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菜園料理の記録

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家庭菜園で採れた野菜で作った料理の記録
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菜園料理の記録 19  小田急ロマンスカー  懐かしの日東アイスレモンティーの味

菜園料理の記録 19 小田急ロマンスカー  懐かしの日東アイスレモンティーの味

千葉県に住んでいた小学校3年の夏休み。
小田急ロマンスカーに乗って家族で箱根旅行に行った。
今は券売機で簡単に買えるロマンスカーの切符だけど、当時は父が駅 (多分新宿駅だったんじゃないだろうか) の窓口に行き、展望席を4枚取ってきてくれた。
子供達のために(多分自分のためでもあったのだろうけど)、お父さんは頑張った。グッジョブ、パパ👌

ロマンスカーにはその頃「走る喫茶室」と言って、車内で食べ物

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野草食日記 361  塩鮭のソテー・マメグンバイナズナソース

野草食日記 361 塩鮭のソテー・マメグンバイナズナソース

いつも冷凍庫に必ずストックしている食材はありますか?
我が家では豚の細切れ肉や鶏手羽元と共に、塩鮭がレギュラーメンバーです。
逗子の駅前に魚佐次というお魚屋さんがあり、夫が仕事で行った時に何回か分をまとめて買ってきてもらいます。

魚って肉と違ってグラムで計れないですよね。
大きくても小さくても一枚いくらで売っている。
だから、魚屋のおじいちゃんとの駆け引きやら色々とあるみたいで、大きいのをいかに

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 菜園料理の記録 18 普段の延長線上にあるお正月

菜園料理の記録 18 普段の延長線上にあるお正月

2024年が明けました。
新年明けましておめでとうございます。

我が家の今年のお正月は、家族が元旦から仕事ということもあり、おせち料理的なものは殆ど用意しませんでした。何故か夫も私も、普段の延長線上にお正月があるのがいいね、という心境なのです。
今、手元にあるものを見つめ、自分達で消費できる程よい分量の料理を作るのが気持ち良くて。

30〜40代の頃は、おせち料理はデパートで11月頃にお重を注文

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菜園料理の記録 17 クコと高麗人参とホーリーバジルティー🌱アダプトゲンは虚弱体質を救うのか?!

菜園料理の記録 17 クコと高麗人参とホーリーバジルティー🌱アダプトゲンは虚弱体質を救うのか?!

1.虚弱体質とクコの薬理作用①虚弱体質はしんどい

子供の頃から割合、虚弱な体質でした。
思い返してみれば学生時代は月〜金は学校、土日はバイトを普通にこなしていたので、それも若さゆえだったのだろうという気もしなくもないのですが、社会に出て以降子育て時代にかけては、ストレスも多分にあったのでしょう、体調不良に悩まされる日々が続きました。

若い頃はちょっと身体が弱くても、親に頼ったり、学校休んじゃえ

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菜園料理の記録 16 中玉トマトの茄子ペーストマリネと白身魚の塩麹漬け

菜園料理の記録 16 中玉トマトの茄子ペーストマリネと白身魚の塩麹漬け

野菜作りって初心者にとってはなかなかハードルが高いもので、思い通りにいかないことの方が多く。
今年も収穫量はちょびっと。
20年ほど前、市民農園を借りていたときは、ズッキーニを植えても、ビーツの種を蒔いても、割と普通に収穫できたのに、やっぱり開墾2年目ってそんなもんなのでしょうか。

少しづつ堆肥を入れたり、米糠から作ったボカシ肥料を入れて土作りらしきことをしてます。でも、養分を入れるよりも植物が

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野草食日記 253  乳酸発酵の柴漬けを作る

野草食日記 253 乳酸発酵の柴漬けを作る

昨年、初チャレンジした柴漬けは絶賛大失敗でした。

この時は瓶に茄子を入れてベランダに置いといたのですが、太陽光が当たってしまったせいか赤紫蘇の色がすっかり抜けて茶色くなってしまい、見るからに不味そうで・・・。

今年になりYoutubeで色んな人がジップロックで作る柴漬けの作り方をアップしていて、とっても手軽そうなんです。
そこでいくつかの動画を見比べて、自分のやりやすいようにアレンジして作って

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菜園料理の記録 15  丸ごとキクイモのフリット

菜園料理の記録 15 丸ごとキクイモのフリット

秋に畑から引っこ抜いたキクイモは、収量があまり多くなく、その後はそのまま更地になっています。

先週、近所に配達に来てくれるオーガニックの八百屋さんが、キクイモは生えている場所からかなり離れたところに芋が出来る、と教えてくれました。
帰宅後すぐにシャベルで掘り起こしてみると、ありました、ありました。

背が高くなったキクイモの茎は、風が強い日に倒れ道を塞いでしまったので、花が咲く前に短くカットしま

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菜園料理の記録 14 麹を使って手作りのタバスコ

菜園料理の記録 14 麹を使って手作りのタバスコ

キッチンでカビてしまった赤唐辛子。
土に埋めたら、芽を出し、病気にもならずスクスクと育ちました。
10月も下旬の今、実をすでにいっぱいつけているのに、まだまだ次々と花を咲かせ新たに結実する気満々。

開墾したばかりの栄養分が少ない菜園で、青々とした葉を繁らせ、実をどんどんつける逞しさ。
野菜を塩漬けする時に一緒に赤唐辛子を入れると、あら不思議。
腐敗せずに発酵への道へ誘ってくれます。

そんな人智

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菜園料理の記録 13  ミニトマト保存法 冷凍ミニトマトとトマトの赤ワイン煮

菜園料理の記録 13 ミニトマト保存法 冷凍ミニトマトとトマトの赤ワイン煮

先日、ご近所の畑になっている富有柿を3つ分けてもらいました。
「もう、どんどん持っていって!」という畑の持ち主 Oさん。
「Oさんの家では食べないんですか?」と尋ねると、「トマトやきゅうりなんかもそうだけど、うちで作っていると毎年沢山採れるから、しまいには飽きちゃうのよね〜。」と言います。

あぁその感覚、何となくわかる。

今年初めて上手くいったミニトマト栽培。
盛夏の頃、毎日籠一杯に採れるので

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菜園料理の記録 12  北鎌倉産 柚子胡椒

菜園料理の記録 12  北鎌倉産 柚子胡椒

柚子胡椒の鮮烈な香りが大好きです。
今の家に引っ越してくる前にも2回ほど作ったことがありますが、青柚子も青唐辛子も八百屋で売っているのに出会うのがとても難しい材料だったりします。
タイミングよく出会えたらラッキー、そんな感じ。

数年前に鎌倉の連売で買った赤唐辛子が、カビたようになっていたのを畑に埋めといたら沢山の芽が出て。

唐辛子って虫や病気に強いんですね!
他の野菜にカビ病が出たり、葉が茶色

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菜園料理の記録 10  紫蘇で保存食作り

菜園料理の記録 10  紫蘇で保存食作り

そろそろ秋の種まきシーズン。
畑の準備をしたいのに。
紫蘇の葉はそろそろ固くなってきてるけど、シュッと伸びた穂は綺麗だし、赤紫蘇は涼しくなると深い秋色に変化していきそう。
そんなこんなで何となく引っこ抜くのももったいなく。

そんな自分に踏ん切りをつけるためにも保存食を作って、少しでも勿体ない気分を払拭しよう。
庭と畑をまわり、穂紫蘇と赤紫蘇の脇芽を収穫してきました。

穂紫蘇は穂から実を外したあ

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菜園料理の記録 8 熱中症予防の自家製スポーツドリンク

菜園料理の記録 8 熱中症予防の自家製スポーツドリンク

梅干しと柴漬け作りで大量に使ったにもかかわらず、まだまだ庭や畑に沢山ある赤紫蘇。

もったいないので、紫蘇ジュースを作りました。
材料は赤紫蘇、きび糖、レモン汁です。
昔、旅先の箱根で飲んだ紫蘇ジュースはお酢から作られていたようで、あまり好きになれなれなかったのですよね。
そこで酸はお酢ではなくレモンを選びました。

結果、とても飲みやすいものに仕上がったと思います。

梅雨が開けて毎日うだるよう

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菜園料理の記録 7 紫蘇としらすの和風パスタ

菜園料理の記録 7 紫蘇としらすの和風パスタ

去年植えていた2株のこぼれ種から、今年は食べきれないくらいの青紫蘇が採れています。
刺身に添えたり、薬味に添えたりするくらいでは到底使いきれない量。

たっぷり食べる方法は?!とネットで見つけたのがしらすとのパスタ。
元のレシピは、茹で上がったパスタにしらす、バター、醤油、紫蘇たっぷりを混ぜるだけと、とても簡単なものでした。
そのシンプルさはそのままに少しだけアレンジしてみました。

1.  パス

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菜園料理の記録 6  真夏の太陽と梅干し

菜園料理の記録 6  真夏の太陽と梅干し

育てている赤紫蘇の生育に合わせていたら、昨年よりも1ヶ月近く梅仕事の進み方が遅くなってしまいました。
土用干しは8月12日に開始。
と言ってもすっかり土用は過ぎてしまっています。

赤紫蘇を入れた時の様子はこちら↓

三日三晩干すと言いますが、2日経ったところで小さめのものは乾燥しすぎていたし、大きめのは丁度いい感じかなと思ったので瓶に詰めることにしました。
若干干しすぎても、梅酢を振りかけて戻せ

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