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ベートーヴェンの“魂の糧”になったもの

良い悪い、といったジャッジや
先入観なしにものごとを受けとめることは
知識、知見をもつこと以上に大切なのではと思います。

例えば、初めてその曲を聴いた方は
バイアス抜きに直感や感性で受け取ってくださるからか
ドキッとするような感想を伝えてくださることがあります。

初めて聴く曲との出会いは
自身の感覚を呼びさますよい機会になる気がするのです。

   🥀     🥀     🥀

モーツァルトの『レクイエム』を初めて聴いた時の衝撃は
今でもはっきり覚えています。

知ってると思っていた人物(モーツァルト)の
知らない一面を突きつけられた驚き、戸惑いとともに
悲しみを纏った美しすぎる音が細胞に染み込んできて

気づいたら、顔が涙まみれになっていました。

小学校6年の頃でした。

松明花(ベルガモット)咲きました

ベートーヴェン(ルイジ)は
モーツァルトを尊敬していました。

『レクイエム』が、ある音楽雑誌で酷評された時は、
「大バカものめ!」とそのページに書き殴ったそうです。

後日、ルイジの音楽を全く評価しない、ある人物が
先の評論に対する反論を寄稿した記事を読んだルイジは

「あなたが非常に適切かつ徹底した評論によって
モーツァルトの魂に正義をもたらしたのは、実に快挙です。
私は命ある限り、モーツァルトの最大の賛美者の一人であり続けたいと思っています」

という礼状を、その人物に送っています。

玄関までのアプローチ。賑やかです

ルイジは、ひとの素晴らしいところに感動しては
その感動を自らの魂の糧にするひとでした。

彼の音楽から、魂の糧をもらっているわたしたちは
とても幸せだと感じています☺️

7月6日のおうちコンサート 〜ルイジの伝言〜 vol.4 無限のアイディア!変奏曲あれこれ では、
そんなルイジが敬愛していたモーツァルトとヘンデルの作品も、お届けします。

もちろん、おうちコンサートの名物になっている
初めてお聴きいただくであろうチャーミングな作品の数々や
彼らに関する心温まる逸話も、ご紹介します💕

まだお席、ございます。

皆さまとルイジの伝言をシェアできますことを
楽しみに致しております😊

#川崎町だより #おうちコンサート #ルイジの伝言 #ベートーヴェン #モーツァルト #レクイエム #ベルガモット #松明花