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17歳真っ盛り文章

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17歳の時の小っ恥ずかしい文章です。私の素性を知っている人は読まないでください。 自信がない時期なので少し大衆向けで文学的な文章になるよう意識していたところがあります。 消そうか…
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#高校生

母親という絶対

子供にとって母親というものの影響は、思っている何倍も大きい。
何も知らない子供にとっては、母親が真実であり世間であり全てであるように思える。
そして、小さい頃に刻まれた価値観というものは、何年経っても、大人になっても、なかなか抜けきらないものである。

私が小学校1年生や2年生のころ、世間はちょうどAKB48などのアイドルの全盛期で、周りの女の子たちはほとんどファンになっていた。けれど私だけは、な

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ほんとうの友達ができない原因

ほんとうの友達ができない原因

学校にあんまり行かなくなってからよく考えることは、やっぱり私には友達が全然いないんだということです。

思えば、いつからか私はいわゆる恋バナというものを聞かなくなりました。自分に話を振られて話すことはあっても、(多分彼氏がいた時だったからであろう)誰かの恋愛相談なんかを聞くことはもう全くと言っていいほどありません。

つまり、恋バナをしてもいいと思われるぐらいの信頼を得ることが、できなくなってしま

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どうか許される内に

どうか許される内に

この世界はどうやったって吐きそうなんだ。そう思うのは私がまだ不完全と言える年頃の人間だからだろうか。

青春を爽やかだなんて最初に言った人は誰なのだろう。爽やかに見えるいかなる部分も紐解くとほぼ全てが決して爽やかとは言えない。誰かの幸せは誰かの不幸、とか言った綺麗事のことではない。全部気持ち悪くてぐちゃぐちゃに渦巻いている。でもそれを醜いと簡単に言うことはできない。苦しみも憎しみも間違いも全部美し

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幸せの第一段階すらままならない

この2020年の現在、いろいろなものが発達しすぎて、どれだけ頑張っても絶対に叶わない人とか、世界中のいろんな種類の不幸な人とか、そういうのに必要以上に出会ってしまう社会になった。

多様化や選択の自由は良いことばかりとはかぎらない。

どう足掻いてもどうにもならないことの苦しみと、どれを選んでも変わらないことの苦しみは、どちらが重いと言い切ることはできない。

ましてやその2つを併せ持っているので

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世界のすみっこで生きている私の夢

やっと夢ができた気がする。

私はずっと普通の人間なんだと思っていました。
比較的充実した生活、そこそこ中身のあった青春、だいたい年齢相応ぐらいの様々な経験。

私はうまく生きてきたし、これからも同じようにやっていけるんだ、と信じていました。

日々の生活で感じていた違和感は、気づかないうちに全部無かったことにしていました。自分の奥底に押し込めて見ないようにして、時には「みんなもそうなんだ」と言い

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