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水泳の話題

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水泳の歴史や面白ネタ、感動したオリンピックのレースなどをまとめたもの。
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2023年10月の記事一覧

スイマーの陸トレ#137|クイックターン後のけのび

スイマーの陸トレ#137|クイックターン後のけのび

先日は、
スイマーの陸トレで
ターン後のけのび練習を
行いました。

選手たちは、
ターン後の5mを
2秒切るくらいで通過します。

マスターズの方でも
ここを3秒かけないように…
を目指して通過したいですね。

そのために
壁蹴りの際に
水の抵抗に負けない
股関節・脚の筋力や
姿勢作りが重要になってきます。

更に
ターンの時は、
タイミングや壁に足が当たる強さが、
常に一定ではありません。

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水泳の基礎を学ぶ!簡単にわかりやすく!その②

水泳の基礎を学ぶ!簡単にわかりやすく!その②

前回に投稿させて頂いた、
水泳の基礎についての
ブログが好評だったので
続きを公開させて頂きます!!

今回の
水の中での法則はこちら…

④慣性(かんせい)

「慣性の法則」とは、

移動している物体は
同じ方向へ進み続けようとするため
急に止まらない。

と、いうものです。

アイススケートが
すーーーーっと滑って行くのも
慣性が働くからです。

水泳では、
この「慣性」を働かせて
伸びを作り

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マスターズ!勝利へのサイクル!

マスターズ!勝利へのサイクル!

競泳には、

「こうしたら絶対に金メダルが取れる」

「これが出来たら確実に日本一になれる」

というような練習や技術はありません。

何故なら、
競泳には「相手」がいるからです。

ただし、
金メダルを取り続ける人が
常に意識している
トレーニングサイクルというものはあります。

これを知っているだけで、
担当コーチと連携が
とりやすくなりやすくなるため、
選手側にとっても、
基礎知識になります

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水泳の基礎を学ぶ!簡単にわかりやすく!その①

水泳の基礎を学ぶ!簡単にわかりやすく!その①

水泳用語には
抗力(こうりょく)と
揚力(ようりょく)と
いう言葉があり、
コーチの間では当たり前のように
その言葉が飛び出します。

そこで、
今回はその抗力と揚力について
わかりやすく、
シンプルにお伝えさせて頂きます!

①抗力

水中では、
大きな面積で水を後方へ押すことで
推進力が生み出せます。

身体が止まった状態から、
水を一気にかこうとすると
水も動いてしまい
効率よく前に進むこと

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水泳には、とっても大事なマインドマッスルコネクション!

水泳には、とっても大事なマインドマッスルコネクション!

本日の陸トレは
「マインドマッスルコネクション」の
お勉強を含めて、
トレーニングを行いました。

マインドマッスルコネクションとは、
単語通り、意志と筋肉を繋ぐという意味です。

実は
意識通りに「使いたい筋肉を使う」ことは
そう簡単なことではありません。
※自分の体なのにです…

更に水中は、
普段、生活している陸上とは環境が違い、
視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚の
「五感の働き」が制限されます

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陸で行うエアスイムのコツ

陸で行うエアスイムのコツ

みなさんは
「エアスイム」を
ご存知でしょうか?

エアギターが
ギターを持ってないのに
ギターを引いているようにするのと同じで、
エアスイムも
まるでそこに水があり
泳いでいるかのように
陸で泳いだフリをすることを
「エアスイム」と言います。

「エアスイムなんて陸でやっても
泳がなかったら上手くならないでしょ?」

…と、思われる方もいらっしゃる
かもしれませんが、
実際の研究結果では
「効

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「水泳」とは?

「水泳」とは?

本日のレッスンでは、
「水泳を始めたきっかけを
思い出しながらウォーミングアップ」を
して頂いた。

ウォーミングアップ後に
水泳を始めるきっかけを皆さんに聞いてみると、

と、いうご意見を頂きました。

ちなみに皆さん、
現在は100m以上は泳げる方達です。

そして
皆さん口を揃えて、

と、話されていました。

とても嬉しい言葉ですね。

水泳と言っても、、、

クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バ

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スカーリング|TikTokでバズり中のスカーリングで渦を作る動画

スカーリング|TikTokでバズり中のスカーリングで渦を作る動画

スイマーが
一度は夢中になったことがある
スカーリングの渦巻き。

ただただ、
水の中の楽しさを伝えたくて
投稿した動画ですが、
こんなに多くの人に見てもらえるなんて
感動です!

もし良かったら覗いてみてください✨

Q&A|筋トレの目標の立てていますか?

Q&A|筋トレの目標の立てていますか?

ご質問、ありがとうございます。

私も他の方と同じように
体の部位ごとにわけて
トレーニングを行っています。

今のところ
背中、胸、肩、脚のように
4つに分けています。

肩に関しては
週に「2トン(2000キロ)」
上げると決めています。

合計2トンです。

内訳の例は…

⬇︎基本トレーニング⬇︎
*ショルダープレス(これは胸も含まれますが…)
50Kg×10×3セット=(合計1500kg

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Q&Aプールの上限水温

Q&Aプールの上限水温

本日は、ご質問頂いた内容を
過去LINEブログに書かせて頂いた
「プールの上限水温」の内容から
お答えさせて頂きます。

A.ご質問ありがとうございます!

日本大学教授であり、元日本代表の
野口智博先生(水泳界ではかなり有名な方)の
ブログにて、、、

「体温を37℃と
仮定すると32℃が泳ぐ際の上限水温となる。

この水温以上で泳ぐと
産熱が放熱を上回り、
体温の上昇が生じ、
長く泳ぎ続けるこ

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後編「パドルを外したらスカスカになる…」という人のための効果的なパドルの使い方

後編「パドルを外したらスカスカになる…」という人のための効果的なパドルの使い方

前回の続きです。

よくパドルをつけると、
パドルを握ってしまったり
指先でパドルを押してしまい、
手のひらがパドルから
浮いてしまっている方を見かけます。

正しいパドルの使い方は
中指を反らせた状態で
パドルを押します。

手のひらの
この辺りでパドルを
押すイメージです。
※ちょうどパドルのバンド(ゴム)が
ついている部分です。

机などに手を置き、
この部分「だけ」
で机を押してみましょう

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前編「パドルを外したら、スカスカになる…」という人のための効果的なパドルの使い方(前編)

前編「パドルを外したら、スカスカになる…」という人のための効果的なパドルの使い方(前編)

パドルを使うと水が重くなり
速くなったように感じます。

しかし、
パドルを取ると
水がスカスカになってしまう…

と、いうのは
水泳あるあるかもしれません。

今回は
そんな「脱パドルスカスカ事件」の
解決の糸口について
ご紹介させて頂きます。

①パドル使用による効果

まず、
パドル使用の効果から
ご紹介させて頂きます!

パドルを使うと
一体、何が起こるのでしょうか?

よく「パワーアップ

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