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僕の詩は
ほぼ自己満足
渦巻く想いに
どれだけ言葉で近づけるか
身に染みた単語で
どこまで心をさらけ出せるか
この生で何かを綴り続ける
その自己満足の塊たちの中で
見栄えのよさそうなものを
この蜘蛛の巣の中に放り出す
一瞬でも
誰かの心のどこかに触れること
それが叶えばと
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【詩】「Hands」
そっと手を振った
君といつか繋いだこの手で
行き先を指し示すこともできず
僕は迷ってばかりだった
胸はずっとずっと焦がれているし
喉がカラカラになるほどに渇いているけど
独りの部屋で震えている
もう冬は遠くなったのに
君が求めてた関係へと
僕は手を引っ張っていくことができず
そのとき僕は君から目を逸らした
好きになればなるほど
大きくなっていった不安に呑まれた
この広い世界で出逢ったそ
【詩】「泣きたい時は泣きなよ」
泣きそうな顔で笑う君を見つめた
どうしてそんなに強がらないといけないの?
それだけ僕らに吹く風は辛いものかもしれないけど
泣きたい時は泣きなよ
そのほうが綺麗になれるよ
君が泣きやむまで僕はここにいるから
言いたいことは言いなよ
そのほうが気分が晴れるよ
君が言いたいだけ僕は聞いてあげるから
潤む瞳で遠くを見つめる君を見つめられず僕も遠くを見つめた
はじめて君を抱きしめたいと思ったよ
いままで
【詩】「pieces」
だれよりもきれいなあなた
あなたにつたえたいことばがあるよ
だれよりもなきむしなあなた
あなたにほほえんでもらいたいおもいがあるよ
だれよりもすてきなあなた
あなたにうけとめてほしいこころがあるよ
だれよりもかわいいあなた
あなたにつつんでほしいきもちがあるよ
だれよりもやさしいあなた
あなたのやさしさがよわいぼくをつよくする
そっとあなたをおもいぼくはまどからよぞらをみあげてる
かずか