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【掌編小説】グラスとラムレーズン
夜の中央は、何時頃なのだろう。
一日の始まりは、いつからなのだろう。
午前2時のコンビニエンスストアは、白い光を周囲に放ちながら、夜の海の面でゆらゆらと揺れている。
あたしは、イートインスペースの椅子の上から、ガラスの向こう側に広がる異世界を眺めている。
冷房が効きすぎているのかな、少し寒い。
誰もいない空間には、時間が流れない。
赤いテールランプが海面を跳ねていく世界は、容赦なくあたしを置
「現代詩 おもむろに胸を」(未発表作)
「現代詩 おもむろに胸を」公表に寄せて
帰化植物ハタケニラと私の物語は「凶暴の花」
http://murasaki-kairo.hatenablog.com/entry/2018/10/30/201255
を参照されたし。
上述の如くに精々、庭の害草駆除を行いながら作られたのが本詩。
暴力的な詩のため公開を控えておりました。当時は気持ちも荒んでいたのです。とにかく書く作品がみな任侠になってまし