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アイドルマンガ『湯島坂四十六回転』第三話 #ジャンププラス原作大賞

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戦友の澄を失い、心に穴の開いたままの櫻子。

しかし、それとは裏腹に櫻子の人気は一気に熱を帯び、2ndシングル「月に照らされて、キミと」のセンターに櫻子は抜擢される。しかし、櫻子の仕事量が増えていく一方で、真子は冠番組での姉妹ネタ以外ではなかなかその才能が開花することがなく、じりじりとくすぶるようになってきた。櫻子も真子も、満たされない想いを抱えながらアイドル生活を送ることとなった。

そんな折、「最近湯島坂に影響されて作詞を始めた」というヘップバーン・小森がラジオでの発言をきっかけに「湯島坂に歌詞を提供しようプロジェクト」を強引に始めてしまう。

その中から特に秀逸だった「周回軌道」と名付けられた一本の歌詞がなんとまこさく姉妹に回ってきた。2ndシングルのカップリングに、ふたりの歌うユニット曲として収録しよう、ということになったのだ。

しかし、それでもなお心の中のモヤモヤが晴れずに思い悩む櫻子。そんな桜子を見た真子は、冠番組の収録後に司会のヘップバーンとマネージャー陣の協力のもとで、スタジオ内に二人だけという話す時間を作ってもらった。

「澄ちゃんの代わりにはなれないかもしれないけど、でも頼ってよ。私、さくちゃんの妹だもん」。

櫻子は、今度は泣かなかった。
強い味方の前に、櫻子は再び
センターとしての風格を取り戻していく。



「ジャンププラス原作大賞」
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