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マスターズ!勝利へのサイクル!

競泳には、

「こうしたら絶対に金メダルが取れる」

「これが出来たら確実に日本一になれる」

というような練習や技術はありません。

何故なら、
競泳には「相手」がいるからです。

ただし、
金メダルを取り続ける人が
常に意識している
トレーニングサイクルというものはあります。

これを知っているだけで、
担当コーチと連携が
とりやすくなりやすくなるため、
選手側にとっても、
基礎知識になります。

そんな、
日本を代表するトップアスリート達が
日々行っているトレーニングの流れは
一体どのようなものでしょうか?


今回は
マスターズにおける
勝利へのトレーニングサイクルについて
投稿させて頂きます。

①日本特有のスポーツ風土

日本のスポーツに関わる人に多いのですが、
試合が終わった後に、
そのレースを振り返り
「自身がうまく行かなかったところ」だけに
注目してそれを改善しようとする人が
多いように感じます。

そこで、
「頑張ればなんとかなる!」
「気合い根性!」
と、言う方もいますが、
マスターズの方に限っては
もうどうしようもないと思ったり
限界を感じることが
あるのではないでしょうか?(笑)

②子供と大人の水泳の違い

子供の選手は
背も伸びるし、
筋力も成長していくので、
ある程度「なんとかなる」わけですが、
大人は背が伸びるわけでも、
骨格自体を変えることはできないわけです。

筋力や柔軟性、
スタミナを伸ばそうとしても
それなりに時間もかかるわけです。

この状況下で
うまく行かないことにフォーカスしていると
本来なら伸ばせるはずの長所が伸ばせず、
もったいないことになってしまいます。

マスターズは趣味ですから、
長所が活かせずとも、
「水泳は難しいけど、それが楽しいね!」
と思えるのであれば問題ないと思います。

しかし、
私は、水泳においては
「解決できない問題」を
放置することが出来ません。
(職業病🤣)

その解決できない問題を
解決するのが
我々コーチの仕事です。

世界記録保持者のドレセル選手が、
ISL(水泳クラブチーム対抗の賞金レース)のとき、
レースの度に記録を伸ばす姿を見て、
「強みを常に活かそう」としているのだと
感じました。

③勝利へのサイクル

そのサイクルは、

1.計画
⬇︎
2.実行
⬇︎
3.評価
⬇︎
4.修正
⬇︎
1.計画に戻る

…を繰り返すことです。

このサイクルの繰り返しが
早い人や多い人が
「金メダルを取り続ける傾向」があります。

計画だけで、実行しなくても、
実行だけで、修正をしなくても、
修正だけで、評価をしなくても
勝利へのサイクルは成立しません。

これはマスターズ世界でも同じことですが、
なるべく「長所」にフォーカスして
行うことがコツです。

皆さんにも
素敵な水泳ライフを☺️




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