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理解と気づき

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パーソナリティー分析、生きづらさの克服、賢く生きる方法など。自己理解と気づきを書きとめる。
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痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(2)

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(2)

↓前半(1)では、『痛みなくして得るものなし』理論の概要を説明をしました。後半では、この高い人格形成を可能にする「内的資質」について語ります。

刺激増幅受容性(OE)とは?

多くの人が第1統合段階である「痛みのない精神状態」におり、たとえ痛みが発生しても元へ戻る場合があることを記事(1)の最後に書きました。ここであえて、この『前のレベルの崩壊』と『次の段階での再統合』を進んで選びとる人がいます

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痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(1)

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(1)

あなたには「創造的本能」が在るか?

世の中には繊細な人に向けて、「生きづらさを乗り越える方法」「自分の長所を活かす方法」「もっと楽に生きる方法」などのアドバイスがカウンセラーや精神科医たちを始めメンター側にいる経験者たちによって熱心に発信されています。私はそれらをほとんど見ません。理由としては、分かりきっていることしか書いていない上に、百年も前に実行済みのことばかりだから。新しい発見がなくつまら

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読解力がない人は人の心が読めない?

読解力がない人は人の心が読めない?

こんにちは、水那田です。
ココナラのサービスを休止したこともあり貪るように本を読んでいる今月。中でも特別に大切な気づきを今回まとめておきたいです。これは、どれほど大切さを強調しても足りないほど大切な考えではないかと個人的には思っています。そして少し前に書いた『抽象⇅具体の往復力』の話の【補足版】としての意味も持っています。以下の記事をお読みいただいた方にもぜひ読んでいただけると嬉しいです‪^ ^‬

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反省なんてしなくていい。自分を責めない本当の反省の仕方。

反省なんてしなくていい。自分を責めない本当の反省の仕方。

初めまして、うみこと言います。(←追記:現在、名前を水那田ねこに変えています。)

これから、このnoteに〝自己肯定感の低い繊細な人が生きやすくなるヒント〟を備忘録の意味も込めて書いていこうと思います。

今回は私が長年色々経験をして、やっと最近正しい意味を習得した反省についてのメモです。

「反省」の本当の意味。「反省の色を見せなさい」
「しっかり反省しなさい」
「もっと反省が必要」

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あなたは具体派? 抽象派? 診断テスト付き─私なりの自己理解

あなたは具体派? 抽象派? 診断テスト付き─私なりの自己理解

こんにちは、水那田です。
今回は予定からそれて、具体派思考と抽象派思考の違いというテーマについて書きたいと思います。
これは、私にとっては自分の特徴を知る上での一つの到達点であり、本から得た理解の自分なりのまとめでもあり、ある意味ただの独り言でもあります。独り言にしては9,000文字を超えてしまいましたが(笑) 深い内容になっているはずなので興味のある方はお付き合いください‪^ ^‬

コミュニケ

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「N」か「S」か? ここの分かれ目こそ面白い。超N型人間による考察──MBTI

「N」か「S」か? ここの分かれ目こそ面白い。超N型人間による考察──MBTI

先回の考察から今回の記事までに、書いてみたい、まとめてみたい、興味あるトピックがたくさん頭の中を飛び交い下書きの数がえらいことになりました。が、ようやく予告どおりのテーマで、40代超えのMBTI考察、本日もいってみたいと思います!

今回はMBTIのN型(Intuition)か、S型(Sensing)か、の判断基準についてINFPである私が、なぜか発達してしまった「T」型(Thinking)の側面

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『共感力』の2つの側面と、4つの性格パターンのまとめ

『共感力』の2つの側面と、4つの性格パターンのまとめ

基本、自分が自分の知識のまとめとして書くnote。
今回は、『共感力』について今の時点で私が考えていることをまとめておきたいと思います。

※この記事は、専門性を何も持たない人間が本を読んで得た知識のみで解釈をまとめたものです。つまり『個人の感想文』みたいなものであり、絶対的な知識として鵜呑みにはしないでください。今後必要に応じて下書きに戻す、あるいは修正する可能性もあります。(追記:2024/0

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INFJだと思っていた人間が、INFPとINTPの混血だと思い直した理由。 ―MBTI

INFJだと思っていた人間が、INFPとINTPの混血だと思い直した理由。 ―MBTI

こんにちは。水那田ねこです。
本日から、ここで再び性格分析や自己理解に関わる話をしていきます。今日は最近日本の若者の間で流行している16personality(「MBTI」)についての話です。

MBTIとは何か、という概略の説明ではなく、私個人の性格タイプを起点とした考察と、ごく私的な所感をベースに書いていきます。体系的に語ることはしません。体のよい自分語りでもあります。
あなたに、今後わたしが

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好奇心旺盛なHSS型HSPの私は、マルチポテンシャライトでもあると知った話。

好奇心旺盛なHSS型HSPの私は、マルチポテンシャライトでもあると知った話。

こんにちは、水那田ねこです。
今回は久々精神面での気づきの話になります。

※このページは約2,300文字、1、2分で読めます。

子供の頃から、とにかく自分の中にあふれていた「これが好き!」「あれをやりたい!」「これ面白そう!」などの強い好奇心、止まらない興味、知りたい、やってみたいという、常に胸に渦巻いているこの強烈な感情はいったい何だろうと思っていました。

周りを見ても私ほどに様々な物事に

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自分がHSS型HSPだと思うポイントまとめ

自分がHSS型HSPだと思うポイントまとめ

まず前提として、自分がHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)であることは間違いがないです。初めてそれを自覚したのは一年半ほど前です。どちらかと言うと、HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)であった時代の方が、悩みが多く生きづらかったですが。

HSPについての説明、それがどういうものであるかについてはここでは省略いたします。簡単に言うと、とても敏感で繊細な気質の持ち主です。細かいことが気

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