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【企画展】知られざる海生無脊椎動物の世界
2024年6月1日
哺乳類展に続いて企画展として開催されていた「知られざる海生無脊椎動物の世界」へ。
よく知られた脊椎動物の哺乳類に対比して完全にカウンターの様相の無脊椎の生き物を企画展としてぶつけてくるこのセンス。最高です。
企画の題の通り“海棲・無脊椎”に焦点をあてて、後生動物のなかでも先述の特徴を持った動物門を挙げて紹介する展示であった。
今回の企画展は日本館ホールも利用して系統図を見せ
【特別展】大哺乳類展3わけてつなげて大行進
2024年6月1日
科博の特別展というだけで無条件に行きます。
今回の特別展は大哺乳類展の第三弾。
わける(分類)、つなげる(系統)を主軸に置いて哺乳類を紹介する展示であった。
分類の手法については昔の見た目重視の分類の仕方からDNA分析から推測する手法により多くの動物種について、どの種が近縁関係にあるかなどの新たな見地が続々と見つかっていて、それについての紹介が主だった。
またそれに併せて系
【博物館】国立民族学博物館 二回目
2024年5月26日
出張で関西滞在が成功したので、いざ二回目の民族学博物館へ。
今回は前回の尻切れトンボで終えた言語ゾーンからアジアのゾーンにかけてを回る。途中企画展の展示スペースもあったのでそちらも覗いてみる。
まずは言語から。
前回腹ペコあおむしの絵本の世界各地版などを見回していたのだが、改めて各国の言語の絵本という形で見るのは圧巻。
というか文化的な「はらぺこあおむし」の強さよ……。
【博物館】明石市立天文科学館
2024年5月25日
姫路出張が一段落したところで、ライブを見るために後泊。
フレックスな上司の判断での関西滞在OKに助けられつつ、以前から行きたいな〜とぼんやり思っていた明石天文科学館が姫路から近いことも手伝い訪問。
子どもの頃から天文分野は好きであり、最近の航空宇宙分野のニュースも好きなのでこの日本標準時の土地にある天文館に惹かれるのも無理はない。
明石市は経度135度が通る自治体という
【博物館】あずきミュージアム
2024年5月19日
姫路の出張に合わせて訪問。
前々から回転焼きの御座候の本拠地であることは知っていたが、このようにあずきに対しての展示があることに驚いて、行ってみたいな~というところから興味を持っていた。
まず、企業博物館は自社製品のプロモーション、そして自社製品の歴史やそれにまつわる逸話などを紹介するのがお約束として広告塔の役割を持っていることが大半である。
しかしここは施設の名前に自社
【博物館】気仙沼海の市 シャークミュージアム
2024年5月1日
気仙沼に宿をとり、GW前半の東北旅行の締めに当たる日。
この日は朝からこの気仙沼シャークミュージアムに行くことだけを決めていた。
このシャークミュージアムだが、2024年のリニューアルで、リニューアルしたてほやほや。
サメ専門ということだけあってかなりのサメパワー。
後述するが美ら海水族館とのコラボレーションを行っており最先端のサメ研究を見ることが出来た。
ここ気仙沼はサメ
【水族館】【博物館】地下水族科学館 石油文化ホール もぐらんぴあ
2024年4月30日
この日は種市から南下しつつ、ここもぐらんぴあと本州最東端の魹ヶ崎を巡る旅程。
岩手県久慈市にあるこのもぐらんぴあ、事前の情報としてはさかなクンさんがかなり積極的に支援活動を行っている水族館である。という情報しか持っていなかったのだが、蓋を開けてびっくり。
地下水族館の意味がしっかりとわかる展示でかなりのギャップというかそういう理由からここに地下水族館を作ったという種明かし
【博物館】青森県立三沢航空科学館
2024年4月29日
先の記事、六ヶ所原燃PRセンターの次に訪問。
16時に滑り込んだため、ろくすっぽゆっくり見ることが出来なかったのが本当に残念。
ご存知、最先端の防空戦力がそろう航空自衛隊三沢基地のお隣に位置するこの航空博物館だけど、所沢のものと比べても何ら遜色がない。っていうかデカさはこっちが上かもしれねぇ。ってくらいの設備の大きさがすごかった。
だって、青森のこんな場所にYS-11、航
【博物館】六ヶ所原燃PRセンター
2024年4月29日
東北本州最北端、最東端到達ツーの合間に訪問。
尻屋崎から海沿いを南下し、岩手の宿到着までの道程にあることを発見しいざ訪問。
さすが原子力の公金パワーで建っているだけある、なかなか立派な作りというか、こだわりの科学館ていうのがまず外観から見て取れる。
外周を囲むサイクル燃料を意味する円状の建屋に、原子力の将来性は大きいということを示す植物の双葉が萌え出る様子を表した中央の建
【映画】オッペンハイマー
2024年3月31日
オッペンハイマーの伝記をベースに。というだけでかなりの興味をそそられる本作品。
もちろんそれだけではなくクリストファー・ノーランが監督を務めるというだけで気分は最高潮。
うきうきで日本公開を待ち望んでいた。
おそらく元となった伝記作品の中でのセクション分けされていた、1.核分裂、2.核融合とパート分けされ核爆弾の開発に至り完成するまで、太平洋戦争(大東亜戦争)、第二次世界
【特別展】ミニチュア愛(ラブ)!(紅ミュージアム)
2024年3月16日
久しぶりに企業博物館へ。土曜日もやっている企業系博物館はわりかし少ないのでありがたい。非常に助かる。
とはいえ今回は企業系の展示を見に来たわけではなく、企画展であるミニチュアを見に来た。
日本の桃の節句を彩る雛人形に代表されるお人形さんに添えられるミニチュアの嫁入り道具を中心としたコレクションを持つ川内由美子氏のコレクション展。
江戸時代から発展してきたミニチュア製作の職
【博物館】国立民族学博物館
2024年3月20日
大阪出張を利用して訪問。
以前からかなり気になっていたこの博物館。
いつか行こうかと狙っていたのだが、大阪出張を利用していくことにした。
博物館の存在だけは知っていて、所在地については全く知らなかったのだが、万博記念公園内に所在してるんだね~。
春分の日で祝日のはずなんだけど万博記念公園自体がかなり広いので人の数はまばらでのんびり見ることができた。
またかなり立地的には
【博物館】造幣博物館
2024年3月3日
アイドルマスターシャイニーカラーズの6thライブに合わせて大阪京橋で宿泊をしていたのでライブまでの余暇を潰すために徒歩圏内で回れる博物館を探していたところ造幣局を見つけたので行くことにした。
造幣局の敷地内にあるこの造幣博物館、造幣なので現代硬貨だけかと思っていたが人類史上の貨幣の歴史をなぞる展示だったので、入場無料ながらかなりの時間楽しめた。
実は造幣局だけど、桜の時期
【博物館】国立歴史民俗博物館
2024年2月24日
昨年の陰陽師展のときにこの歴博には訪問していたのだが、あまりにも物量が多すぎですべてを回ることが出来ていなかったので、今回は企画展がない常設を回るためだけに訪問。
6つのセクションで先史、古代、中世、近世、近代、現代、そして民俗を紹介するこの博物館、濃度たっぷりの歴史の教科書をなぞるかのようで非常に楽しい。
また、歴史の教科書の記憶も20年ほど前の記憶のなかの出来事なので
【映画】ゴールデンカムイ
2024年2月14日
ツイッターTLのオタク共の評判が予想の他かなりいいという事。
また実写化爆弾処理班山崎賢人の演技がどんなもんかと言うのが気になったという事。
いや、白石が白石過ぎる!っていうことが気になり漫画→実写化という邦画では悪評の沸き立つジャンルでも見に行った。
結果として、ここまで丁寧に実写化した作品ってある~~~~~~!?と思える出来で非常に満足だった。
漫画で表現される突飛さ