日本一周一人旅16 【本州最北端】
しろい。
朝起きて車のシェードを外すと窓が白くなっていた。
“大寒波到来”で町の人達が騒いでたから
覚悟はしてたけど、、大丈夫かなあ。
そう、今日から青森突入。
青森って寒そうじゃん。
それも今日は目標の地、本州最北端を目指す日。
(この時はまだ日本一周する気じゃなかった)
ついたら贅沢に鮪とか食べちゃおっかな、、。
その前に無事にたどりつけるのか。
タイヤはスタッドレスだけど、
雪道は慣れてないから嫌だなあ。
心配だった。
けど実際は道には全然雪がなくて
拍子抜けするくらい大丈夫だった。
そしてまずはずっと行きたかった美術館に。
最初に感想から言っちゃうと、
すごく すごく 楽しかったです。
美術館目の前の公園は草間彌生ワールド。
カラフルな犬と女の子がかわいい。
私がこの美術館で一番楽しみなのは
馬の形の花? 花をまとった馬?
前になにかでみて可愛くて
実物を見てみたいっと思っていたのです。
そして、すぐに出会えちゃいました。
これ。
入館料もかからない外にいました。
一番最初に楽しみにしていたものがきちゃって
この先どうしたらいいんだろうって思った。
けど館内もすごく楽しかった。
こじんまりとした作品の展示じゃなくて
大きなアート作品が多くて身体ごと
もってかれる感じがものすごく楽しい。
館内の写真は行った時に自分の目で
新鮮な感じで楽しんでもらいたいので
私の下手な絵で感じて下さい。
これも楽しみにしていた作品。
大きな人形っていうにはあまりにも ヒト すぎて
大きさもだけど、リアルさに圧倒されました。
血管、シワ、赤み 本物。
これは巨人の剥製なのかもしれない
と思う程。
本物の人みたいなのになんで
こんなに目が引き付けられるのかな。
人間なんてそんなみたくもないのに。
特別な人以外そんなに見たいと思わないし、
他人のシワとかシミとか見て綺麗っていう
感情は出てこないのに不思議。
作られたモノ の魅力なのかな。
おばあちゃんのシワとか
おじいちゃんのゴツゴツの手とか
笑った時にでる目尻の皺とか
そういうのは嫌いじゃないけど。
一方自分の手から年々ハリが減っていくのを
見るのはすごく嫌な気持ちになる。
あとはこれ、、
これはどの作品を書いた絵かあてるクイズです。
、、本当にごめんなさい。
絵心がなくて。
他にもドライブインみたいな作品とか
森の断面図みたいな作品とか
ウルトラマンたくさんとか
とにかく楽しかったです。
そして目的の地へ。
なんか全然気分が上がらない。
こういう時ってもっとわくわくするものだと思ってた。
重たい曇り空だからかな。
明日にした方がいいのかな。
迷ったけど、やっぱりいつも通り決めれなくて
着いちゃった。大間。
鮪のお店も調べたけど、
いいなと思ったとこは定休日だし
相変わらずの幸薄さ発揮してる。
とりあえずよく写真でよくみるとこに言ってみた。
鮪一本釣りのオブジェ。
当然あの馬の方が可愛くてときめかない。
私も釣られてみようかと思ってたけど
全然上がらない。
風が強くて寒かったから
早々に切り上げて記念の鮪を頂くことに。
どこにしようかなと思っていたら
押しの強いおばちゃんに吸い込まれるように入店。
すごいリッチな鮪イカ丼を頂きました。
普段赤身より白身魚の方が好きだから
あんまり食べないけど、せっかくだからってことで
しっかり名物頂いちゃう派です。
なんなら丼より定食派。
美味しいなって思って食べてたけど
私の後に店に来た人達におばちゃん
めちゃくちゃおまけ付けてて悲しくなったよ、、
でもこれはサービスだからおばちゃんをその気に
させられなかった私が悪いと思う。
おばちゃんは最低限やることはやってるはず。
あぁ自分小さい!
以上、本州最北端で自分の小ささを知りました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?