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障がいと戦うビジネスマンの日記丨「学び・創造・思考・ビジネス」についての記事を主に書き…

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障がいと戦うビジネスマンの日記丨「学び・創造・思考・ビジネス」についての記事を主に書きます丨通信→マーケティングリサーチ→人材→小売→外資IT丨一児のパパ丨「世の中を1mmでも良くする」がMission丨記事の内容は所属に関係無く、発言や見解は個人的なものです。

マガジン

  • ココロ揺さぶる(といいな)マガジン

    私の書く記事で、右記のどれかに当たる内容をマガジン化します。「アクセス数が割とある」「スキ数が割とある」

最近の記事

Culture Drivenの力

企業には様々な「文化」という色があります。 個々の人が働く仕事という文脈において、私は企業「文化」は集団として結合し、力を発揮する為の一つの武器と捉えています。 昨今のビジネス環境は急速に変化しています。 グローバル化・DXなど、バズワードのような言葉も多々ありますが、ビジネス間の壁が低くなり、横断的かつ発展の速度も上がっている現代社会において、企業の持続的な成功の鍵は何でしょうか? 私は、その答えの一つが「Culture Driven」だと考えています。 「Cultu

    • Think Bigであれ

      「大きく考える」という発想をする時、「それは現実に今あるリソースで実現出来るのか?」という視点から考える事があります。それははっきり言ってナンセンスで、(決して否定をする訳ではありません)ニッチを満たすスモールビジネスを展開する企業で無い限り、組織で事業を行うにあたり「大きく考える」ということの重要性は理解できる人も多いのではないでしょうか? 異なる視点、新しい視点を持って、自分が手に持っている石を月に投げるような勢いで投げる。むしろ投げずに届ける方法を考えてみる。この大胆

      • 縁とレジリエンス

        人生において、友人関係は常に変化し続けます。 私にとっては、社会人になって出来た大切な友人を私が病気になったタイミングで哀しくも失うことになりました。 その繋がりを「縁」という日本的な概念で捉えており、立ち直り方も含めて、もし良かったら同様の出会いや別れといった経験をしたことがある人は共感していただけると有り難く思います。 親しい友人との別れは辛い経験です。不可抗力であっても、相手から切られる場合であっても、自然消滅でも哀しさが存在します。この友人関係については、多くの場面

        • 終身雇用ってオワコン?

          近年、「終身雇用は時代遅れ」という声すら聞かなくなり、当たり前という論調が社会に広がっていると私は考えています。 事業のグローバル化や技術革新の加速により、AIやロボットに代表されるGAFAMやエヌビディアといった先進的な企業が注目され、企業環境が急速に変化する中、終身雇用制度は時代遅れ、柔軟性に欠ける、企業が人材を抱え続けられないという批判も少なくありません。 しかし、本当にそうでしょうか? 今一度、終身雇用の意義と可能性を見直す時期に来ていると私は考えています。 そもそ

        Culture Drivenの力

        マガジン

        • ココロ揺さぶる(といいな)マガジン
          52本

        記事

          価値観の深化とカニバリゼーション

          私たちの人生は、多様な価値観によって形づくられています。これらの価値観は様々な視点から生まれ、互いに重なり合っている場合もあります。しかし、自身が追い求める充実した人生を送るためには、単にこれらの価値観を保持し続けるだけでは不十分ではないでしょうか。 私たちの置かれた状況は常に変化し、それに応じて価値観もアップデートする必要があります。ここで重要なのは、重なり合う価値観を両方とも大切にするだけでなく、時にはカニバリゼーション(共喰い)を起こす勇気を持つことが重要だと考えます

          価値観の深化とカニバリゼーション

          他者利益と自己利益の両立

          私たちは誰もが自分の利益を追求したいと思っている一方で、他者のためにもなることを望んでいることも多いです。しかし、時として両者は対立し、どちらを優先するべきか悩むことがあります。ざっくり分けると、この人の利益の追求の仕方は3つのタイプに分けられます。ギバー(与える人)は他者の利益を優先し、テイカー(受け取る人)は自分の利益を優先する傾向にあります。そしてマッチャー(等価交換者)は、相手からの恩恵に見合った対価を払おうとします。 ギバーは利他的で自己犠牲的になりがちですが、そ

          他者利益と自己利益の両立

          積極的休養のススメ

          「休養学」という本を読みました。 (アフィリエイトリンクなどは特に無いので自分で調べてください。) この本は、休養の重要性や仕組みや取り方など、言われてしまえば皆知っていても見落としがちなことの再確認も含めて、知見の多い本でした。 最近、私は疲れ過ぎていて、バーンアウト直前までいってしまっていたと自覚しているのですが、そんな私にはこの本で言う「活力」を与えるというのは新たな刺激で、特に「積極的休養」で「活力」を与えると言うのは大事な視点だなと感じさせられました。 積極的休

          積極的休養のススメ

          大人の学びとプロセス

          現代の大人は学ぶことを求められます。ビジネス文脈でも使われるリスキリングなどはその典型例で、既存の知識などのUpdateを求められることも多いです。先日、認知科学の視点についてほんの少し学ぶ機会を得たので、知見を交えて文章にまとめたいと思います。 前提として、新しいことを学ぶ際、大人も子どもと同じように多くの認知過程を経ることになります。その過程を意識することで、より効果的に学習を進められると考えます。 まず、言語や数式、図表など、様々な記号を用いて考えたり対話したりする

          大人の学びとプロセス

          「問い」と向き合う

          「問い」とは、人が自らの存在や、人生、世界など、あらゆる対象物に対して、切り口を見付け、疑問に思い、考えることを問いと表していると私は考えています。 「なぜ生きているか?」「人生の意味は?」「世界はどうしてできたのか?」「何のために宇宙は存在するのか?」などの根源的な問いから、もっとライトな問いまであらゆる問いが存在しています。これらの問いに対する「一旦の答え」を求めることで、人は自らの存在を問い直し、再定義し、より深い自己理解や人生観を得ようとします。 哲学者や宗教家は、

          「問い」と向き合う

          ベクトルという考え方

          数学にはベクトルという概念があります。 定義を調べると「大きさだけでなく、向きももった量。例、速度・力。」という内容を表し、見た目は「→」こんな矢印のようなものです。 ベクトルを比喩として表すと、矢印には「太さ」「長さ」「方向」の要素があると考えています。 仮に、人生に例えるのであれば、「重厚性」「継続性」「方向性」の3つを表すことができると私は考えています。 太さ(重厚性)とは、どれだけ深く内容のある人生を生きているか 長さ(継続性)とは、どれだけ内容のあることを継続

          ベクトルという考え方

          青の世界

          漫画「ブルーピリオド」に登場するこんな台詞があります。 「あなたが青く見えるなら りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」 ストーリーは割愛しますが、この台詞には共感しかありません。 この台詞が示すように、世界を見る視点は人それぞれ異なるものです。客観的な事実だけでなく、私たち一人一人の主観が色付ける世界観というものがあると考えています。 社会は、私たちに客観性を求める機会がとても多いです。もちろん客観と現実を冷静に受け止める時も時は大事かもしれません。しかしながら、人生

          青の世界

          子育てにおける「個性」の最大化

          唐突ですが、私は小学校〜高校ぐらいまで「変な子」呼ばわりされていました。私は天才でも神童という訳ではないのですが、とても好奇心の強い子どもで、世の中にある多くの物事に対して、マイペースに「なんで?なんで??」と興味津々に質問を繰り返していました。それは今の仕事やビジネスに対するスタンスでも同様のことが言え、「これは何故??」と言葉を変えて存在し続けています。 自分が成功例だなんて決して思わないですが、「変な子」というある種、固有の個性をどう伸ばすのかは、多様性が大事と呼ばれ

          子育てにおける「個性」の最大化

          はじまりの日

          かの有名なスピーチにスティーブ・ジョブズのスタンフォード大での発言があります。 「もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」 この問いは本質を捉えていて、判断の軸として「自分の心の声」を聞いて信念に沿って行動しているか?を示しています。 発言として、少し極論に感じるかもしれませんが、判断と選択こそが人生最大の道具であることを考えると、私はこの発言は好きです。 一方で、私は毎日が「はじまりの日」とも捉えていて、ビジネスでも人生でも「日常をルーティンにしない」

          はじまりの日

          選択が未来を決める

          人生においては大小関わらず、数えきれない程の選択を日々行なっています。 選択とは、複数の選択肢から一つを選び取ることを言います。人生においては、日々さまざまな選択を迫られます。モノを買うことから、進路、職業、人間関係、生活習慣など、無数の選択が待っています。一見、些細な選択を行うような場合でも、その先に大きな影響が及ぶ可能性を秘めています。例えば、昼食に何を食べるかという選択が、健康に影響を与えたり、今後の体型に影響を与えたり、時には誰と食べるかによって今後の仕事のきっかけ

          選択が未来を決める

          メンバーシップの力

          私は、DeNA創業者 南場智子さんの 「不格好経営」という本に出てくる、以下のフレーズが大好きです。 仕事をするにあたって、一人で実現できることは本当に少ないと私は思っていて、「能力」「人手」「知識」「経験」「相互の有機的な繋がり」というものを無視することは不可能であると考えています。 言い方を変えると、集合知を集めることによりできる事は大幅に増えます。 一人で経営している企業でない限り、複数人で課題に対して取り組むことが行われます。それは組織自体を飛び越える場合も十分に

          メンバーシップの力

          仕事は問題解決

          私は新卒で入った会社で、尊敬する上司からある言葉を教えられました。その言葉は 「仕事は問題解決」 という言葉です。 問題という言葉は課題と置き換えていただいても構いません。この言葉は、仕事に対する根本的な姿勢を表しているように思えます。 私の解釈として、この言葉に以下のような意味合いが含まれているのではと考えています。 ①問題を解決しない限りは、仕事ではない。 本当の意味での仕事とは何かと考えると、不便を取り除く(つまり、解決をする)ことと言えるのではないでしょうか。その

          仕事は問題解決