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私の書く記事で、右記のどれかに当たる内容をマガジン化します。「アクセス数が割とある」「スキ数が割とある」
近年に限らず、ギャンブルや宝くじ、暗号資産など、「一発逆転」を狙うかのようなお金を増やす手段に対しての関心は高いと思います。この「一発逆転」への期待は、どのような心理メカニズムから生まれるのでしょうか。 ⚫︎確率と期待値を無視する人間の特性 宝くじを例に取ると、その当選確率は驚くほど低いものです。例えば、日本の年末ジャンボ宝くじの1等の当選確率は約1,000万分の1です。これは、交通事故に遭う確率(約3万分の1)よりもはるかに低い数字です。 しかし、興味深いことに、米国の行
私たちの社会では、障害者の就労支援や雇用促進が進められていますが、依然として多くの課題が存在しています。なぜ障害者が働くことが難しいのか、その要因を多角的に検討してみたいと思います。 ⚫︎企業側の課題 まず、企業側の大きな課題として、職場環境の整備が挙げられます。 多くの企業では、バリアフリー設備の導入や作業スペースの確保、必要な補助器具の設置など、様々な環境整備が必要となります。これらの整備には相当なコストと時間がかかることが多く、特に中小企業にとっては大きな負担となって
「世界の中心はどこか?」 この一見、単純な問いに、私たちは経済的な答えを求めがちだと考えます。 しかし、現代の国際社会において、この問いはより深い考察を必要としています。 歴史的に、この「中心」という概念は変遷を遂げてきました。 かつて、多くの巨大文明は自らを「世界の中心」と位置付けていました。 古代中国は「中華」を名乗り、ローマ帝国は地中海を「我らの海」と呼んでいます。これらの「中心」観は、その時代の政治的・経済的な力関係を反映してきました。 現代の「アメリカによる平和
タイトルは漫画ちはやふるの部顧問が掛けた名言です。 競技かるたに向かう情熱・熱意が端的にうまく表現されていますね。 この真理は、競技かるたに限らず、あらゆる挑戦に通じます。 私は、一生懸命になれることは、それ自体が幸せなことだと思います。 何かに打ち込む時、最初は誰もが不安を抱える部分があります。うまく出来るだろうか、続けられるだろうか。そんな心配を抱えることもあります。 ただ、一歩を踏み出すことで、新たな世界が広がっていく過程を楽しむことができると考えています。 部活動し
仕事やビジネスを成功させるのに「根拠のない自信」が大切という文脈を見掛けることがあります。 新規事業に取り組む時、新たなチャレンジをする時など、何かにエイヤで飛び込む時など、大なり小なり「根拠のない自信」を持っている人は少なくないと思っています。 しかし、その「根拠のない自信」の本質とは何でしょうか? 根拠が存在していないけど、自信がある。この一見、矛盾するかのようなこの概念について今回は記述してみたいと思います。 まず、「根拠のない自信」とは何か?を考えてみましょう。こ
放送作家 野々村友紀子は独自の子育ての考え方を時折テレビなどで話している。その中に思春期特有の反抗心を俯瞰的に捉えるこんなコメントがあった。 個人的に大爆笑だった。 私自身も思春期ではないとしても子育て世代ではある為、苦労は理解できる側面もあり、気持ちがダイレクトに分かる為だ。 この「ホルモンがしゃべる」という概念の擬人化のような方法を用いた考え方を私は個人的に「ホルモン理論」と呼んでいる。 一方で、私は精神疾患を患っていて、四六時中自分の中の生死と対峙している。 私は辛
あなたは最後にどのような「問い」を立てましたか? ビジネスにおいても人生においても、正しい答えを見付けることと同じぐらい、適切な「問い」を設定することが重要です。 かのアインシュタインは、「私に1時間問題を解く時間があれば、55分を問題を理解することに使うだろう」という言葉として残していますが、この言葉は直接的とは言えませんが「問い」を立てる大切さ、また「問い」を理解する大切さを示すとも考えられます。 この文章ではビジネスの文脈において、効果的な問いの設定方法について探り
米国最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートの創業者であるサム・ウォルトンは、こう語っています。 この一見謙遜に見える言葉の中に、実は大きな真理が隠されています。 新しいことを始めるとき、多くの人は往々にして「独創的でなければならない」「他の人がやっていないことをしなければならない」というプレッシャーを感じがちです。 しかし、ウォルトンの言葉は、そんな固定観念を覆してくれます。 ウォルトンの言葉が示唆しているのは、イノベーションは往々にして模倣から始まるということ
世の中には色んな名言があります。 私は世のぶっ飛んでいる人に賛辞を送りたい。そして私もそう在りたい。
大きくて遠い目標に圧倒されて今一歩踏み出せない時はありませんか? 目標達成のコツは、小さな一歩を積み重ねる事だと私は思います。 今回の記事では、「スモールステップ」の重要性と、どう使うかについて記述してみたいと思います。 まず、スモールステップとは、大きな目標や複雑なタスクを、実行可能な小さな行動に分解することを言います。これによって壮大で複雑な目標に対する遠い感覚を低減し、着実に前進することができます。 その重要性は複数あると思っています。 ・心理的障壁の低減 大きな
日本の労働市場は大きな転換期を迎えています。 かつて日本の経済成長を支えた「終身雇用」という概念が、急速に崩れつつあります。この変化は、単なる一企業の方針変更ではなく、日本経済全体の構造的な変化を反映しています。 昨今、政治経済の論点の一つで「雇用規制の見直し」なども語られていますが、詰まる所は日本社会における「終身雇用の限界」とその変化を示唆しているとも言えます。 まず、この変化の背景を理解する必要があります。 日本経済団体連合会(経団連)の会長は、「経済界は終身雇用な
婚活でよく言われることで「普通の人がいい」なんてよく言われます。 かなり前の話にはなりますが、Twitter(現:X)やTV番組で普通の顔という表現で星野源が挙がり、若干炎上気味になるというのも記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 まず、普通とは何でしょうか? 辞書的な意味を拾うと「特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。」を表すようです。 この定義を通じて、私は個々人にとってありふれた、また当たり前とい
こんにちわ。 自己紹介をご覧いただきありがとうございます。 プロフィールの内容について、以前に書いてから少しずつ状況も変わっておりますので、改めて自己紹介を書くことに致しました。 自分のことを語るのは少し気恥ずかしいですが、よろしければご覧ください。 nbと申します。既婚で、一児のパパをしており、愛娘が可愛過ぎてたまらない、いわゆるただの親バカです。 兵庫県神戸市生まれ。 現在は、都内で某外資IT企業にてサラリーマンをしながら、noteを週一回程度更新するように心掛けて
今回はあいみょんさんの曲からタイトルをお借りしてみました。 皆さんは、生きている実感をどのような時に得られますでしょうか。 私は、誰かと話したり繋がっている時、 子どもと自然に触れ合っている時、 無我夢中に仕事をしている時、 温泉に入ってリラックスをしている時、 創造性ある行動から自身の琴線に触れた時、 ジムで汗を流している時、 他者への貢献を感じた時、 世の中の発展に寄与する製品に出会えた時、 映画や芸術作品を見て感動した時、 その他、日常の小さな喜び、など 様々な状況で
ちょっと私的で素朴な疑問として、日本における自己啓発本の立ち位置があります。自己啓発本ってめっちゃ嫌われてるし、読んでいる人を下に見る人も割といます。 私は自己啓発本に対して否定も肯定もしないタイプの人ですが、「なんでこんな嫌われているんやろう?」と考えた時に、軽く読めるからか割と役に立たないと思っている人が結構な数いるからかと感じました。 そもそも自己啓発本とは何でしょうか?何となく定義してみると、 「読者の個人的成長、能力開発、生活の質の向上を目的として、実践的提案、心
哲学者ソクラテスは「汝自身を知れ」という言葉を残しました。この簡潔な命題は、人類の永遠のテーマである自己理解の重要性を端的に表現しています。 私たちは人生の様々な局面で「自分は何者か」という問いに直面します。この問いは、単なる一時的な疑問ではなく、一生涯を通じて私たちに寄り添う永遠のテーマと言えます。 しかし、私たちはこの問いに対する答えを急ぐあまり、時として自分自身を見失うことがあります。「何者かになろう」「自分は何者になれているか」と自分を追い込む考え方は、実は全く意味