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10年ぶりに再会した話。
僕は、大学生の時に、想いをよせている女性がいた。
とにかく頭が良くて、大きな瞳でじいっとこちらをみてくる。そんな人だった。
当然の如く、最後まで想いを伝えることはできず、結局大学を出てからは一度も出会っていない。もちろん連絡もとっていない。
そんな彼女に10年ぶりに出会った。本当に突然の出来事だったのでびっくりした。なにせあれから彼女のことを考えることはほとんどなかったからだ。
まず一番驚いたこ
去年のヒットソング覚えてる?
音楽は、聞こえてくるが、聴いていないのでは。
散歩をしていたら、気がつくとそんなことを考えていた。
僕が大学生になった頃は、三宮のタワレコに行ってCDを購入したり、近所のTSUTAYAでCDを借りて、ウォークマンに入れて音楽を聴いていた。
そういう行為がまだ生き残っていた時代だ。最近そういう機会が一気に減ってしまったなあとしみじみしている。友達同士でCDを貸し借りする、なんてことも、もうなくな
ちょっとした決意表明
小説を書こうと思う。まずは掌編集を作りたい。僕は、エンタメやミステリは門外漢なので、純文学、というカテゴリになるのかと思う。だが、純文学というのを自称するのはなんだか恐れ多い。それは読者が決めることであって、というかそもそも純文学ってなんや。私小説は純文学なのか。どちらかというと、今まで書いていた小説は、だいたい自分の経験がモデルになっているので、私小説と言えるのかもしれない。とはいえ布団をクンク
もっとみる涙が流れた時に何を得られるのか。
ここ数ヶ月で、僕は、3度涙を流した。なぜ、明確に覚えているのかというと、涙を流すことは僕にとって重要な出来事であるからだ。
まず1度目は、職場での出来事だ。仕事が辛いのをなんとか伝えようと、していたのだが、なかなかうまくいかずに、わからないけれど辛い、というような状態だった。上司も困っていたと思う。
そこで僕は、一度自分の頭の中を整理するために、ひたすら書きまくった。最初は単語を思いつくまま書き
note創作大賞ふりかえり 書くこととどう向き合うか
本日note創作大賞の中間発表があった。
そこに僕の名前はなかった。
悔しい。何が悔しいって、選考通っている人の作品ってめちゃくちゃ面白いんですよ。なんというか、もう出だしから一気に引き込むというか、主導権を握られるというか、そんな感じ。
あーなるほど。こういうのをかけなきゃいかんのか、と思いましたね。
海は広い。そして深い。こんな比喩じゃいかんのですわ。
ただ僕の作品を読んでくれて、良いと言
人間くさい文章、に惹かれるきっと。
文章の真髄とは、これに尽きるのではないだろうか。
僕は、その人がどんなことを考えて、どんな暮らしをしていて、どんな本を読んでいて、そういうことがたまらなく知りたいのだが、それを説明されたいわけではないのです。というより説明されても困る。
要するに、私はこんな人です。って教えてくれなくて良いんだけど、でもその人の文章を読んでいると、ああ多分あたたかいひとなんだろうなあ、とか聡明な方なんだろうなあ、
第一段階は、ダサくなること。文章表現における自己分析
何かを成し遂げている人、活躍している人を見るとと眩しくて、失明しそうになるのだが、僕は、成し遂げないといけないことがある。
「家賃をペンで稼ぐ」これは、4月に宣言した(かな?)通りである。
そのために一番必要なことは、実はシンプルであると言うことに気づいたのは、最近のことである。
ダサくなることだ。
イキってはいけない。そんなハリボテじゃあすぐにバレる。
要するに、何かを1から始めようとしたら、
読書習慣を身につける方法
はじめに
本を読んでみようと思って書店で手に取る。もしくは誰かに薦められた本を読んでみる。しかし読み始めたはいいものの、難しかったり、共感できなかったりして自分の読解力を嘆いてしまう、そんな経験はないでしょうか。
僕は、読書が好きです。しかし同時に苦手な事でもあります。でも好きなのでずっと読んでます。その中で自分なりに工夫してきたことをお伝えできればなと思ってます。
本記事では、速読法などのいわ
海外文学の登場人物が覚えられない。
海外文学はあまり読まないが好きな作品はある。
特に気に入っているのは、ガルシア・マルケス『百年の孤独』、ポール・オースター『ムーン・パレス』、ドストエフスキー『罪と罰』、ブローティガン『西瓜糖の日々』などである。
どの作品も、惚れ惚れするような文章で、何度も読んでいる気がするのだが、毎回あることに悩まされる。
あれ、これ誰だっけ?
名前が覚えられないのだ。『百年の孤独』に関しては、おんなじよう