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キミは生き残れるか?「サバイバル」さいとう・たかお ★4,5

破滅的大災害により滅んだ世界で、必死に生き抜こうとする少年サトル。
目指す希望は、家族との再会! ディザスターパニックサバイバル冒険譚。

1976年~1978年 さいとう・たかお
全22巻(小学館版) 全6巻(リイド社ワイド版)
全10巻(リイド社文庫版) 全20巻(リイド社廉価版)

今回読んだのは、文庫版全10巻+ANOTHER STORY1巻。

文庫版(2001年)
1巻「日本壊滅」
2巻「寒波襲来」
3巻「東京全滅」
4巻「飢餓都市」
5巻「富士噴火」
6巻「炎天地獄」
7巻「猛獣来襲」
8巻「疫病流行」
9巻「地殻異変」
10巻「地球転生」
Another story 

めっちゃ面白い!絶望的世界で、自分なら?と疑似体験して読み進める。漫画だから楽しめるけど、リアルならヤバイ。自分なら、間違いなく死んでる笑 しかもスタート地点の島で笑 1巻で終了。とは言っても、読んでるとすごいわくわくする。むしろ楽しそうですらある。漫画だからね。命を懸けた大冒険!って感じ。もしかすると、こんな状況に実際なったら、逆に生きる気力湧いて頑張れるかも。

作中では、様々なサバイバル知識が出てきて勉強になる。知らないことばかり。非常用バッグにサバイバル本も入れといたほうがいいかな。まあここまでの状況にはそうならないと思うけれど。がしかし、可能性はゼロではない!やはり準備が大切か。物的なものから、知識、そして心身のトレーニング。

文明崩壊後の世界で生きる上での問題のすべてが、この作品に詰まってるんじゃないかと思うぐらい、いろんな危機がサトルを襲う。自然によるものと人為的なものと。地震、津波、火事、火山噴火、気候変動、竜巻、ミサイルなどに加え、熊、猪、虎、野犬の群れ、ネズミなどの生物。そして病気。一番重要な飲食の不安定。こんな過酷な状況で、自分以外に人がいないということ、いても死んでしまったり、悪人だったり。(後々、良い人にも会うけど)メンタルもたんでしょ笑 の前に体がもたんか。

こんな中での犬・シロとの時間は、何か格別なものがあるなー。それは、ペット的でもあり、また、共に生き抜く戦友のようでもあり、ライバルのようでもある。そんなシロが、離れ離れになって、後に再会を果たした時、家族ができていたことは、サトルにとって大きな希望となったのだろう。(余談だけど、再開したシロが成長し過ぎじゃないかと思うが…シロじゃないのかな?)

あと、調査に来てた二人のアメリカの軍人さん?みたいなの、ちょっと弱すぎないかな笑 あれぐらいが普通か?サトルが凄過ぎるのか?中学生だというのを忘れてしまう。あの肉体と精神のたくましさたるや。熊や虎と戦って生き残るし。野犬の群れにも。あれ厄介そうだな。そういえば頭も良いよなサトル。知識もだけど、知恵か、創造力。

ラストはなんかちょっとモヤっとだな。あの後をもうちょっと描いて欲しかったような。Another storyに続くのかと思いきや、全然違った。Anotherだからね。旅の途中で省いたところの話。個人的はいまいちだったで、読んでも読まなくてもいいかなと思った。

なんかいろいろあったけど、ネズミの印象強いな。気を付けよう。高床式倉庫の作り方覚えておこうか笑 にしても、すべて電化やデジタル化なんかしてると、まずいね。アナログなもんもこういう時必要か。あと個人個人が畑持ってたりするといいか。日本の自給率の低さよ、ヤバそげ。

何事もないのがいいんだろうけど、そうもいかないことも十分あり得るし。地球も生きてて変化するんだろうし。それが急激な大変化となると、為すすべなしかな。後は野となれ山となれ。無為自然。

まあ、めっちゃタメになるし、面白いし、最高です!^^


★\(^^)/☆


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