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WILLFESTIVAL 感想 #1 -働き方-

WILLFESTIVALというイベントが今日から開催されている。

わたしが個人的に好きな会社さんが主催されているイベントで、

社会課題に本気で向き合う企業が様々なイシューへの想い、つくりたい未来を議論するイベント

となっている。(上のnoteより引用)


今日はその中で「教育」と「働き方」に関してのワクワクする講演を聞くことができた。




まず書くのは「働き方」の感想。

(教育は時間に間に合わず半分くらいしか聞けなかったのでアーカイブかな....。)

まず、
YOUTRUSTの岩崎さんってnoteでも有名な方だよね....(?)
就活生という立場の時にこの話を聞けて良かったなぁと思う。


次に、詳細な感想。

主な論点は
日本の労働生産性の低さと働き方改革、リモートワークについて

・人材の流動性が低いが故に起きている問題の多さ
人材の流動性があった方がキャリアを逆算して考えるようになる。明日首を切られるかもしれない、という状態が成長につながっているかもしれない。そういう環境に置かれた方が良い。
・副業で生産性を上げることはできる、既にスキルがある人がやった方が早いことがある。

・環境の変化は確かに起こっているけれど、心の変化がついていけていないのではないか ー 「べき論」(べき、を突き詰めると人を許せなくなる)

・こぼれ落ちていく人たちの雇用は?

・働くために生きているわけではない。頑張って働いている人だけが偉い、というわけでは決してない。生きることが難しくなっては本末転倒。

・美味しいハイボールを飲むために頑張っているのか、頑張ったからハイボールが美味しいと感じるのか。
→働くことは全ての上位概念ではなくなってきている

・普通こうすべき!の「普通」が分からない時代

・Z世代は「働き方が選べる」という環境を求めている、選択権が自分にあるのか

・本当に転職するかどうかではなくて、「いつでも転職できる」覚悟がある。選択できるという感覚が多いほど、幸福度が高い

・全て選べる時代=全て自分で選ばなければいけない時代。
個の時代=自己責任の時代。
若い人の方が「自分で選びたい」人が多い。だから自分のことをオープンにして機会を探していく。

・「ベンチャーは大企業に行った後でも行ける」という時代があった



今回の内容で印象に残った部分は高木さんのツイートに集約されている気がした。


選択できるって自由で幸せなことだけれど、自分で何かを選択しないとどこにも辿り着けない、価値ある人間になれない....っていう恐ろしいほどのプレッシャーと隣り合わせのような気もしている。
実際にやりたいことがなくて困るとか、行動しなければいけないと頭ではわかっているけれど何をしたら良いか分からないとか、心がついていけてない人っていうのは(周りの同世代にも)一定数いるような気がしているんだよね。


衝撃だったのは「ベンチャーは大企業に行った後でも行ける」という発想が(かつては?)あったこと。
この言葉、就活をしていた中で本当に1ミリも聞いたことがないように思うし、「ベンチャーか、大企業か」という議論がされている中でも「どっちに先に入社するか論」って全く聞かない気がするよね。ちょっと不思議だなと思ってしまった。

昔の方がもっと安定、ホワイト、高給で大企業至上主義...という感じだったんだろうなぁ。


そして、

美味しいハイボールを飲むために頑張っているのか、頑張ったからハイボールが美味しいと感じるのか

という問いがすごく考えさせられた。

今までの人生経験上わたしは圧倒的に後者の思考だけれど、就活、つまり仕事選びをしている中では圧倒的に前者のような気がしている。働くことに対するイメージが。。。

現時点でこの問いに答えを出せるだけの何かが私にはないのだけれど。。。

アーカイブ見てから再考しよう。





最後に。
企業は「選ばれる」立場なんだから、強い価値観を打ち出せるようになるべき、というような話があったと思う。
ひしひしと感じるのは
新卒就活=学生が選ばれる感じがする(企業が学生を選ぶ)
転職(中途)=企業が選ばれる感じがする(転職したい人が企業を選ぶ)
という構図ができていることかな。。


まぁ学生にはスキルがない(ポテンシャル採用である)からしょうがない、という言葉で片付けてはいけないような気もしている。
それとも学生が選ばれる感じがするのは、やっぱりまだ「大手至上主義」が残っていることなのかな。

ベンチャー企業で働く方たちの「本当にうちの会社が好き」っていう気持ちが伝わってくるような話し方、すごく好きなんだけどなぁ。

大手かベンチャーかという話は正直好きではないし そういう基準で企業をあまり選んでいないというのもあるけれど、

「普通」がなくて、「〜〜するべき」がなくなっていく中で、
自分が選べる選択肢を最大限多くして、自分の考えとか価値観に基づいて選べる幸せを噛み締めたいよね。だから就活を頑張らざるを得ないように感じている気がする。

私もなんだかんだ「常に自分で選びたい側」なのか、そうならざるを得なかったのか。
なかなかに分からない難問だ。



明日(もしくは明後日)に続く。