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Vol. 277 ボーナスに縁のない人生

6月はボーナス支給月である。
既に支給されウッキウキ♪ な人も多いだろう。

夫にも支給された。
しかしボーナスではなく「Profit Sharing」だ。

プロフィットシェアリング。
聞き慣れない言葉だが利益分配のこと。
要は会社の利益を社員で山分けするのだ。

プロフィットシェアリング(Profit Sharing)は、本来の英語では、利益配当や利潤分配といった意味があります。

現在、企業の報酬制度においては、会社全体や部門の業績に応じて、従業員に支給される賞与(利益分配制度)をいい、業績が目標(一定)よりも高く達した場合に支給されます(業績が一定以上に達しない場合は支給されない)。

 出典:i Finance


夫の会社にはボーナスというものが無い。
(※ここでのボーナスとは「基本給の2ヶ月分」的な雇用契約上定められた賞与のことを表す)


月給以外の収入は年に一度のプロフィットのみ。しかも〝利益〟分配なので会社に一定以上の利益が出なければその年は支給されない。

金額の振り幅も大きく「年俸の1%〜25%」。
(パーセンテージはその年の利益率による)

幸い結婚から今まで会社の業績は非常に良く毎年そこそこ貰えている。しかしいつどうなるか分からない。トップが不祥事の1つも起こせば来年はゼロだろう。不可抗力によるものが大きい。

だから私は毎年6月と12月に「夏(冬)のボーナス商戦が始まりました!」というニュースが流れる度〝いいですねぇ固定で貰える人は〟と指をくわえながら眺める次第なのである。


しかし思えば私もボーナスに縁の無い人生だった。

結婚するまで11年勤めた会社は設立間もないベンチャー企業。賞与体制も変わっていて、「年に一度の決算賞与のみ」だった。
つまり決算を行い利益が出た年だけ支給されるのだ。ま、言葉が違うだけでプロフィットシェアリングと同じである。
 
ちなみにこちらは設立間もないだけあって売上も乱高下しており本当に金額がまちまちだった。
入社3年目には7桁台突入、〝おっ転職ガチャに当たったかも〟と思ったが、東日本大震災の年はゼロになった。流石ベンチャーである。

そして当時の私も夏と冬のボーナスが支給され浮かれる人たちを見ては「いいですねぇ2回も貰えて」とねていたのであった。


そんな私がボーナスの無い男性と結婚したのも何かの巡り合わせなのだろうか。いいなぁボーナス。欲しいなぁボーナス。

・・・「まずは働け」という話である。


※皆さんのボーナス事情はいかがですか?何か思い出とかありますか?よろしければ教えて下さい※



【猫ムスメより】
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