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俳句、短詩

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自分の俳句作品や、鑑賞、思いなど気ままにまとめています。また、短歌などの短詩形作品などについても触れています。
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#炎環

俳句関係のお仕事の連絡先

俳句関係のお仕事の連絡先

自治体や学校、生涯学習や企業の福利厚生のクラブ活動などでの俳句講座の開講、指導など承ります。また、贈答用の俳句(企業様のアメニティ・年賀状、慶弔、結婚式、お誕生日等)の制作なども承ります。
よろしくお願いいたします。

【お仕事のご依頼/お問い合わせフォーム】
下記をクリックし必要事項を入力の上、送信をお願いいたします。

※下記のページにこれまでの主な俳句作品と現在の俳句のお仕事などをご紹介して

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明日のある日常:折島光江句集『助手席の犬』

明日のある日常:折島光江句集『助手席の犬』

「できるだけ普段着の言葉で、普段着の景色を季語とともに俳句として詠みたい」
自分の心と身体の感覚を信頼して、暮らしを見つめながら、ふいにやってきた言葉を受け止めて17音として紡ぎたい。
いつもそう思っている(実際にはなかなか難しいけど)。

今回、私と同じ「炎環」同人である折島光江さんが初句集を上梓された。
「光江さんもきっと私と似た気持ちで、そして同じような方向を大事にして俳句を詠んでいるのでは

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2023年秋「俳句入門」募集スタート!(川崎市生涯学習財団☆キラリ文化教室) 

2023年秋「俳句入門」募集スタート!(川崎市生涯学習財団☆キラリ文化教室) 

【2023/9/23追記:こちらは募集終了しました。お陰さまで定員以上のお申込を頂き、無事開講のはこびとなりました。感謝申し上げます。】

三年目となる本講座。
おかげさまで今秋も「俳句入門」開講のはこびとなりました☆
(皆さま、どうもありがとうございます)
つきましては現在、参加者・募集中!
対象は初心者や未経験者の方ですが、経験者の方も大歓迎です。
この機会に俳句の世界を体験してみませんか?

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【12句掲載】角川『俳句』2023.7月号

【12句掲載】角川『俳句』2023.7月号

現在発売中の角川『俳句』7月号。
柏柳明子の俳句作品12句『玩具』を掲載頂きました。
お読み願えれば嬉しいです😊

編集部の方々には発表の機会を頂き、感謝申し上げます。
掲載もそうですが、丁寧な校正をして頂きその点も嬉しかった。
本を作る側のひとりとして「著者とその作品」を大事にすることも仕事として大事、と思っているので、そこにシンパシーを覚えました☆

☆   ★   ☆   ★   ☆   

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第一句集『揮発』、紹介いただきました

第一句集『揮発』、紹介いただきました

先般、簡易版として限定作成した柏柳明子・第一句集『揮発』。
早速、ご購入のお申込みをいただいております☆
どうもありがとうございます😊

嬉しいことに今回、下記サイトでご紹介いただきました。

執筆者は俳句結社「ランブル」同人・畝川晶子さん。
第一句集のみならず第二句集『柔き棘』もお読みいただいているそうで、
二つの句集から感銘句をご紹介いただいています。

わけても、第一句集『揮発』から引いて

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【販売のお知らせ】第一句集『揮発』(簡易冊子版・20部限定)

【販売のお知らせ】第一句集『揮発』(簡易冊子版・20部限定)

2015年、現代俳句協会より刊行した
柏柳明子・第一句集『揮発(きはつ)』。

現在は在庫無しの本書。
しかし今でもたまに「読みたい!」というリクエストいただくこと、私の手元にも紙の保存版がほしかったため、今回、簡易冊子として再作成しました☆

今回、下記要領で販売致します。
なお簡易版は20部限定で作成したため、無くなり次第、販売終了とさせて頂きます。

この機会に一人でも多くの方にご一読願えれ

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淋しさと懐かしさ:西川火尖句集『サーチライト』

淋しさと懐かしさ:西川火尖句集『サーチライト』

なぜ、私たちは俳句を詠む(あるいは書く)のだろう?
こんなに短い十七音にこんなに苦しんで、傷ついて。
作品ができるたびに淋しくなっていくのはなぜだろう?

上記の感慨は別に俳句に限ったことではなく、
すべての表現行為に共通して付随する思いではないか。

そして、同時にまたこうも思うのだ。
どうしようもない、ずっと続く淋しさ。
それを埋めるように俳句(作品)を作る。
その繰り返しの刹那にしか
自分は

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【2023年新年/俳句関係】「週刊俳句新年詠」、『炎環』35周年記念号・座談会

【2023年新年/俳句関係】「週刊俳句新年詠」、『炎環』35周年記念号・座談会

遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします🎍

2023年はじめの俳句関連ですが、本年も下記サイトの「週刊俳句新年詠」に一句参加しました。ご笑覧願えれば幸いです☺

https://weekly-haiku.blogspot.com/2023/01/20232.html?m=1

また本年、所属する俳句結社「炎環」は35周年を迎えます。
その記念号が2022年末に発刊されました。
主宰・同人

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2023年冬「俳句入門」募集スタート!(川崎市生涯学習財団☆キラリ文化教室)  

2023年冬「俳句入門」募集スタート!(川崎市生涯学習財団☆キラリ文化教室)  

2023年2~3月、土曜・午前中に「俳句入門」講座を開講いたします。
講座内容などの詳細は下記に掲載しております。
多くの方のご参加をお待ちしております☆

https://www.kpal.or.jp/2_zaidan/22_zaidan_jigyou/230_bunka/kirari2023fuyu/haiku.pdf

先日、このnoteに来年1月からの夜間特別講座のお知らせを掲載しましたが

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夜間特別講座「俳句入門」(川崎市生涯学習財団☆キラリ文化教室)

夜間特別講座「俳句入門」(川崎市生涯学習財団☆キラリ文化教室)

季節ごとに休日の午前中に開講している「俳句入門」。
来年早々、特別講座として夜バージョンを開講予定!
このたび下記概要にて募集がはじまりました☆
ご一読願えれば幸いです。

対象は、初心者・未経験者。
内容は、俳句の基本に関する座学と実作(題あり)がメイン。
夜間帯の1時間。お勤め帰り、気軽に俳句の世界を覗いてみませんか?

日常の喧騒から一時離れ、知らない言葉と世界に心身をリフレッシュさせて、明

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【俳句】第26回炎環賞の結果を読んで

【俳句】第26回炎環賞の結果を読んで

先日発行の俳句結社誌『炎環』11月号にて、
「第26回炎環賞」の選考結果が発表されました。
対象は未発表20句。応募は会員・同人を問わず。

主宰、全応募者ならびに選考委員の皆さま、お疲れ様でした。
昨年までは選考委員、過去には応募者の一人だった私。
どちらの立場でも全力のぶつかり合いであることを体験していることもあり、ずっと結果が気になっていました。

今回の結果は「該当作なし」。
ここ数年、毎

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明日へ弾む言葉たち:三輪初子句集『檸檬のかたち』

明日へ弾む言葉たち:三輪初子句集『檸檬のかたち』

表題句
切る前の檸檬のかたち愛しめり

何となく切るのが惜しくなる檸檬の形状と感触。
切った後の金色の果汁と香りを想像しながら、今しばらく「まったき姿」を五感で楽しんで。生き生きとした感覚が快い一句だ。

本句集は下記の句から始まる。
こはれさうな自由隠せし春ショール

「自由」。美しいけど不確実なもの。
でも、この作家になんと相応しい言葉か。

次の句は、小さな旅立ち。ささやかな日常。
折紙の舟

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【俳句掲載】書籍『俳句がよくわかる文法講座』

【俳句掲載】書籍『俳句がよくわかる文法講座』

2022年8月に刊行されたばかりの『俳句がよくわかる文法講座』。
井上泰至さん、堀切克洋さんの共著による本書籍の中で
例句の一つとして私の俳句作品をご紹介いただきました☆

作品は、第一句集『揮発』内、
さざんくわや十数へたら鬼となる

しかも、所属している俳句結社「炎環」の石寒太主宰の作品と同じページ内での掲載!
二重の嬉しさ!! どうもありがとうございます💖

本書のサブタイトルは「詠む・読

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【募集中】川崎市生涯学習財団「秋の俳句入門」講座

【募集中】川崎市生涯学習財団「秋の俳句入門」講座

川崎市生涯学習財団「俳句入門講座」も二年目に突入!
継続開講できたのはひとえにご参加いただいた皆様、スタッフの方々のおかげです。どうもありがとうございます☆

さて、このたび「2022年秋の実作編」(10~11月)のお申し込みが始まりました。

「俳句には興味があってやってみたいけど、ネットの句会などにいきなり参加するのは不安」
「一つの学びの機会として、俳句を知ってみたい」
そんな方はぜひ、一度

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