水那田ねこ

猫と創作(小説・絵・音楽)が好きなHSS型HSP主婦。知識と経験とメタ認知を使い精神上…

水那田ねこ

猫と創作(小説・絵・音楽)が好きなHSS型HSP主婦。知識と経験とメタ認知を使い精神上の問題をセルフで克服。社会の価値観に盲従せず真の意味で生きる人になるには創造性が必要。痛みなくして得るものなし。人の深みは情緒として滲み出る。哲学なしに人生はない。

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    パーソナリティー分析、自己理解。

  • HSPとは?《シリーズ》 

    海外のHSP研究者たちが説明する「HSP」の本質を、イラストや図解を添えてわかりやすく解説。

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    HSS型HSPである私の半生。

記事一覧

◆記事の補足◆
興奮性を持つHSPが適切に休息をとるために推奨される「4-7-8呼吸法」について。
これは日本人の体格に合わせると「3-4-5呼吸法」だとの説があります。また、深呼吸が大切なのは、鼻腔から吸い込んだ空気で『脳を冷やす』から。暑い夏、HSPには大切な情報です!

水那田ねこ
4時間前
1

今朝のつぶやき:涙を流す変人

涙を流す変人: 今HSPとは何か? をシリーズで書いてるのは最後にHSS型HSPについて書きたいから。 HSPと同じく、HSS型HSPを自称する人たちもこの特性…

水那田ねこ
11時間前
7

◆追記のお知らせ◆
先日の「HSPとは?(3)」ですが、最後の項目に言葉が不足していたように思ったため追記をしました。「似た特性との違いは?」の最後の部分です。↓ よろしくお願いします。

2

猫本だけを扱う本屋さんが世田谷にあるという。行かねば!猫本(小説、エッセイ)は随分読んできたけどまだまだ一杯読みきれないほどあるのだろうな。『猫鳴り』『猫の帰還』『ミーのいない朝』置いてるだろうか。稲葉真弓さんのエッセイは好き過ぎてページが捲れず(興奮性)、読破に苦労した。

1

古代民族史のお話にすごく興味を掻き立てられる。(個人的にケルト音楽が熱烈に好きだけど)縄文人の環状列石とケルト民族によるストーンヘンジとの関連性などは今後の研究で明らかになっていくのかな?自然崇拝の共通点も。一万年も平和を保った民族他にあるのか。研究者達の活動には感謝しかない。

1

この動画のお陰でビジュアルシンカー(自閉脳)のことがよくわかった。↓HSPの能力タイプの一つ「ビジョナリー」と構造は同じだが脳の仕組みの「土台」が全然違う。HSPは文脈を読む、かつビジョナリー特性も持つということか!(本読めよって話)https://00m.in/NRNzh

2

「HSP」とは何か?(3)─ 「O」小さな刺激に圧倒される ─

※この記事は約一万二千文字です。 先回はHSPの基本的な特徴である「D」(=内部での深い処理)を考えました。↓ 「O」に進む前に、今回もまず一つだけ注意点を。S…

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今朝のつぶやき:哲学と創造性

ニーチェ: 人間は遺伝的に「気付けること」に違いがある。人には利己と利他の軸がある。利他の軸がある人には(利己の苦悩を知る前から)苦悩が起こる。苦悩の究極は実存…

3

♪『どうせいつか終わる旅を〜』BUMP OF CHICKENと私。

過去記事に、私は私を支え続けてくれた価値観(それは私の生死感そのもの、倫理観と合致するものだった)から『あえて離脱した』ことを書いた。大地が裂け深淵に堕ちていく…

5

猫による記録

※この話は、私の脳内小人の一人「メタ思考使いのライター」が書いたものです。 その変種の存在と生態は、橋の下の泥まみれの家に暮らす研究熱心な猫により確認された。猫…

水那田ねこ
12日前
3

HSP番外編:「有能」より「有用」でありたい。

※このシリーズは、日頃noteと接点の薄いHSPの方々へ向けて作る資料のベースとして書いています。なのでこの一連の記事は、私の脳内に住む小人の、教師・アドバイザーキ…

水那田ねこ
2週間前
5

『HSP』とは何か?(2) ─「D」脳内処理の深さ─

◆『note』読者の方へ この記事は、日頃『note』と接触の薄いソーシャルメディア界隈のHSPや海外のHSP書籍に触れる機会の少ないHSPたちに届けられたらと考え書い…

水那田ねこ
2週間前
13

『HSP』とは何か? (1) ─ 日本のHSP解釈のズレ ─

はじめにシリーズで書くこれは、日本のHSP解釈に対する私個人の違和感からスタートしています。本来あるべきHSP解釈と日本で多く見られるHSP解釈にはどうしても奇…

水那田ねこ
3週間前
7

ACE+敏感性+内的サバイバルリソース ─ アーロン博士への想い ─

私の文章を読むために時間を割いてくださる方へ改めて日頃のお礼を申し上げます。皆さまの記事を拝読したいと思いながら、なかなかできない理由を少しだけ記させてください…

水那田ねこ
1か月前
5

つぶやき:世の中のものすべて小さ過ぎる、短か過ぎる……

こんなタイトルになってしまいましたが、大上段に構えてものを言うつもりは更々ないのです。小説と違い脚色のない正直な気持ちを記していくのが ねこのnote なので、今の私…

水那田ねこ
1か月前
9

愛って? 幸せって?

私の脳内には七人の小人が住んでる。だからキャラが毎日入れ替わり、今回もまた若干文体が違うけども、私なりの「愛」と「幸せ」について言語化しておきたいよ。(?) 愛…

水那田ねこ
1か月前
9

◆記事の補足◆
興奮性を持つHSPが適切に休息をとるために推奨される「4-7-8呼吸法」について。
これは日本人の体格に合わせると「3-4-5呼吸法」だとの説があります。また、深呼吸が大切なのは、鼻腔から吸い込んだ空気で『脳を冷やす』から。暑い夏、HSPには大切な情報です!

今朝のつぶやき:涙を流す変人

今朝のつぶやき:涙を流す変人

涙を流す変人:

今HSPとは何か? をシリーズで書いてるのは最後にHSS型HSPについて書きたいから。

HSPと同じく、HSS型HSPを自称する人たちもこの特性の実態を知らずにいる(中にはとんでもない誤解をしている)人たちが多い。例えば、私は繊細だけど夕陽を見ても涙出ないし芸術に感動したりもしないから、きっとHSS型HSPなんだ、とか。共感力はそれほどないし刺激物をけっこう好むからHSS型HS

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◆追記のお知らせ◆
先日の「HSPとは?(3)」ですが、最後の項目に言葉が不足していたように思ったため追記をしました。「似た特性との違いは?」の最後の部分です。↓ よろしくお願いします。

猫本だけを扱う本屋さんが世田谷にあるという。行かねば!猫本(小説、エッセイ)は随分読んできたけどまだまだ一杯読みきれないほどあるのだろうな。『猫鳴り』『猫の帰還』『ミーのいない朝』置いてるだろうか。稲葉真弓さんのエッセイは好き過ぎてページが捲れず(興奮性)、読破に苦労した。

古代民族史のお話にすごく興味を掻き立てられる。(個人的にケルト音楽が熱烈に好きだけど)縄文人の環状列石とケルト民族によるストーンヘンジとの関連性などは今後の研究で明らかになっていくのかな?自然崇拝の共通点も。一万年も平和を保った民族他にあるのか。研究者達の活動には感謝しかない。

この動画のお陰でビジュアルシンカー(自閉脳)のことがよくわかった。↓HSPの能力タイプの一つ「ビジョナリー」と構造は同じだが脳の仕組みの「土台」が全然違う。HSPは文脈を読む、かつビジョナリー特性も持つということか!(本読めよって話)https://00m.in/NRNzh

「HSP」とは何か?(3)─ 「O」小さな刺激に圧倒される ─

「HSP」とは何か?(3)─ 「O」小さな刺激に圧倒される ─

※この記事は約一万二千文字です。

先回はHSPの基本的な特徴である「D」(=内部での深い処理)を考えました。↓

「O」に進む前に、今回もまず一つだけ注意点を。SPS(感覚処理感受性)をわかりやすく理解するための基準「DOES」は、それぞれが複雑に絡み合い影響し合っています。今回の「O」も然り。このあと考える「E」や「S」と関係しているのですね。人間の心理構造はとても入り組んでいるからです。これ

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今朝のつぶやき:哲学と創造性

今朝のつぶやき:哲学と創造性

ニーチェ:
人間は遺伝的に「気付けること」に違いがある。人には利己と利他の軸がある。利他の軸がある人には(利己の苦悩を知る前から)苦悩が起こる。苦悩の究極は実存的痛み。この痛みを知らないと人間の本質が見えない。創造性は絶望的なこの痛みを打破して「生きる」を可能にしてくれるもの。──これらを踏まえた上でニーチェを読み解かないと末人や超人、ルサンチマン、永劫回帰の真の意味は解らないのではないか、と様々

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♪『どうせいつか終わる旅を〜』BUMP OF CHICKENと私。

♪『どうせいつか終わる旅を〜』BUMP OF CHICKENと私。

過去記事に、私は私を支え続けてくれた価値観(それは私の生死感そのもの、倫理観と合致するものだった)から『あえて離脱した』ことを書いた。大地が裂け深淵に堕ちていくような恐怖だったことも。どうやってその恐怖を乗り越え今私は正常な人間として生きているのか。その背景には、本や人や経験を通して学び続けることでたくさんの小さな勇気が心に芽生え育ったことがある。長い月日を要した。

最も苦しかった頃、自分そのも

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猫による記録

猫による記録

※この話は、私の脳内小人の一人「メタ思考使いのライター」が書いたものです。

その変種の存在と生態は、橋の下の泥まみれの家に暮らす研究熱心な猫により確認された。猫は目紛しく発展する社会の片隅で、吹いたら飛んでしまうほどの存在感しか持たぬうす汚れた生物だったが、闇の中きらりと光る目を凝らし、確かにその『変種』の異様さを感じとった。
猫が見つけた、その変種に関する記録を妄想と呼び笑う者もいるだろう。愚

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HSP番外編:「有能」より「有用」でありたい。

HSP番外編:「有能」より「有用」でありたい。

※このシリーズは、日頃noteと接点の薄いHSPの方々へ向けて作る資料のベースとして書いています。なのでこの一連の記事は、私の脳内に住む小人の、教師・アドバイザーキャラが担当しています。‪^ ^‬

なぜHSPは自分の利点や長所を知るべきなのか?

今回書いているHSPシリーズは、HSPの優れた能力や利点を明らかにすることに他なりません。とはいえ、非HSPよりHSPが人として優っている、社会の序列

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『HSP』とは何か?(2) ─「D」脳内処理の深さ─

『HSP』とは何か?(2) ─「D」脳内処理の深さ─

◆『note』読者の方へ
この記事は、日頃『note』と接触の薄いソーシャルメディア界隈のHSPや海外のHSP書籍に触れる機会の少ないHSPたちに届けられたらと考え書いているものです。科学的根拠をできるだけ平易で柔らかな文体で表現し、小さな会議室で数人に語りかけるようなイメージで書き進めています。

◆この記事は、約一万文字です。時間に余裕のある時にお読みください。

『DOES』の『D』に進む前

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『HSP』とは何か? (1) ─ 日本のHSP解釈のズレ ─

『HSP』とは何か? (1) ─ 日本のHSP解釈のズレ ─

はじめにシリーズで書くこれは、日本のHSP解釈に対する私個人の違和感からスタートしています。本来あるべきHSP解釈と日本で多く見られるHSP解釈にはどうしても奇妙なズレを感じるためです。
前提として、ここ『note』におけるHSP情報発信について私は日頃関連記事を多く見ないため詳しく把握していません。これから書いていく「ズレ」とは主に、SNSや動画配信を含むソーシャルメディア界隈、および日本で常時

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ACE+敏感性+内的サバイバルリソース ─ アーロン博士への想い ─

ACE+敏感性+内的サバイバルリソース ─ アーロン博士への想い ─

私の文章を読むために時間を割いてくださる方へ改めて日頃のお礼を申し上げます。皆さまの記事を拝読したいと思いながら、なかなかできない理由を少しだけ記させてください。

私は小さな刺激で良くも悪くも内面に大きな興奮の波が起きてしまいます。その刺激の種類は嗅覚、触覚、気持ちに感じる感触(?)など様々ですが知的な刺激もそのひとつ。好奇心が大きい一方で、常日頃これにとても難儀します。そのため夕刻からは良質な

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つぶやき:世の中のものすべて小さ過ぎる、短か過ぎる……

つぶやき:世の中のものすべて小さ過ぎる、短か過ぎる……

こんなタイトルになってしまいましたが、大上段に構えてものを言うつもりは更々ないのです。小説と違い脚色のない正直な気持ちを記していくのが ねこのnote なので、今の私の正直な心の感触を記してみただけです。今日は常ならず大きな目線の話をしてみたいのです。(今真面目にHSPシリーズの執筆に取り組んでいるのでその合間に書く、これも「つぶやき」みたいなもの。重ね重ね述べてきたように、私の書くものは片手間気

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愛って? 幸せって?

愛って? 幸せって?

私の脳内には七人の小人が住んでる。だからキャラが毎日入れ替わり、今回もまた若干文体が違うけども、私なりの「愛」と「幸せ」について言語化しておきたいよ。(?)

愛って?

「愛」なんてたった一語で、「愛とは……」いったい何が語れるのだろうな。まずこの掴みどころのない概念をメタファーで捉えておこう。↓

この「愛」のどこを切り取って語るか? が問題なのかな。幹から伸び出る枝には色々なものがある。「好

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