もんばん

映画の感想、バイクの感想、動物園、水族館、博物館、展覧会、美術館とかの雑記を書きます。…

もんばん

映画の感想、バイクの感想、動物園、水族館、博物館、展覧会、美術館とかの雑記を書きます。 ツイッターには載せきれない!と言うには過言な、そんなに長くない記録。 コメントはお気軽に

最近の記事

【特別展】大哺乳類展3わけてつなげて大行進

2024年6月1日 科博の特別展というだけで無条件に行きます。 今回の特別展は大哺乳類展の第三弾。 わける(分類)、つなげる(系統)を主軸に置いて哺乳類を紹介する展示であった。 分類の手法については昔の見た目重視の分類の仕方からDNA分析から推測する手法により多くの動物種について、どの種が近縁関係にあるかなどの新たな見地が続々と見つかっていて、それについての紹介が主だった。 またそれに併せて系統についても新生代を中心において、どの時代で分化し、各々の系統がどこで繁栄したの

    • 【博物館】国立民族学博物館 二回目

      2024年5月26日 出張で関西滞在が成功したので、いざ二回目の民族学博物館へ。 今回は前回の尻切れトンボで終えた言語ゾーンからアジアのゾーンにかけてを回る。途中企画展の展示スペースもあったのでそちらも覗いてみる。 まずは言語から。 前回腹ペコあおむしの絵本の世界各地版などを見回していたのだが、改めて各国の言語の絵本という形で見るのは圧巻。 というか文化的な「はらぺこあおむし」の強さよ……。 前回見れなかった世界各地の言語を紹介するディスプレイや、桃太郎日本各地版の展示

      • 【博物館】明石市立天文科学館

        2024年5月25日 姫路出張が一段落したところで、ライブを見るために後泊。 フレックスな上司の判断での関西滞在OKに助けられつつ、以前から行きたいな〜とぼんやり思っていた明石天文科学館が姫路から近いことも手伝い訪問。 子どもの頃から天文分野は好きであり、最近の航空宇宙分野のニュースも好きなのでこの日本標準時の土地にある天文館に惹かれるのも無理はない。 明石市は経度135度が通る自治体ということで、日本の標準時を司る街としてそういった科学分野に力を入れているといったとこ

        • 【博物館】あずきミュージアム

          2024年5月19日 姫路の出張に合わせて訪問。 前々から回転焼きの御座候の本拠地であることは知っていたが、このようにあずきに対しての展示があることに驚いて、行ってみたいな~というところから興味を持っていた。 まず、企業博物館は自社製品のプロモーション、そして自社製品の歴史やそれにまつわる逸話などを紹介するのがお約束として広告塔の役割を持っていることが大半である。 しかしここは施設の名前に自社をここまで押し上げた、御座候の名前を冠せず、終始その名の通り小豆の全てにフォーカ

        【特別展】大哺乳類展3わけてつなげて大行進

          【博物館】千葉県立中央博物館【企画展】理科室のタイムマシン 学校標本

          2024年5月11日 そこまで遠くはないのになぜか行ったことのない千葉県立博物館へ。 企画展では理科室の学校標本が見れるというので興味を唆られ、足を運んでみた。やっぱ理科室と言うものはこういう俺みたいな博物館モノが好きな人類にとってはプリミティブな好奇心の源だよなぁ。と。 到着は11時少し前。一応地方の博物館ということで3時間程度で回れるであろうと予想していた。館に入るまでは。そう、館の中に入るまでは。 まずは300円という破格の入場料を払って即、入口の「本日のギャラリ

          【博物館】千葉県立中央博物館【企画展】理科室のタイムマシン 学校標本

          【博物館】気仙沼海の市 シャークミュージアム

          2024年5月1日 気仙沼に宿をとり、GW前半の東北旅行の締めに当たる日。 この日は朝からこの気仙沼シャークミュージアムに行くことだけを決めていた。 このシャークミュージアムだが、2024年のリニューアルで、リニューアルしたてほやほや。 サメ専門ということだけあってかなりのサメパワー。 後述するが美ら海水族館とのコラボレーションを行っており最先端のサメ研究を見ることが出来た。 ここ気仙沼はサメの水揚げ量が日本国内での80%程度という圧倒的な水揚げ料を誇る港町で、それ故にこ

          【博物館】気仙沼海の市 シャークミュージアム

          【水族館】【博物館】地下水族科学館 石油文化ホール もぐらんぴあ

          2024年4月30日 この日は種市から南下しつつ、ここもぐらんぴあと本州最東端の魹ヶ崎を巡る旅程。 岩手県久慈市にあるこのもぐらんぴあ、事前の情報としてはさかなクンさんがかなり積極的に支援活動を行っている水族館である。という情報しか持っていなかったのだが、蓋を開けてびっくり。 地下水族館の意味がしっかりとわかる展示でかなりのギャップというかそういう理由からここに地下水族館を作ったという種明かしが展示でわかった。 題に示したように、ここもぐらんぴあは石油文化展示と水族館展

          【水族館】【博物館】地下水族科学館 石油文化ホール もぐらんぴあ

          【博物館】青森県立三沢航空科学館

          2024年4月29日 先の記事、六ヶ所原燃PRセンターの次に訪問。 16時に滑り込んだため、ろくすっぽゆっくり見ることが出来なかったのが本当に残念。 ご存知、最先端の防空戦力がそろう航空自衛隊三沢基地のお隣に位置するこの航空博物館だけど、所沢のものと比べても何ら遜色がない。っていうかデカさはこっちが上かもしれねぇ。ってくらいの設備の大きさがすごかった。 だって、青森のこんな場所にYS-11、航研機、Honda Jetがそのまんま置いてあるんですよ!? 航空ゾーン、科学ゾ

          【博物館】青森県立三沢航空科学館

          【博物館】六ヶ所原燃PRセンター

          2024年4月29日 東北本州最北端、最東端到達ツーの合間に訪問。 尻屋崎から海沿いを南下し、岩手の宿到着までの道程にあることを発見しいざ訪問。 さすが原子力の公金パワーで建っているだけある、なかなか立派な作りというか、こだわりの科学館ていうのがまず外観から見て取れる。 外周を囲むサイクル燃料を意味する円状の建屋に、原子力の将来性は大きいということを示す植物の双葉が萌え出る様子を表した中央の建屋。 いやはやこれが本当の地方にあるということがそもすごい。 そして尻屋崎からこ

          【博物館】六ヶ所原燃PRセンター

          【映画】オッペンハイマー

          2024年3月31日 オッペンハイマーの伝記をベースに。というだけでかなりの興味をそそられる本作品。 もちろんそれだけではなくクリストファー・ノーランが監督を務めるというだけで気分は最高潮。 うきうきで日本公開を待ち望んでいた。 おそらく元となった伝記作品の中でのセクション分けされていた、1.核分裂、2.核融合とパート分けされ核爆弾の開発に至り完成するまで、太平洋戦争(大東亜戦争)、第二次世界大戦、という歴史の転換点を乗り越えた後に共産側のスパイという疑念が沸き上がるその

          【映画】オッペンハイマー

          【特別展】ミニチュア愛(ラブ)!(紅ミュージアム)

          2024年3月16日 久しぶりに企業博物館へ。土曜日もやっている企業系博物館はわりかし少ないのでありがたい。非常に助かる。 とはいえ今回は企業系の展示を見に来たわけではなく、企画展であるミニチュアを見に来た。 日本の桃の節句を彩る雛人形に代表されるお人形さんに添えられるミニチュアの嫁入り道具を中心としたコレクションを持つ川内由美子氏のコレクション展。 江戸時代から発展してきたミニチュア製作の職人技をこれでもか!と見せつける展覧会だった。 とにかく館内は大きい作りでは無い

          【特別展】ミニチュア愛(ラブ)!(紅ミュージアム)

          【博物館】国立民族学博物館

          2024年3月20日 大阪出張を利用して訪問。 以前からかなり気になっていたこの博物館。 いつか行こうかと狙っていたのだが、大阪出張を利用していくことにした。 博物館の存在だけは知っていて、所在地については全く知らなかったのだが、万博記念公園内に所在してるんだね~。 春分の日で祝日のはずなんだけど万博記念公園自体がかなり広いので人の数はまばらでのんびり見ることができた。 またかなり立地的には不利な位置にあって、上野の科博、東博と違って特別展でもそこまで混まなさそう。

          【博物館】国立民族学博物館

          【博物館】造幣博物館

          2024年3月3日 アイドルマスターシャイニーカラーズの6thライブに合わせて大阪京橋で宿泊をしていたのでライブまでの余暇を潰すために徒歩圏内で回れる博物館を探していたところ造幣局を見つけたので行くことにした。 造幣局の敷地内にあるこの造幣博物館、造幣なので現代硬貨だけかと思っていたが人類史上の貨幣の歴史をなぞる展示だったので、入場無料ながらかなりの時間楽しめた。 実は造幣局だけど、桜の時期だけは造幣局敷地内の桜をみるためのルートが開通するので、その時期だけは造幣博物館

          【博物館】造幣博物館

          【博物館】国立歴史民俗博物館

          2024年2月24日 昨年の陰陽師展のときにこの歴博には訪問していたのだが、あまりにも物量が多すぎですべてを回ることが出来ていなかったので、今回は企画展がない常設を回るためだけに訪問。 6つのセクションで先史、古代、中世、近世、近代、現代、そして民俗を紹介するこの博物館、濃度たっぷりの歴史の教科書をなぞるかのようで非常に楽しい。 また、歴史の教科書の記憶も20年ほど前の記憶のなかの出来事なので、考古の新発見や解釈の変更により変わっているところはあるのだろうが、この館で紹介

          【博物館】国立歴史民俗博物館

          【映画】ゴールデンカムイ

          2024年2月14日 ツイッターTLのオタク共の評判が予想の他かなりいいという事。 また実写化爆弾処理班山崎賢人の演技がどんなもんかと言うのが気になったという事。 いや、白石が白石過ぎる!っていうことが気になり漫画→実写化という邦画では悪評の沸き立つジャンルでも見に行った。 結果として、ここまで丁寧に実写化した作品ってある~~~~~~!?と思える出来で非常に満足だった。 漫画で表現される突飛さをうまく実写で表現出来てた上に、キャラの造形が非常に丁寧でやればできんじゃん。邦

          【映画】ゴールデンカムイ

          【映画】哀れなる者たち 原題:Poor Things

          2024年2月13日 予告でのアヒルの頭を持つ犬とか謎生物に囲まれ、異様で奇っ怪な動きをするエマ・ストーンというインパクトが脳裏に残っていたので、みることを決めていた本作品。 見る前に長い!って思っていた2時間20分という尺、全然長くない。没頭しているうちにすぐに幕が降りてしまう。 映画というコンテンツに込められるものすべてを込めた作品であったと思う。正直映画の賞とかの権威に群がるタイプの映画好きでは無いと自認しているんだけども、金獅子賞ってやっぱすげーんだな。と改めて思っ

          【映画】哀れなる者たち 原題:Poor Things