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「自己理解」を深めて自分を整えるススメ


自分のこと、どこまで知っていますか?

ほんと面白いなと思うのが、自分のことなのに知らないことがいっぱいあるってことです。

長年付き合ってきたのだから、そりゃあある程度は知っていますよね。


「私は明るくて友達が多い。楽しいことが大好きだよ。」

「僕は真面目で曲がったことが嫌いです。」

そういう分かりやすい所、周囲の人に言われる所は認識しているでしょう。


でもね、もっともっとです。 

自分が何が好きで、何が得意か。

何を考え、どんな考え方の癖があるか。

とんな特徴があり、どんな強み・弱みがあるか。

どんな時に感動し、どんな時に怒るのか。

感情を表現しているか。

自分の本心に向き合っているか。

自分を大切にしているか。

人生で大事なことは何か。


これ全部スラスラ答えることができるなら、あなたはあなたの達人かもしれません。笑

でも忙しい日常の中で、じっくり自分のことなんて考えてないという人も多いでしょう。

でもnoteクリエイターの皆さんは、比較的ご自分のことを考える傾向のある方かもしれませんね。

文章を書くことは、自分と向き合う作業でもあると感じるからです。


私も、ある程度の自分の長所や短所は分かっているつもりで過ごしてきました。

でも、本当にじっくり自分に向き合って深掘りしてきた事は今までなかったんですよね。

そんな中、ある出来事がきっかけで7〜8ヶ月くらい前に改めて自分をしっかり見つめ直し始めました。

目を向けて考えてみると、できていなかったこと、良くないんじゃないかと思うことなどがすぐに見つかってきました。

自分の悪いところを見つめ直すのは気が進まなかったり、抵抗があったりしますよね。

ましてや、認識していなかった短所などは認めたくない気持ちさえあります。

でも私は大事な人達の為に、そしていい人間関係を築いていく為に、自分を変えたいという強い思いがありました。

それで、良い所も悪い所もきっちりと自分を見つめて理解し、前に進んでいくことが必要だと考えました。

他人を変えることはできません。

変えるのは自分しかないのです。

自分を良い方に変えていくためには、まず自分を知らなければなりません。

知らなければどこをどう改善していいかもわからないですから。

いろんな情報を取り入れながら自分と向き合っていくと、面白いくらい自分のことを知らないということに気がつきました。

灯台下暗し。

一番身近な自分のことなのに次々と新しい発見があり、なんだか不思議な感じもします。

現在と過去の自分の違い、幼少期からの環境や経験から今の自分が作られているという流れを俯瞰してみることもできました。

だんだん自分という人間のおぼろげだった形がはっきりと輪郭まで見えてくるんです。

自分のことを探求して理解していく作業は、私の中ではとっても興味深いことです。

なぜなら元々人の心理や、それに伴う行動について興味が強いからです。

それが自分のことなんですから、興味湧かない訳がありません。

みんな自分のことは興味あるでしょう?


そんな風に自己探求を続け自己理解を深めていく中で、コーチングを本格的に学び始めました。

まず学んだのは、「自己基盤を整える大切さ」です。

自分を理解し、安定した精神状態を保つこと。

それはまさに私が興味深く探究してきて大切さを実感していることでした。

コーチとしてだけではなく、誰もが人間関係を円滑にしていく為に望ましい状態です。

コーチはクライアントに物事を教える人ではありません。

でも、まず自己理解ができて整えられていないと、対話の中で感情が揺らいでしまったり、うまく進まなくなったりしてしまうんです。

これは日常の人間関係においても言えることです。

知ること、気づくことによって日々意識を変え、言葉を変え、行動を変えて一歩つ前に進んでいけていると感じています。


自分を見つめる方法はいろいろあると思います。

まず一人でじっくり考える。
頭で考えるだけではなく、紙に書き出した方が整理しやすいと思います。

それから、家族や周囲の人に自分がどんな性格だと思うか、長所や短所は何か、どんな時に楽しそうに見えるかなど聞いてみる。

自分でも気がつかなかった客観的な意見が聞けたりします。

それからストレングスファインダーなどのテストを使って自分の資質を知るのも面白く有効な方法だと思います。

また、「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」で有名になった八木仁平さんの本やYouTubeなどで自己理解を進める方法を教えてくれています。

他にもたくさんあると思いますが、そのようなツールを使って理解を深めるのは、一人で考えても分からない所まで気がついていく作業になるのでとても有効だと思います。

それから、コーチングを受けるというのも自己理解が進む一つの手段だと思います。

コーチと話しながらいろんな気づきを得ることによって、思考の癖が分かったり自己理解が深まったりするからです。

自分の知らない自分がいる。

とても面白いので自分の知らない自分を探してみてください。

ただ、自分と向き合う作業の中では、辛い経験や思い出したくない過去が出てきたりもします。

それが心に引っかかって前に進めなかったり、無意識のルールや思い込みとなっていたりすることもあると思います。

ある程度自分が向き合っていけそうな健康な心の状態であれば、少しずつ向き合ってみてもいいと思います。

ただ、これはとても繊細な個人的なことであり、とても私が勧められるようなことではありません。

取り組みたいと自らが思い、覚悟した人だけがやっていく作業だと思います。

思い出しただけで涙が出てしまったり、苦しくて向き合えないという場合には決して無理をしないでほしいです。

誰かの助けが必要であれば、周囲の信頼できる人や状況によってはコーチやカウンセラーなどに話を聞いてもらうのもいいかもしれません。

いきなり辛いことと向き合う必要はないと思います。

もっと楽しく進められることから始めて、いずれそこに向き合おうと思えた時に向き合えばいいことです。


治療の領域まではいかないけれど、

悩んでいることがある
考えが前に進まずグルグル回っている
モヤモヤして心に引っかかることがある
やりたいことがあるのにできない

などは、コーチングで前に進むことができる可能性が高いです。


明るい未来へ進む第一歩が自分と向き合って理解していくことなのだと思っています。




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