もりた

日記やエッセイを書いています。優しさとユーモアが届きますように。

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マガジン

  • 真夏のリレーnote

    • 3本

    パリ五輪の開会式(日本時間)にあわせて、7月27日よりスタート! 「夏の思い出」という共通テーマに沿って、リレーのバトンを繋ぐように、 参加者が日替わりでnoteを投稿していきます! 投稿日と簡単なルールを更新しましたので、固定記事をご覧ください!

  • 日記

    日記をコツコツと書いています。

  • モジラジ!

    ラジオのトークのように、ただひたすら喋るように文をかくという、そんな試みである。 ルール 推敲しない 話しているようなリズムで書く 楽しい事を書く

  • 雑文集

    エッセイを書いています。

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24歳のエチュード

僕は思い出す。ゴミ袋でいっぱいになったあの部屋のことを。脱ぎっぱなしのパジャマのことを。こたつの上に置いたままになっているカップラーメンの容器を。干からびた何かを。空になったいくつもの酒瓶を。世界を呪い、他人を恨み、堕落していたあの頃を。 1. 2014年の春、皆は新たな世界へと羽ばたいていった。一流企業に就職した者もいれば、国家公務員になった者もいる。理系の友人はだいたい大学院に進学していった。 僕は、就職活動をしなかった。そしてただの無職となった。 一浪して入った大

    • 日記7月26日(金)

      さて、明日から東京だ。楽しみ。 人と会う以外は完全にノープラン。 それで良い。 荷物は、着替えと本。リュックサックに収まるだけ。 ただし、本は増える恐れが十分に考えられるので、丸善で買ったトートバッグを忍ばせておくことにする。 喫茶店と書店と、文フリでお隣だったおふろ屋さんにいこうと思う。 あとは、ちょっと先のことを考えて、街を探検してみようと思う。 ああ、春にはここで隠居暮らしをしているのかあ、と考えながら。 隠居って言ってるけど、実際は延命的逃避行である。 金もそんな

      • 日記7月25日(木)

        フランソワーズ・サガン『ブラームスはお好き』という小説がある。読んだことはないのだが、僕はいまブラームスにハマっている。 楽器屋に寄って、ブラームスのピアノの楽譜を2冊も買ってしまった。小品集と幻想曲集。 1曲は短いが、だからといって易しいわけではない。というより、ピアノ初学者にとっては難曲である。だが、ブラームスの重厚かつ繊細な和声の響きは美しい。 聴いている分には良いのだが、果たして弾けるようになるのだろうか。 まあ来年時間ができたらゆっくり向き合うとしよう、と考えたが

        • #9 想像できないから楽しい

          こんばんは。もりたです。 えっと、今日はちょっと先のことをお話ししてみようと思います。 ところで、みなさんは1年後何をしているでしょうか? 当然わかりませんよね。 なので、このわからなさというのを不安ととるか、楽しみととるか、ただそれだけの違いなんだと思います。 結果的に1年経った時に、自分はそんなに変わらないですから、結局は自分がどう捉えるかということです。 不安というのは無尽蔵のスタミナというか、ゾンビというか、なんというか、もう掘れば掘るだけざくざくでてきちゃうんで

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        記事

          日記7月24日(水)

          TOEICの勉強を始めて三日がたった。 とりあえず三日続いたので三日坊主は脱出した。 と思ったけれど、それは明日もやらないと、三日か。まずいまずい。 ピアノは少し弾いた。 一年後になりたい自分を想像する。 英語ができて、ピアノも弾ける。 好きな本に囲まれて生活し、本も書く。 少し働いて、もし需要があれば英語やピアノを教える。 読書会を開催して人脈を広げる。 書いてお金がもらえるようになる。 コーヒーを焙煎してお菓子を焼く。 ちょっと今大変だけど、そうなろうと思えるものが

          日記7月24日(水)

          日記7月23日(火)

          今ハマっているのは、ブラームスだ。 ブラームスといえば交響曲のイメージが強かったのだが、ピアノの曲もたくさん遺している。 そして曲の感じがなんとも良い。 6つの小品とか 7つの幻想曲とか 2つのラプソディとか まとまりのある音楽をソナタではなく、 小品集でまとめているのが良い。 僕もこういうのがやりたいと思った。 文章でも音楽でも。 音楽なら、ピアノのための3つの小品 文章なら、日常シリーズとか。 愛すべき凡庸な日常 残念な中年の日常 サーカスみたいな緊迫した日常

          日記7月23日(火)

          ファンを探して三千里。

          自由に書いているとはいえ、書いたものが誰かにとって響いたり、良かったっていってもらえるのは死ぬほど嬉しい。死ぬほど嬉しいからこそ生きたいと思うのかもしれません。 僕が提供できるものはひょっとしたら、肉眼では見ることができないものかもしれない、ちっぽけなものかもしれません。 それでも少しずつ、ああいいなあと思ってもらえるような発信?をしていきたいと思っています。まあ一人語りなのですが。 話すことや交流することも大事なのかなと思い始めているこの頃。人と話すことで得られるものは

          ファンを探して三千里。

          日記7月22日(月)

          英語の勉強を始めた。 問題集と単語帳を買ったので早速取り掛かる。 単語。 うーん、結構忘れている。 ただ、ありがたいことに、文法や構文の記憶というのは残っていた! 文章はなんとか読むことができそうだ。 となると、単語とリスニングだな、課題は。 とすこしだけ道筋が見えました。 1日に勉強できる時間は限られてくる。 時間を大切に。自分を磨いていこう。 今のところ3ヶ月後に600点を取るというのが目標です。 が! 単語帳の帯にあるように「英語できます」のアピールに必須なのはど

          日記7月22日(月)

          とりあえずやってみる。

          最近の僕は無計画でとりあえず面白そうと思ったら飛びついてやってみる。 そういう自由さというのは若者の特権だとばかり思っていたが、若い時にその自由さに気づいている人は案外少ない。 なんとなく、決まったルートがあってそこからはみ出さないようにうまく歩く。というのが、頭の中に勝手にインストールされていて、乗っ取られている。囚われていると言った方が良いだろうか。そんな感じだ。その時点でおや、と思った人はすごいなと思う。 選択肢は無限にあるように思うが、それは、残念ながら幻想だ。 確か

          とりあえずやってみる。

          日記7月21日(日)

          朝はチョコザップにいって、少し走って、胸トレをした。気軽に行ける感じが良いのでがしがし活用したい。 あと、セルフホワイトニングというのもできるらしく、それならばと早速予約してトライ。 とりあえず何でもやってみたいのです。 ちょっと白くなった?わからないけれど、続けてみようと思う。 洗濯機とカラオケもあって、もやはここはどこ?という感じだが、もしかするも洗濯機が要らなくなるのかも、と思ったが、洗剤の匂いがかなり強くて、くらくらしたので、うーむ、という感じだ。 カラオケは音漏れし

          日記7月21日(日)

          書くことで掬われる感情がある。

          書いてみないとわからないことがほとんどなのだが、書いてみると ああこの時自分はこう思っていたのだなと気づく。 金魚掬いのようにそっと、魚の流れに任せるようにうまく掬っていくと、そこには何かがある。この時点ではまだ何かである。 ではその何かが何であるかを紐解いていくために必要なのは、自分の過去との対話である。 前しか向かねえ、という人は全力で行動すべきだし、それでうまくいく人は僕は羨ましいと思っている。 ただ、僕の場合は、その何かが、過去の事象と結びついたときに無常の喜

          書くことで掬われる感情がある。

          日記7月20日(土)

          チョコザップでビューをした。 近所にオープンしたので入会した。ゆるゆると続けていこうと思う。 マシンは、一般的なジムと比べると物足りない感じはするが、 涼しいし、水やプロテインが飲めるのでこれは良いと思った。 水さえも持って行かなくていいのか。すごいな。 シューズも土足でそのままで良いし、荷物が少ないくて済むのが良いと思った。 そのあとはスタバで読書をした。 薔薇の名前が相変わらず面白い。もうすぐ上巻が読み終わる。 夜はXのフォロワーさんのSさんとスペース。 実は話をす

          日記7月20日(土)

          日記7月19日(金)感謝の気持ちを忘れないようにする

          三角関数みたいな人生だなと思った。 そりゃ良い時もあれば悪い時もあるさ。 がむしゃらに頑張って成果が出た時。 がむしゃらに働きすぎて体を壊した時。 うまくいかないなと思ったら、むりせず体の力を抜いて、体が浮かび上がってくるのをじっと待つのが良いと思った。 ここ数ヶ月で、文章を書くことが増えた。文章を書くことで仕事のストレスとうまく付き合うことができているのかもしれない。 そして、読んでくれる人がいるというのは本当にありがたいことだと思った。 今年度は、文学フリマ、n

          日記7月19日(金)感謝の気持ちを忘れないようにする

          創作大賞ふりかえり

          本作は、僕が失意の中、ブックオフでバイトを始め、ピアノと出会い、ひたすら走りまくった若かりし頃の(そんなに若くないか)再生の物語である。 バイト先でのこととか、狂ったようにピアノを練習していたこととか、今でも鮮明に思い出すことができるのだが、なぜそこまで自分を駆り立てたのかはよくわかっていない。まあ結果オーライということで。 もちろんこの先も物語は進行していく。 大学に入学してまずびっくりしたのは、みんな信じられないくらい楽器の演奏がうまかったことである(いや当たり前やが

          創作大賞ふりかえり

          日記7月18日(木) 夏の目標

          すっかりと日記を書くことが日課となった。 もちろんこれはただの日記なので、わざわざ公開することもないのかもしれないが、さぼってしまう怠け者の僕には、これがあっている。 1日の終わりに5分間自分とゆっくりと対話をする。 今日は、夏の目標を立ててみた。というのも体を壊した三年前も、夏だったからだ。なんとか自分を鼓舞しないといけないといけないと思ったのだろう。 でも、それはある意味では良い兆候だと思っている。 ピアノを毎日五分弾く、というのも続けているのだが、そろそろ新しい曲を

          日記7月18日(木) 夏の目標

          日記7月17日(水)

          今日はメンタルクリニックへ。 通院するのが実はいちばん疲れる。なのではやく抜け出したい。 帰りにコメダ珈琲に寄る。 ブローティガンの詩を読んで一息。 詩は良い。 電車の中では、『薔薇の名前』を読みすすめた。 相変わらず難しい、そしてミステリー要素もあるので、なかなか読み進めるのが難しいが、少しずつチューニングがあってくる感覚がする。 初めましての著者の本は、そこにたどり着くまでに少し時間がかかるが、なんとか読み進められそうだ。魔術的面白さがこの本にはある気がする。 海外

          日記7月17日(水)