水那田ねこ

猫と創作(小説・絵・音楽)が大好きなパート主婦。情緒を重んじる人。知識と経験とメタ認知…

水那田ねこ

猫と創作(小説・絵・音楽)が大好きなパート主婦。情緒を重んじる人。知識と経験とメタ認知を使い精神上の問題をセルフで克服。心理分析に関わる気づきや自分語りなど気ままに書いています。

マガジン

  • 理解と気づき

    パーソナリティー分析、生きづらさの克服、賢く生きる方法など。自己理解と気づきを書きとめる。

  • 学びの多い大好きな記事

    自己理解、心理分析、抽象化思考、世の中の真理、原理の解明、……個人的に関心の高い分野でひらめきに繋がったり、熟考の機会を与えてくれる、noteクリエイターたちによる示唆に富んだ記事。簡単に言えば、何度も読み返したい私の宝物のような記事。

  • 自分語り

    つぶやき、独り言、自分語り。真面目に過去と向き合ったり好き勝手に哲学してみたり。主に自分について書いた記事。

最近の記事

  • 固定された記事

『HSP』とは何か? (1) ─ 日本のHSP解釈のズレ ─

はじめにシリーズで書くこれは、日本のHSP解釈に対する私個人の違和感からスタートしています。本来あるべきHSP解釈と日本で多く見られるHSP解釈にはどうしても奇妙なズレを感じるためです。 前提として、ここ『note』におけるHSP情報発信について私は日頃関連記事を多く見ないため詳しく把握していません。これから書いていく「ズレ」とは主に、SNSや動画配信を含むソーシャルメディア界隈、および日本で常時開催されているHSP交流会、占いや性格診断のようなノリでHSPを自称する人たちを

    • ドブネズミの住処で生まれ落ち、泥にまみれて生きてきた薄汚れた野良猫が、何やら今上質な人間世界に紛れ込み、人の言葉らしきものを吐き出している。……そのことを忘れるなかれ。「寂しさ」こそ猫にとっての懐かしき寝床、安らぎの温かな懐だ。 お礼画像を猫が大好きな「人間の言葉」にしてみた。

      • 人の心理も人生の意味も全てが複雑で入り組んでる。正解不正解は必ずしも「今」「外」から得られるわけではない。内側へ徹底的に突き進むべき「時」があり緩めるべき「時」があり行動すべき「時」がある。「持っている」ならまずはそれを知るのがいい。言葉は今の内面のごく一部を切り取ったもの。

        • つぶやき

          抱えきれない思いを吐き出すために。今現在の考えや感情のまとめとしても。 私が抱える実存的鬱。これと小三の頃から対峙し、対処し、今尚向き合い、その苦悩を内面に収めようともがきながら生きていることを、一体どうすればよいというのか。 小学二年生〜三年生 1・敏感さと家庭内暴力の問題を抱える中、私には支えてくれる「親」といえる大人がいない現実を知り、生きる上での精神的危機を覚えた。自分が「子供であるという現実」を頭から「切り離す」ことで、自分が自分の(精神上の)親となることで問題

        • 固定された記事

        『HSP』とは何か? (1) ─ 日本のHSP解釈のズレ ─

        • ドブネズミの住処で生まれ落ち、泥にまみれて生きてきた薄汚れた野良猫が、何やら今上質な人間世界に紛れ込み、人の言葉らしきものを吐き出している。……そのことを忘れるなかれ。「寂しさ」こそ猫にとっての懐かしき寝床、安らぎの温かな懐だ。 お礼画像を猫が大好きな「人間の言葉」にしてみた。

        • 人の心理も人生の意味も全てが複雑で入り組んでる。正解不正解は必ずしも「今」「外」から得られるわけではない。内側へ徹底的に突き進むべき「時」があり緩めるべき「時」があり行動すべき「時」がある。「持っている」ならまずはそれを知るのがいい。言葉は今の内面のごく一部を切り取ったもの。

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        記事

          「HSPとは?」画像の色変えました。 先日書いた『気持ちで感じる感触』、これは敏感人間が持つ『フェルトセンス』というものらしい。まさか名前が付いてたとは!幼少期の辛い体験もこの感覚の強さに一役買ってるらしい。人間の心理構造は実に複雑で奥が深い。敏感性の極致はギフテッドなのだろう。

          「HSPとは?」画像の色変えました。 先日書いた『気持ちで感じる感触』、これは敏感人間が持つ『フェルトセンス』というものらしい。まさか名前が付いてたとは!幼少期の辛い体験もこの感覚の強さに一役買ってるらしい。人間の心理構造は実に複雑で奥が深い。敏感性の極致はギフテッドなのだろう。

          ACE+敏感性+内的サバイバルリソース ─ アーロン博士への想い ─

          私の文章を読むために時間を割いてくださる方へ改めて日頃のお礼を申し上げます。皆さまの記事を拝読したいと思いながら、なかなかできない理由を少しだけ記させてください。 私は小さな刺激で良くも悪くも内面に大きな興奮の波が起きてしまいます。その刺激の種類は嗅覚、触覚、気持ちに感じる感触(?)など様々ですが知的な刺激もそのひとつ。好奇心が大きい一方で、常日頃これにとても難儀します。そのため夕刻からは良質な睡眠に向けての準備を極力丁寧に行います。思考のアウトプットに繋がりかねない行為を

          ACE+敏感性+内的サバイバルリソース ─ アーロン博士への想い ─

          つぶやき:世の中のものすべて小さ過ぎる、短か過ぎる……

          こんなタイトルになってしまいましたが、大上段に構えてものを言うつもりは更々ないのです。小説と違い脚色のない正直な気持ちを記していくのが ねこのnote なので、今の私の正直な心の感触を記してみただけです。今日は常ならず大きな目線の話をしてみたいのです。(今真面目にHSPシリーズの執筆に取り組んでいるのでその合間に書く、これも「つぶやき」みたいなもの。重ね重ね述べてきたように、私の書くものは片手間気分、話半分でお聞き流しくだされば幸いです。) みんな40億年後の地球を旅してく

          つぶやき:世の中のものすべて小さ過ぎる、短か過ぎる……

          愛って? 幸せって?

          私の脳内には七人の小人が住んでる。だからキャラが毎日入れ替わり、今回もまた若干文体が違うけども、私なりの「愛」と「幸せ」について言語化しておきたいよ。(?) 愛って? 「愛」なんてたった一語で、「愛とは……」いったい何が語れるのだろうな。まずこの掴みどころのない概念をメタファーで捉えておこう。↓ この「愛」のどこを切り取って語るか? が問題なのかな。幹から伸び出る枝には色々なものがある。「好感」「思慕」「愛慕」「愛情」「愛着」「恋」「友愛」「敬愛」「依存」「絆」……「仲

          愛って? 幸せって?

          恥ずかしさ物語 〜 笑われる勇気が生まれるまで 〜

          今日はとても変な話を書く。多分ほとんどの方に共感してもらえない部類の話だと思う。それとも同じような人はいるだろうか。 私の中に度々起こる望ましくない幾つかの感覚。中でも断トツの頻度を誇り出現するのが「恥ずかしさ」である。……なんて嫌なものだろう。できればこんな相手とはお見知り置きなく過ごしたい。ところが私はこれを嫌ってなどおらず、いや長い付き合いの果てついに愛着まで抱くに至ったという、これはそんな奇妙な物語である。 なお、この時点で先読みをしてしまい共感羞恥みたいなものを

          恥ずかしさ物語 〜 笑われる勇気が生まれるまで 〜

          絶望感を心に収めるために

          毎度noteを私物化するようで申し訳ないけれど今回も自分の「心の整理」のために書いておく自分語り、ほぼひとりごとみたいな内容なので前もってお断り。 小学生の頃百人一首が大好きで、全首を熱心に覚えてクラスの大会で横綱(一等賞)を取った思い出がある。みんなクラスいち勉強ができる子が取ると思っていたはずで、突然空気みたいな存在だった私がその子を勝ち抜いて横綱の地位をさらってしまったことに驚いたと思う。恋の歌や季節を表現した歌も多い和歌の中で私がもっとも好きだったのは、ひときわ寂し

          絶望感を心に収めるために

          文章ってとても音楽的だなといつも思うのだけど、絵でもある。絵と音楽と文章が好きな人間が一つに絞るとすればやはり文章しかないのかもしれない。日本語が持つリズムとメロディーを使って自然界と心の繋がりの『真理』を透明な絵の具で描いていけばよいのだな。……そんなことを思ってしまった。

          文章ってとても音楽的だなといつも思うのだけど、絵でもある。絵と音楽と文章が好きな人間が一つに絞るとすればやはり文章しかないのかもしれない。日本語が持つリズムとメロディーを使って自然界と心の繋がりの『真理』を透明な絵の具で描いていけばよいのだな。……そんなことを思ってしまった。

          俳句の説明について軽く見てみた。俳句は哲学なのだなと思う。無闇に心の深層を探ると精神が病む一歩手前まで行くのは自然なことで、過去の芸術家たちもそうだったとは。五七五の定型がこれを防ぐためのものだとは知らなかった。日本の文化と芸術はひたすらに奥深い。いつか俳句を習ってみたい。

          俳句の説明について軽く見てみた。俳句は哲学なのだなと思う。無闇に心の深層を探ると精神が病む一歩手前まで行くのは自然なことで、過去の芸術家たちもそうだったとは。五七五の定型がこれを防ぐためのものだとは知らなかった。日本の文化と芸術はひたすらに奥深い。いつか俳句を習ってみたい。

          【改題】大切なものはみんな胸の中

          日暮れどき、辺りが夕闇に沈むまでの時間 いつも胸の中にあるものを感じとる 今はもう見えない、聞こえない、触れないもの なくしたのだけど、やっぱりここに有るもの 小さな欠片になった記憶も取りこぼさないよう 胸に手を当て、じっくりその感触を確かめる そして私はまたペダルを漕いでいく 嬉しいこと ここnoteで、自分の内面や本心を探るような記事を書き始めてから驚いていることがある。それは、私のような、過去の経歴や社会的立場に大きな引け目を感じている人間にとって普通起き得ないこと

          【改題】大切なものはみんな胸の中

          色々分類できているようで出来ていないことにも気づく。HSPについて書籍に書かれている内容と世間の解釈に開きがあると感じるのだけど、これは問題ないことなのか、問題なのか? 単に色々なHSPがいるというだけなのか。ただ、それなら本質が曖昧になる気がしてしまう。

          色々分類できているようで出来ていないことにも気づく。HSPについて書籍に書かれている内容と世間の解釈に開きがあると感じるのだけど、これは問題ないことなのか、問題なのか? 単に色々なHSPがいるというだけなのか。ただ、それなら本質が曖昧になる気がしてしまう。

          「思考」という象使いを鍛え上げても「感情」という巨大な象の暴走には敵わないことがある。それが人間であるということ。 感情ほど強いものはない。そして感情がなければ思考は動けず、どこへも行けない。そもそも思考に『意味』を付す力こそが感情なのだから。…といつも思ってしまう。

          「思考」という象使いを鍛え上げても「感情」という巨大な象の暴走には敵わないことがある。それが人間であるということ。 感情ほど強いものはない。そして感情がなければ思考は動けず、どこへも行けない。そもそも思考に『意味』を付す力こそが感情なのだから。…といつも思ってしまう。

          自己紹介:こんにちは。私はマルチポテンシャライトです。

          名前は水那田ねこ(みなだねこ)。 「みなだ」は大好きな沖縄の島唄『島々清しゃ』の「〜熱いみなだの、みなだの、清しゃや〜♪」という一節から取ったので『涙』という意味です。美しいものを見て感動の涙を流してしまう猫です。経歴も肩書きもないただのパート主婦です。 noteクリエイターの方々なら『自分は日頃こういうことに関心を持ちこれこれを熱心に行っている人間だ』ときちんと自分を紹介できる方が多いのではないかと思います。が、私にはそれができません。 なぜなら、好奇心旺盛なHSS型HS

          自己紹介:こんにちは。私はマルチポテンシャライトです。