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ベートーヴェンとブルース・リーの意外な共通点とは
「心を空にしろ。形(スタイル)を手放せ。水のように…」
“Don’t think,feel!”の名セリフで知られるブルース・リー。
彼には、ワシントン大学の哲学科に学び
高校で哲学を教えていたという“哲学者”の一面も。
「僕は“形”を信じない。“形”は人々を分け隔てるだけでなく、個々の教養がその人にとっての絶対的真理となってしまう」
「武道とは、動きを通していかに自分を表現するかだと思う」
熱狂よりも“静かな共感”を求めて
「カンパネラ」や神がかったピアノテクニックで知られる
作曲家フランツ・リストですが
人が自分に求めているのは表面的な華やかさだけで
内面的な人間性や芸術性ではない…と
思い悩んだ青年時代がありました。
「僕が欲しいのは、熱狂よりも“静かな共感”なのだ」
モテモテゆえの贅沢な悩みのようにも見えますが
リストにとっては真剣で深刻な気持ちでした。
そんな時代を経て、彼は晩年には僧侶となり
宗教
幽玄!蛍と平家琵琶の夕べ
6月30日は夏越しの大祓。
半年間の穢れを落とし残り半年の息災を祈願する日です。
その前日、わが家の氏神さま坪沼八幡神社で開かれた
『蛍と平家琵琶の夕』に参加してまいりました。
なぜか音響スタッフ?として…w
東日本大震災の年も地域の皆さんの力で行われてきた
大切な催しで、今年で34回目を迎えるとのこと。
申し込み開始後わずか50分で満席、という反響からも
皆さんの関心の高さが伺えます
不完全であることの優しさ、豊かさ
歴史の中で声もなく埋もれた人たちの声が無数にある
その声が耳の底に鳴ってくる
歴史小説家の杉本苑子さんの言葉です。
歴史の中で埋もれそうになっている無数の作品がある。
私はその声を求めてピアノに向かい続けている気がします。
、、
アメリカ留学時代、ユージン・プリドノフ先生にシューマンのピアノソナタ第1番をレッスンで聴いていただいた折、
先生が「この曲初めて聴いたよ! 僕はなぜ今ま