再掲【詩】「こんな想いもある」
欲しいモノを数え上げればキリがない
とは言うものの結局はボキャブラリーの範囲内
知らないものを欲しがることはなかなかない
絶世の美女とお付き合いさせてあげるからなんて
想像力貧困な僕に希望を訊かれても
目が二つ鼻は一つ口も一つとしか答えようがない
また逢いたくなる人たちと楽しく過ごせるだけでいい
恋だとか愛だとか心つたない僕に押し付けないで
まだその名のついた階段をのぼる勇気はない
快楽に溺れたい日もあれば淋しさに沈みたい日もある
感情の波にもてあそばれてカナヅチな僕は