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【博物館】青森県立三沢航空科学館
2024年4月29日
先の記事、六ヶ所原燃PRセンターの次に訪問。
16時に滑り込んだため、ろくすっぽゆっくり見ることが出来なかったのが本当に残念。
ご存知、最先端の防空戦力がそろう航空自衛隊三沢基地のお隣に位置するこの航空博物館だけど、所沢のものと比べても何ら遜色がない。っていうかデカさはこっちが上かもしれねぇ。ってくらいの設備の大きさがすごかった。
だって、青森のこんな場所にYS-11、航研機、Honda Jetがそのまんま置いてあるんですよ!?
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航空ゾーン、科学ゾーン、宇宙ゾーンと地域の科学館と航空機の博物館が混ざったかのような展示の数々。
三沢は太平洋横断の出発地として選定された土地だったため、また選定される要因となった、航空機の黎明期の滑走路として使える地質だったことからここ航空の街となったことが紹介されて展示が始まる。
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航空ゾーンから始まり、太平洋無補給横断を成し遂げたミス・ビードル号の模型が鎮座し、そして1900年代初頭のハンガーを模した展示室非常にかっこいい上にワクワクする。
星型エンジンも航空機の後ろに鎮座し初手からなかなかにテンションがあがる。
ミス・ビードル号の洗礼のあとに出てくるのが、日本の航空史に残る機体の数々。特に!航研機の実物大模型とYS-11の実機展示は嬉しいぞ~~~!
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やっぱ“モノ”があると嬉しいなぁ~って思いつつ急ぎながら写真を撮りつつ展示を見つつハンガーを回る。
いやー、写真を見るとやっぱあともう1時間ほしかった~という思いが一入。
機体の数はそこまで多くは無いが、それこそ展示ひとつひとつがきちんと丁寧に設計者、込められた思い、その機体が行ったことが明瞭に示されていて非常に見やすい。そして設計者のおじさんの似顔絵まで書かれていて、日本の航空工業のきっちりとした展示だな。と満足した。
特にYS-11の展示は機内に入ることができ、更にはコックピットも見れるしすげ~!の一言。
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もちろん客席部分にも座れるようになっていて、嬉しくてな。
ここでもう満足しているが、畳み掛けるようにHonda Jetのゾーンへ。
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いやはや完全にHonda Jetのプロモーションゾーンですw
Hondaがなぜ、航空機産業に入ったのか、Honda Jetが生まれるまで、型式承認を取得するまで、世界的な大ヒットとなるまでの来歴が丁寧にHondaの言葉で書かれていた。
それでも日本の航空工業が世界に食い込んだ事例としては確かに有用。
小型ジェット、旅客機とは畑は違うが、残念ながらMRJが並ぶ日は来なかったな……。と思いながらみてしまった。
航空機ゾーンを終え、続いて科学のゾーンへ。ここではエアーを使っての浮遊体験やヘリコプターのプロペラ実演、そしてフライトシミュレーターなども置いていて、ここはかなりの科学館!しかし連休中の閉館間際ということも有り何一つ体験出来ない!w
こればっかりは仕方ないけどちと残念。
航空力学にとどまらず普通の科学館としてもなかなかに楽しい感じで良かった。
最後に宇宙ゾーンへと行く前に、航空模型がずらりと並んでいるショーケースへ。
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模型展示とケースビジュアルの展示で、The・趣味丸出し。
この展示を作ったやつは誰だwww握手したいwww
仕事場に私物絶対紛れ込んでるでしょこれ。と、笑いをこらえきれ無い展示だった。
と、最後の宇宙ゾーンへ。
ここでは一気に雰囲気が変わり、JAXAの展示や日本科学未来館のような雰囲気に。宇宙ステーションや宇宙飛行士、宇宙での機体などについての展示が非常に多く、予想していたロケット工学についての展示はなかったかな・・・?
実際に宇宙ステーションでの実験についての展示が大半で今後のアルテミス計画のフローなども展示されていた。
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とここらで閉館時間が迫ってきて帰ろうかとしたところ、重力実験装置のスタッフさんに呼び止められて、月→火星→冥王星の重力体験をしてきました。閉館間際だから1度は断ったけど、こんな一人で来ている男性に対してぐいぐい来てすごいわあのスタッフさん。でもそのおかげで体験できました。いぇ~い。
閉館後は駐車場兼屋外駐機場展示の写真をぼちぼち撮って終了!
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場所によっては三沢基地が映り込んでしまうので、写真を撮る方向が限られる。てかそんなすれすれの位置にF-4置かないでくれ~。写真が撮れないw
1時間と閉館後ちょっとという時間で回った三沢航空博物館だけど、展示の大きさがかなり大きいのと、キャプションをなんとか飛ばし飛ばしでみたのでこの時間で回れたが最低2時間半はほしい場所だった。
特に実機を舐めるように見れるのは非常にいいのでYS-11の実機に触れるというアドバンテージはすごいかと思う。
三沢でF-35の離陸も見れるだろうし非常にゆっくり見たいと思える場所だった。
以上。
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