の可能性を感じ取る感覚を表すことができます。
「自分にはできるんだ」「自分にはやれるんだ」「自分の将来は無限大だ」「自分は何者にでもなれる」
このような有能感、自己効力感、自己肯定感に満ちた感覚は現実に向き合って負け続けるまで持てるある種有限の感覚だと考えています。
日々の自らの生き方や機微に胸が躍る、小さな幸せやちょっとした青春という興奮に息をのむ、些細なことが命がけに思える。
そんな日々は決して戻ってこない、一期一会の時間と捉えています。

しかし、その時々の思いは忘れ去られていきがちです。社会人になり、仕事や人間関係に忙殺され、つい目の前のことだけで精一杯になってしまいます。
加えて、人は年を重ねるごとに内向きになりがちと考えています。もちろん人によりそれだけではありませんが、職場の同僚、学生時代の友人など、閉じたコミュニティで生きるようになりがちで、自身の固定の安住がある人付き合いで満足しがちな所があります。
だからこそ、青春の自由奔放な精神を振り返ることが大切だと考えます。
部活動で奮い立つ興奮、初めて告白したときの胸の高鳴り、身の丈なんて関係なく、はしゃぎまわった己の姿、そんな青春に改めて触れることで人生の新しい可能性に気づき、より豊かで挑戦的な行動に繋げることができるのではないでしょうか。
このいつまでも挑戦し続ける、自分の興味関心の新たな側面を追求し続ける、そんな気持ちを大人になっても忘れずに持ち続けることができれば、人生はより豊かなものになるではないでしょうか。

若い内はチャレンジする機会がたくさんというよりほぼ無限にあります。ちょっと無気力になっている学生さんがもしいるのであれば、ちょっとその時間もったいないよ!という気持ちを抱くと共に、モラトリアムを謳歌する大切さ自体も愛おしく思える気持ちに抱かれます。
もしあなたが夢中になれることを見つけることができたら、成功する確率なんて気にせずにとことん追求して欲しいと心から思います。時期からくるタフさか分からないですが、失敗してもまた立ち直れる力があるからこそ、思い切った挑戦ができると考えます。

たとえば、学生時代に部活動で日本一を目指そうとしたら、あなたは膨大な時間と熱量をそこに注ぎ込む必要があるでしょう。
しかし、失敗してもまたただの一学生に戻れる。ましてや、進路に高校や大学があるのであれば、その熱い青春の時間はかけがえのない時間となり、糧となり、自分の未来の行動を促進させるアンカーのような存在となり、あなたの中に残り続けます。その「頑張った!」という青春要素はあなたの一生の財産になり、リスクより圧倒的に返ってくるものの方が大きいということができます。
また仮に、社会人などになり、どうしても諦めきれないことなのであれば、諦めなければいいのです。自分でバイトなりをして、小さく小さくどんどん膨らませていって、徐々に規模を大きくしていけば、いずれ大きな成功につながる可能性はあなたの中に秘めていると思います。
特に、若い内にこそ、未完成な部分を恥じずに飛び込んでみることが大切と言えます。手探りで日々の挑戦をすすめながら、試行錯誤しつつ前へ前へと駆け抜ける。その過程こそが自分を成長させてくれると信じることが何より大切です。
つまり、平たく言うと失敗を恐れずに、躊躇いもなくチャレンジし続けることが大切です。不可能と言われることであっても、前人未到の挑戦であっても、どんどん自己の軸や感情に従って精一杯取り組む、そんな姿勢こそが己の成長につながる大きな要素といえます。

そして、周囲の大人から「まだ早い」「無理がある」と斜に構える意見があっても、聞く必要は一切ありません。若い内こそ、逆境に屈することなく、自分の信じる道を突き進めるべきです。
大切なのは、自分が目指すもの、自分が実現したいことです。この内なる燃える炎に対して、他人の意見が支配してはいけません。周囲の目や常識にとらわれず、自分自身の声に耳を傾けてこそ、本当の自分が見えてくると言えます。
自己実現と他者評価は相反することがあります。 だからこそ、他人の意見に惑わされず、自分が正しいと信じることを貫徹することが大切です。
つまり、青春時代の自由な精神を大切にし、未完成を恥じずにチャレンジし、他人の意見に惑わされずに自分の道を突き進む、そんな姿勢で行動することが何より大切なのです。
大人になり、読んでいる方から見ても、振り返っていじけたオトナに仮になっているのであれば、今日を境に小さな挑戦を始めることがあなたの人生に潤いを与えてくれるのではないでしょうか。


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