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弱おじの思考

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生きてて感じたことを書いてます。
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生きるのが楽になる。エッセンシャル思考と筋トレの素敵な相関性。

生きるのが楽になる。エッセンシャル思考と筋トレの素敵な相関性。

数年前に「エッセンシャル思考」という本を読んだ。

余計なことに手を出すのをやめて、本当に自分が大切にすることだけに力を注ごう!
そうすれば人生は豊かになるよ!

確かこんな内容だった気がする。

なるほど。と、確かに感じた。
だが同時に、

それができてりゃ苦労しねぇわ!

と、何だか無力感に襲われた記憶がある。

やりたいことをやる。
やりたくないことは断り、自らのエネルギーを全て有意義なこと

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感情のブランコ。死にたいあなたは、いつか大きな幸せを感じられる選ばれた人。

感情のブランコ。死にたいあなたは、いつか大きな幸せを感じられる選ばれた人。

最近感じていること。
感情を大きく感じられる人もいれば、反対に物事からあまり影響を受けない人もいる。

どちらが幸せだろうか?

私は割と大きく影響を受ける人間だ。
仕事のストレスもめちゃくちゃ大きいし、妻の機嫌が悪いとなんだか胃が痛くなる。

一言で言えば、「生きづらい」人間なのだろう。

そんな自分が嫌いだった。
どうしてこんなに感じてしまうのだろう?
周りの人たちはストレスなんて軽やかに受け

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テストステロンって進研ゼミだ!

テストステロンって進研ゼミだ!

テストステロンを高めることを意識している。

具体的には、筋トレ、クリーンな食事、サプリメント。
テストステロンを高めることだけに日々を全振りして、あとは何も考えずに生きる。流れにただ身を任せているだけとも言える。

頑張ってない。努力という感覚はそこに存在しない。
ただ、信じた儀式を行う。
僕にとってテストステロンを高めることは、ある種の宗教みたいなものかもしれない。

信じるものは救われる?

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妬みの向こう側をのぞいてみたら、自分がどう生きたいか少し見えてきた。

妬みの向こう側をのぞいてみたら、自分がどう生きたいか少し見えてきた。

子育ての話しを楽しそうにする同僚がいる。

うるせえなと思っている、自分がいる。
そんな自分に自己嫌悪を感じている自分ももちろんいる。

この感情に名前をつけるなら、なんだろう。
単なる怒りとは違う。
羨ましい。そうか。羨ましいんだ。
僕はあの人を妬んでいるんだ。

憎い。黙れ。やかましい。うるさい。
空気読め。
お前の幸せがみんなの幸せだと思うな。
勘違い野郎。みんな迷惑してるよ?

小さな自分

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時間が解決してくれる。その最たる例が、死。

時間が解決してくれる。その最たる例が、死。

大丈夫。
時間が解決してくれる。

気休めにしか思えないそんなアドバイス。
昨日と同じ今日を繰り返す日々の中で、こんな苦しみがいつか消えるなんて信じられないし、ありえない。
明日もまた、今日と同じ暗闇の時間が過ぎていくだけ。

何も変わらない。
人生は好転していくなんて、綺麗事だ。
時間が解決してくれるさなんて、無責任な言葉はしまっておけ。

何も変わらないけど、きっとほんの少しずつ、何かは変わっ

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気にしないで生きることはできないが、気になりにくい精神状態を作り上げることはできる。(筋トレで)

気にしないで生きることはできないが、気になりにくい精神状態を作り上げることはできる。(筋トレで)

気にしないで生きたい。
鈍感に生きられる人に憧れる。

気にしないぞ!
と力むほどに気になる。
人生とは難しく辛い。

気にしない努力をひたすらに続けてきた経験から言うと、結論、気にしないことは無理だ。
きっとこれは人間の持つ性質だ。
気になるからこそ、こうして今まで人類は生き延びてきたと言える。

気になる。しんどい。
別に些細なことを気にせずとも命を奪われることがない現代では、私たちの過度な繊

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完璧を諦めることで、欠陥だらけの自分を愛せる。

完璧を諦めることで、欠陥だらけの自分を愛せる。

完璧な人間になりたかった。

てか、なれるもんだと思ってた。
大人になれば、歳を重ねれば、自然と立派な人間になっていくのだと。

そうではなかった。
理想は理想のままだった。
現実は、取るに足らない自分を責め続ける毎日だった。

だけど、気づいた。
私だけじゃないのだと。
そもそも、完璧な人間などおらず、みんな平気なふりして実は苦しみながら生きているのだと。

なんだ。そうだったのか。
人生のカラ

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辻褄を合わせるのではなく、辻褄が合っていく人生をただ眺める。

辻褄を合わせるのではなく、辻褄が合っていく人生をただ眺める。

人生はなるようになる。
辻褄は勝手に合っていく。

どうにもならなそうなことだって、どうにかなっていく。
何食わぬ顔して、日々は過ぎていく。
そしてすべてが過去に変わっていく。

辻褄を合わせようと躍起になる必要はない。
焦る必要も、不安に駆られる必要もない。

ただ、眺めていくだけ。
辻褄が、自然と合っていく様を。その過程を。

大丈夫。うまくいく。
なるようになると、はなから決まっているのが人

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忘却が存在するこの素晴らしき世界。

忘却が存在するこの素晴らしき世界。

日々、様々なニュースが世間を賑わす。
心が痛むニュースも多い。

でも、僕たちは忘れていく。
次の話題が飛び込んできて、あの出来事なんてなかったかのように日々が流れていく。

風化とでも呼ぶのだろうか。
多忙に紛れて、僕たちは色んなことを過去へと流しながら生きている。

世界とはそんなものだ。
どうにもならなそうな絶望だって、どうにかなって結局日々は進んでいく。
その積み重ね。

忘れていく。

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死を最大の喜びと定義すれば、今日という日に意味が添えられる。

死を最大の喜びと定義すれば、今日という日に意味が添えられる。

死にたい。
この世界から解放されたい。

死ねなかった。
今日という日は何も意味がなかった。
明日も意味のない1日が訪れる。
死にたい。終わらせたい。

ちょっと待て。
死は喜びだ。
この苦しみから解放されるなんて、この上ない至福の瞬間じゃないか。

ならもったいない。
まだ死ねない。
死にたいけど、死なない。
死にたいからこそ、まだ死なない。
死んでなるものか。

今日という日は一見意味のない空

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あえて流されて生きるという前向きな受動。

あえて流されて生きるという前向きな受動。

流されて生きればいい。

人生はなるようにしかならないが、逆から見ればなるようにはなる。

好きに生きればいい。
やりたいことをやればいい。
結局、辿り着くべき場所に流れ着くようになっている。そういう仕組みになっている。

ある意味で人生を諦めながら、一方の意味では人生を信頼している。

わかってる。なるようになるんだって。

だから気ままに。気楽に。

流されていく人生を能動的に選び取って、この

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どうせなるようになるという楽観とどうせなるようにしかならないという達観の狭間で生きていく。

どうせなるようになるという楽観とどうせなるようにしかならないという達観の狭間で生きていく。

なるようになるさ。
心配なんてしなくていい。

楽観的な誰かは言う。
僕にはそうは思えない。
どう考えたって、どうにかなるようにはイメージできない。

楽観性は天からの贈り物だ。
能天気なあの人に憧れてみるけど、どうやらそんな生き方は僕にはできそうにもない。

悲観して生きていくのも辛い。
悲観してハードルを下げておけば傷つくことは少ないけど、やがて世界に対する感受性は地まで落ちて、喜びを感じるべ

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オードリーのオールナイトニッポンとアンパンマンと他者貢献と幸せについて。

オードリーのオールナイトニッポンとアンパンマンと他者貢献と幸せについて。

オードリーのオールナイトニッポンで、若林さんがアンパンマンの話をしていた。

アンパンマンが誰かを助けるのは、心がポッとして気持ちよくなるかららしい。
なるほど。情けは人のためならずとはよく言ったもので、結局、誰かのために行動を起こすことが幸せに生きることに繋がる。
自分の幸福を最優先に考えて自分を喜ばせる行動をいくら取っても、そこには虚しさが付き纏ってしまう。

今日は休日出勤だった。
いつもな

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「ある」苦悩を乗り越えるために、「ない」現実を強く想像してみる。

「ある」苦悩を乗り越えるために、「ない」現実を強く想像してみる。

仕事がある。
やるべきことが山ほどある。
辛い。逃げたい。死にたくもなる。

全てを投げ出したい。
何でこんな日々を生きているのだろう?
やめたくなる。諦めたくなる。

そんな時、仮に「なかったら」どんな心情になるかを、強くイメージしてみる。

仕事がない。やるべきことがない。
世間から認められない。自分自身を肯定できない。

ある辛さも確かにあるが、ない辛さもまた、同様に存在する。
それを天秤に

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