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クロウク

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雑記帳です。クロウク croakとは、カラスや蛙がガーガーとわめく様を意味する英語。そして、サミュエル・ベケット晩年のラジオドラマ『言葉と音楽』(1986-1987年)に登場する…
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2021年11月の記事一覧

闇をつくる街路灯〜闇を想像すると人は意気地なしになって判断が鈍る

闇をつくる街路灯〜闇を想像すると人は意気地なしになって判断が鈍る

超ハイテクというわけでもないけれど...う〜ん。コメント子にも、わたしにもある弱〜い抵抗感、歯切れの悪さ、いいんだけどさ、の理由って何でしょうか?
効能は…

明るい街灯は、人がいないときでも大量のエネルギーを浪費しています。この画期的な街灯は電力供給に負担をかけず、虫たちにも必要な休息を与えることができます。人工の光害は昆虫の減少を招く大きな要因ですが、この街灯はそれを一変させるかもしれません。

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クリスマス・カンマーコ ア@ICU ✳memo

クリスマス・カンマーコ ア@ICU ✳memo



クリスマスはこれ。オンライン演奏会なんですけどね…Doors openと☺️ チケット買いました。部屋にスピーカ用意しておかないと。

カンマーコア、チェンバー・コーラス、室内合唱...クリスマスキャロル。声明もそうだな。古い音楽の言葉は、音楽の外の想像や記憶にも含みが到達するから好き。

ゴームリー&ゲイフォード 『彫刻の歴史 Shaping the world』

ゴームリー&ゲイフォード 『彫刻の歴史 Shaping the world』

★Facebookのポスト(2021年11月8日)の転載

アントニー・ゴームリーとイギリスの文芸誌「スペクテイター」の評論家マーティン・ゲイフォードとの対談で綴る彫刻全史、いや、彫刻美学の政治と世界のかたちのエコシステム。一昨日、知人にちらりと見せてもらいました。そして地域図書館へリクエスト。大判の美術書、美しい画集や写真集の公共図書館での蔵書が増えると利用者もきっと増える、若い人の書物との接触

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ビエンナーレが都合2年間の延期:インド、コチ=ムジリス・ビエンナーレ

ビエンナーレが都合2年間の延期:インド、コチ=ムジリス・ビエンナーレ

★Facebookのポスト(2021年11月12日)の転載

インドではすでに90%以上に人が集団免疫を獲得したと報道されていますが、今月のヒンドゥーの大祭「ディワリ」のあとのリバウンドを読んでのことでしょうか、先月中旬、第5回コチ=ムジリス・ビエンナーレを運営する財団が二度目の、しかも1年に及ぶ長期の開催延期を決めました。当初は2020年12月からの予定が2021年まで1年延期された後、今回、2

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アレンカ・ジュパンチッチ Alenka Zupančič Žerdin、イエール大学講演 フランシス・ベーコンのトリプティク ※資料

アレンカ・ジュパンチッチ Alenka Zupančič Žerdin、イエール大学講演 フランシス・ベーコンのトリプティク ※資料

★Facebookのポスト(2021年11月14日)の転載

イエール大学でのアレンカ・ジュパンチッチ Alenka Zupančič Žerdin の講演。リュブリャナのラカン派精神分析学者、ヘーゲル学者。ジジェクとバディウの弟子。
フランシス・ベーコンのよく知られたトリプティック作品についての下り --- 52:50 "... the question of chance is very im

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伊奈ギャラリー、INAXギャラリー、LIXILギャラリー: 開催展覧会リスト(1981_2020)※資料

伊奈ギャラリー、INAXギャラリー、LIXILギャラリー: 開催展覧会リスト(1981_2020)※資料

昨年秋に閉じた1981年開廊の伊奈ギャラリー(後にINAX/LIXILギャラリーと改称)。40年間の展覧会リストがPdfでここにあります。丸一年気づかなかった。90年代末まではほとんど見てるかしら…。大阪と名古屋も何度か。

新橋の上田氏のギャラリーQから振り出して、銀座、京橋、日本橋、神田の山岸氏の2つの画廊で上がる画廊まわり(今では死語!)のスゴロク。1970〜90年代には、銀座通り〜中央通り

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ヴァンダナ・シヴァ、21年前の警鐘「遺伝子組み換えとフランケンシュテイン・フード」再読

ヴァンダナ・シヴァ、21年前の警鐘「遺伝子組み換えとフランケンシュテイン・フード」再読

Eng follows Jp.
久しぶりに読み直したヴァンダナ・シヴァの警鐘的な論文「遺伝子組み換えとフランケンシュテイン・フード」。あれから20年、スーパーの豆腐の”プラスチック”容器には「輸入遺伝子組み換え大豆ではありません。国産です」とプチ=ナショナリズムっぽいスローガン、誰に何を保証しようとしているのか?実態はさして変わらないばかりか 、食の「文化を生産する手つき」がより男性的になったよう

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