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予想外の気づきが与えてくれた感動と生き方の再確認


とうとうやってきました、その時が!

いつか来るのかなとは思っていました。来たらいいなと思っていました。

先日体験した不思議な感覚のお話です。




私がコーチングに出会った時、興味を持ちすぐに実際受けてみました。

「自分の本心に気づいて言語化するのが面白いなぁ。」と思い、興味は膨らみましたが、大きな衝撃はなかったです。

「なるほどー。」といった感じ。


「コーチングを受けて人生変わった!」

「考えもつかない答えが自分の中に見つかって衝撃だった!」

という感想をネット上で見かけたことがありましたが、そんな感想を大げさ過ぎだと捉えることはなかったです。

そんなことがあり得るだろうな。

でも簡単には起きないだろうな。

コーチのスキルにもよるし、コーチとの相性やテーマにもよるし、自分の状況や精神状態などいろんな影響があると考えました。

また、そんな大きな衝撃や変化は基本的に継続セッションを重ねた結果であることも分かっていました。

私もそんな体験できたらいいなと。



それから10ヶ月。

いよいよコーチングのスクールに入って本格的に学び開始。

コーチングは座学だけでは身につけられず、実際の対話でのセッション練習が大事です。

だから、練習の為の相互セッション(生徒同士でコーチとクライアントを交代で行う)も自主的に早々に始めました。

まだ受講したクラスが少ないうちから、どんどん相手を見つけて実践練習。

最初は下手でも、コーチの立場を経験すると、学びの吸収度が大幅にアップするんです!

コーチ、クライアント、オブザーバー(観察して良かった点、改善点などを伝える人)のどれをやっても、日々気づきがあり学びがあり、成長を感じます。


そんな中、先日ベテランの先輩のクライアントをやらせていただいた時のこと。

私がテーマとして決めたのは「コーチングの学び方」に関する思考の整理。

効率的に吸収していきたいという思いがあり、具体的な方法の優先順位などが明確になることを目標にしました。

コーチは

「効率的ってどういうことだと捉えていますか?」

という問いから始め、効率的にコーチングを学びたい理由などを掘り下げていきました。

「そう言われてみると何でだろう?」

と思いながらも、質問されると一生懸命に答えを探していくんですよね。

話を進めるうちにコーチが、

「『後ろめたさ』という言葉と『効率的』が結びついているんじゃないかと感じました。」

と私の言葉から感じたことを伝えてくれました。

そして、その後の時間を最初に決めたテーマについて話すか、『後ろめたさ』について話すかを選ばせてくれ、私は後者を選択。

コーチの質問に答えながら、

コーチングに対する思い、
仕事することの意味、
自立とは何か、
いつから自立する姿勢を持ったか、

など、関連する内容を子供時代にまで遡って話していきました。

今までコーチングを受けた中で、一番よく話しました。

そして自分の思考に集中し、一瞬自分が思考の世界に入り込んだような、話しているのに現実から少し遠ざかったような不思議な感覚がありました。

ゾーンに入るってこういうこと?という初体験。

ゾーンとは、集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態を指します。

https://news.mynavi.jp/article/20200917-1258236/


フッと我に返って時計を見ましたが、感覚が分からなくなっていて、何時から始まりどれくらい経ったのかも分かりませんでした。

そんな風に自分の思考を言語化していって分かったのは、


学びの効率を求めるのは焦っていたから。


なんで焦っているかと言うと、

コーチングスキルを早く身につけて多くの人に提供したいという思い。
自分自身の成長と家族のコミュニケーションにも活かしたい思い。

それプラス、

仕事していない期間が長くなっていることへの焦りと
コーチングを仕事として少しでもやって自立したい気持ち。

その根底には、

自立』は自分にとって大切な価値観であり、その価値観は子供の頃から培われてきたものである。
(内容は省略しますが、その詳細が分かりました)

ということでした。


最初のセッション目標設定は、「効率的に学ぶ為にやることの優先順位を決める」ことでした。

でも終わってみると、

「もう既に学びの為にいろいろやっているし、そこは問題じゃないかも。」

と全く別の視点を持ちました。

そして、

「効率を求めるほど効率的じゃなくなる」

という逆の発想にたどり着いて笑ってしまいました。



実は最近大量の新しい情報と慣れないパソコン作業などで、頭と書類の整理が追いつかない状態になっていました。

たくさんのインプットと経験をしながら、早く習得したくてセッション練習も自ら増やしていく。

好きなことを学んで楽しんでいるのだけど、朝早く4時や5時に目が覚めてしまい、再び眠れず睡眠不足気味だったんです、、、


そんな中、今回のセッションで

「なるほど。私は焦っていたんだ。」

と気づけたら、なんだかホッとして肩の力が抜けました。

そして、

生活全般のことも焦らなくていい。

肩の力を抜いてやっていきたい。

焦らない方がうまくいく。


という自分の生活スタンスを再確認することができました。

これは私にとって大きな気づき・発見であり、セッション前には全く予想のつかなかった着地点に落ち着いたんです。


無理せず頑張り過ぎず、リラックスして自分のペースで生きていきたい。

ここ一年くらい思っていることです。

なのに、つい頑張り過ぎてしまうことがいまだにあります。


『自立』という価値観を自分が持っていることは知っていましたが、それがどこからくるものなのかなんて考えたことありませんでした。

人生を振り返り、今、そしてこれからに活かす軸が見つかるという大きな意味のあるセッションでした。

そして、思考の途中でゾーンに入るような経験をし、セッションの後も「感動」の余韻をしばらく感じていました。

コーチへの感動。
セッション内容が予想外の意味のある結果に落ち着いたことへの感動。
そんなセッションを体験できたことへの感動。

「ゾーンって何言ってるの?」
「感動なんて大げさな。」

とちょっと引いてしまった方もいるかもしれませんが、私はスピリチュアルな話とかしないほうですよ。

ただ、その時の状態や気持ちの動きを表すのに、他に言葉が見つからなかったんです。

感動する素晴らしい映画を見た後、しばらく胸が熱くなったような余韻が続いたりしますよね。

まさにそういう感じでした。


しかもそれだけでなく、『焦り』に気づいて手放した私はその後よく眠れるようになったんです‼︎


こんな大きな気づきと変化をもたらしてくれたコーチに感謝すると共に、コーチングの素晴らしさを実感してワクワクしています!

私もそんな、

「その人の人生に意味のある、大きな結果が得られるコーチングを提供できるようになる」

のが目標です。


そこを目指しながらも、まぁ焦らず頑張り過ぎずに自分らしくやっていきます♪

















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