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【夢分析】悪夢は自分にとって「幸運の手紙」?!

こんにちは、MOKUJIです。
適応障害、うつ病で休職中の方とHSPの方向けに、心の回復に役立つ記事を書いています。

今日は個人的に大きなトピックがありました。アイコンのセルフポートレートにもある顔一面の髭(ひげ)を全て剃り落としました!突然イメチェンしたくなっただけです。数ヶ月ぶりにツルッツルになった自分の顔を見て「3歳、いや5歳若返ったな…」とニンマリしてしまいました。でもこのままじゃあアイコンの自分の顔と現在の顔が一致しなさすぎてどうしよう…と一瞬考えましたが、そんなことを気にする人は一人もいないので忘れることにしました。
はい、いきなりどうでもいい話をしてしまいました。

本日のテーマは
「悪夢は幸運の手紙」
です。

私はいわゆる<悪夢>を本当によく見ます。ほぼ毎日です。仕事で嫌なことがあった日などは特にそれが夢の中で再現されるようで本当に苦しかったです。突然前触れもなく意味不明は嫌な感じのする夢を見て夜中に目を覚ますこともざらです。このようなことで<悪夢>に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そんな悩みを抱えている方にお伝えしたいことがあります。

それは、「夢(悪夢)は『無意識の自分』から贈られたメッセージ」だということです。

これを説明するには、心理学の重鎮中の重鎮、C・G・ユングの「無意識」に対する考えをご紹介する必要があります。
ユングは無意識を下記のようにとらえています。

・無意識の中には肯定的で積極的な人格(パーソナリティ)も抑圧されている。
・本来自分が持っている”自分の全体像(セルフ)”こそが自分を導くものである。
・自分のコンプレックスを統合し、セルフに近くことが人生の目的である。

少し難しいですね。ヒトコトで言うと「無意識にはポジティブな側面があり、それが自分を導いてくれる」というところですかね。どこにも完璧な人などいません。誰にでも欠点や弱点があります。それが人間です。意識がそれを隠そうとしても、無意識はそれを知っています。コンプレックスが生じ意識で解決できないことが起こると、無意識は意識下の自分に対してメッセージを送ろうとするのです。どうやって?そうです。それが「夢」です。夢の中にはヒントがあります。しかしそれは比喩的なものです。寓意に満ちています(村上春樹が好きな人には「しるし」といえば分かってもらえるかもしれません)。だから、単純に「悪夢」と大きなくくりだけでとらえてしまうと、「嫌な気持ちで、最悪だ…」という思いだけで終わってしまいます。しかし、しっかり夢の中のメッセージ(自分宛の手紙)を受け取るのであれば、必ずや自分にとって重大なヒントが隠されているのです。
※かのアインシュタインも「相対性理論は十代のときに見た滑走するソリの夢から生まれた」と言っているそうです。アーティストの横尾忠則は夢日記をつけてそれを元に作品を作ることがあります。

私は心理学の勉強をして、夢のメッセージをちゃんと受け取るようにしました。夢日記を書いたり、見た夢をインターネットで検索したりしてです。
※なお検索の仕方は簡単です。例えば「夢 熊 追われる」のようにググれば解釈がいくつか出てきます。
※また解釈のポイントは自分がその夢を見て、「どう感じたか」が最も大事だと言われています。
このようにきちんと夢と向き合うことで、私は「悪夢を悪夢」と考えることがなくなりました。気分の悪くなった夢でさえ、「無意識が自分に届けてくれた意味あるメッセージなんだ」、と思えるようになったからです。そして確かにその夢の比喩を解読しておくと、今の自分にとって必要な感情であったり、心構えであったり、そういうものが秘められていることに気づけるようになりました。

このように「悪夢でもなんでもどんとこい」と思うようになってから、眠ることが怖くなくなりました。むしろ毎日どんな夢を見るのかが楽しみで仕方なくなったのです。なぜならユングのいうところの”自分の全体像(セルフ)”に近づけているような気がして嬉しくなるからです。
これはメンタルヘルスの観点からも非常に良い効果があったと実感しています。

こんな風に「夢」に対する考え方を大きくシフトチェンジできたことは、私のこれからの人生にとってとても意味あるものになりました。

悪夢で悩んでいる方は、ぜひ今日から自分の夢を大切にしてください
よくよく考えてみれば、無意識の自分が自分を苦しめてもなんの得がありませんから、本当の意味での悪夢なんて存在しないに決まっています。
「意識と無意識の自分、両方の自分が手を取りあって生きている」
というイメージをぜひ今日から持ってみてくださいね。

本日はややスピリチュアルな内容になりましたが、スピリチュアルも実はメンタルヘルスに大きな影響を与えます。くわしくは後日書けたらと思います。

それでは、また。

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