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#キャリア教育

キャリアの学びはひとを窮屈にさせるためにあるんじゃない。

キャリアの学びはひとを窮屈にさせるためにあるんじゃない。

先日授業にお邪魔した大学生(主に1年生、他の学年もあり・経営学部)の声からまずはご紹介。

・今日の柴田さんの話を聞いて、肩の力が抜けた気がした。
・重く考えすぎていたんだなと思った。前向きに失敗もしたい。
・自分がそうだろうって思ってきたことが全部誤解だよ、って言われてびっくりした。高校の先生にも言いたい
・人生はそう簡単に詰まない、って言われてホッとした。好奇心を持って主体的にやっていきたい

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キャリアパスポートを基に対話しよう

キャリアパスポートを基に対話しよう

小学4年生の子どもがキャリアパスポートを持って帰ってきました。

キャリアパスポートは中央教育審議会答申ではこのように記されています。

教育委員会によってはHPに様式も掲載されていますね。
他県のものを見たら、年度の始めに目標を設定して、学期ごとの振り返りなどを行い、1年の最後に1年を振り返るような形式になっています。

ポートフォリオとして、学年ごとの積み上げが確認できますので、子どもの成長を

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”機会”をどう向き合い、乗り切っていくのか。子どもの授業参観から感じたこと

”機会”をどう向き合い、乗り切っていくのか。子どもの授業参観から感じたこと

親バカ日誌から始まります。

小学4年生の娘の授業参観に行きました。実は入学後初の授業参観。一時は参観する親の人数も制限されていましたが、今は普通に行けるようになってよかったです。
朝に娘に「行くよ」と話すと、「今日は司会で緊張するからやめて~」と言われました。小学4年生ぐらいからのあるあるでしょうか。

なぜ司会なのか。学級会を今回はすることになりました。テーマは低学年との遊びの企画です。低学年

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どうやって自分の望みを叶えるか、考える&やってみる機会を奪わないこと

どうやって自分の望みを叶えるか、考える&やってみる機会を奪わないこと

明日はクリスマスイブのようで(そういうイベントに無縁になって早何年なのか・笑)SNSもなんとなく沸き立っているのを横目にみている。
子どもたちが喜ぶ顔を思い描いて、なにやら作戦立ててる親のみなさん、無事成功をお祈りするよ♡

さて、
クリスマスにサンタクロースが願いを叶えてくれる、みたいに、自分の人生の望みが叶えばよいのだが、そうはならない現実。

大人の皆さんがあまりにもご自分の(ささやかな)望

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キャリア教育は、すぐに成果を刈り取ろうとしない。

小学校から大学までいろんな現場に行っているのと、
市役所職員時代に教育委員会の職員だったのと、そのとき子どもたちの参加する事業をいくつか立ち上げたのと、
親向けの講座をやり親たちのリアルな声を聞くのと、
n=2だけど自分の子育てと、
大人になってから通った大学院で発達心理学もかじったのと、
まあそんなこんなで思うこと。

子育てはビジネスじゃない。
子育ては部下の目標管理じゃない。
子どもは合理的

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