何もできない何者でもない私を愛してくれる家族
「お金あげるからいつでも帰ってきいや」
「なんも買ってこやんでいいから」
「お小遣い減るやろ」
決して安くはない実家までの旅費。
いつも祖父母が負担してくれる。
「●●ちゃんが帰ってくるって聞いたから」
そう言って食べきれない
ケーキを持ってきてくれる
親戚たち。
私が実家に帰ったところで
私が地元に帰ったところで
私は有名人でもなんでもない。
家が綺麗になるわけでもない。
洗濯を手伝うわけでもない。
料理をするわけでもない。
寧ろゴミを出すし
一人分食費もかかるし
布団の準備も必要だし
こんなご時世。
菌を持って帰っているかもしれない
私。
こんな私に何万もの旅費を出してまで
迎えてくれる人たち。
たくさんの料理を作って
私が好きなパンをたくさん用意して
ちょっと高いバターも用意して
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休職、病み期を再開しましたので新章スタート
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